昨日は
二子玉川にあるライブハウス KIWA で開催の
宍戸留美さん主催(でいいのかな?)
「『8=∞』(エイト)発売記念パーティー」に
行ってきました。
『8=∞』というのは
クラウドファンディングで資金を集めて
昨年の12月にリリースされた
宍戸留美さんのアルバムCDです。
(sundaliru: SNDL-0006、2017.12.24)
宍戸さんのファースト・アルバム
収録楽曲の作・編曲を担当した
福田裕彦さんと
実に26年ぶりに再会(にして初対面)して
ライブで共演を果たします。
そこらへんの経緯は
以下のページに詳しいです。
https://spice.eplus.jp/articles/100276
そこからさらに
宍戸さんをリスペクトする
さまざまなインディーズ・アイドルとの
ご縁もできて
福田さんが作った楽曲のリブート版を収めた
デビュー27周年アルバムを出そう
ということになったようです。
そこらへんの経緯は
以下のページに詳しいかと。
https://motion-gallery.net/projects/runrun27
実際の作成にあたっては
「地球の危機」を歌う動画を
YouTube に投稿してもらい
オーディションするということも
行なっていたかと思います。
そうやって完成したアルバムは
2枚あるのですけど
その内の1枚のリリース・イベント
という名目で行なわれたのが
今回のライブになります。
以上、いちおう宍戸さんのブログや
ツイッターなどで
追いかけてはいましたけど
経緯について誤認等がありましたら
ご容赦ください。
二子玉川は
実はウチからかなり近くて
30分ほどで行けるのですけど
少し早目に出て場所を確認。
階段を降りて写真を撮っている時
「地球の危機」を歌っている
リハの声が聞こえてきました。
場所を確認したあとは
駅のそばの「すき屋」で食事を済ませて
ライブハウスの近くを散策。
開場の18:30近くに
KIWA に行くと
看板が出ていて
行列ができつつありました。
整理番号はAとBに分かれていて
Aが頭に付く番号の人は
15分前に入場を済ませたみたいですね。
会場に入ってみれば
まるで小さな映画館のようなハコで
5列目から階段状になっていましたが
ステージ全体が見渡すことができる
いちばん後ろに席を確保。
それから開演前物販で
Tシャツとサコッシュをゲット。
サコッシュのイラストは真舘嘉浩さん。
サコッシュの語源はフランスで
自転車のロードレース時に
レーサーに渡すドリンクなどの
補給物資を詰めるために使用された
ショルダー・タイプのバッグだそうです。
(こちら https://mens.tasclap.jp/a2104 を参照)
以後は ZIMA を飲んで
待機すること数十分。
開演は19:00ですが
10分ほど圧して
19:10から始まりました。
セット・リストは以下の通り。
01.サイファイ(ノーメイクス)
02.ハイ! 敬礼!(ノーメイクス)
03.ママ、悩んでるよ(宍戸留美)
04.Digital Boyfriend(minmin)
05.ピンクのラフレシア(姫乃たま)
06.るみちゃんとたまちゃんの危機(宍戸留美&姫乃たま)
07.全人類が愛しい夜(大石理乃)
08.機関車(福田裕彦)*小坂忠のカバー
09.ストロボスコープ(大福)*柳杏奈のカバー
10.コンビニ天国(宍戸留美&大石理乃)
11.Panic in my room(宍戸留美&絵恋、姫乃たま)
12.君はちっともさえないけど(絵恋)
13.恋のロケットパンチ(絵恋)
14.二人は映画みたいにいかないね(宍戸留美&絵恋)
15.ハートにリンス(宍戸留美)
16.地球の危機(宍戸留美&全員)
En.地球の危機(宍戸留美&全員 and more)
カッコ内はメインの歌唱者。
ノーメイクスが退場した後の
最初のMCで宍戸さんが
「歌謡ショー」のように
すごい段取りになっている
と話してましたけど
今回の構成(流れ)は
福田裕彦さんが立てたようです。
オープニング・アクトのノーメイクスは
井口昇監督プロデュースの女性俳優ユニットで
今回登壇したメンバーは
上埜すみれさん、神門実里さん、柳杏奈さんの
3人でした。
歌われているのはいずれも
ノーメイクスの持ち歌ですが
「ハイ! 敬礼!」は
ノーメイクスのテーマソングのように
なっている曲だそうで
「サイファイ」は、主演映画
『ゴーストスクワッド』(2018)のテーマ曲です。
3曲目以下はすべて
アイドル時代の
宍戸さんの持ち歌になります。
小坂忠のカバー「機関車」を除き
全曲、福田裕彦さんの作・編曲。
基本的に
『8=∞』でカバーした方が
当日も歌っていましたけど
宍戸さんとのデュエット曲は
どれも今回のライブが初披露にして
おそらく今回だけの演奏となります。
「ママ、悩んでるよ」は
今回、参加できなかった
小明(あかり)さんの代わりに
宍戸さんがしっとりと歌い上げてました。
「Digital Boyfriend」を歌う
minmin(ミンミン)は、お馴染み
おふたりは
絵恋さんが「恋のロケットパンチ」を歌う際
バック・ダンサーを務めてました。
姫乃たまさんが
「ピンクのラフレシア」を歌った際は
アンチョコ用の iPad(かな?)の
歌詞を追い損ねて
オケとズレてしまい
途中でやり直すというハプニングがあり
「新人アイドルみたいなことをしてしまった」
と焦る一幕もあり。
「るみちゃんの危機」をカバーした
「るみちゃんとたまちゃんの危機」は
歌詞の一部が「たまちゃん」になってるだけ
といえば、それだけなんですけどw
デュエットとはいえ
宍戸さんが生で歌うのはレコ発以来
28年ぶりだそうですから
これほどレアなことはないわけで。
続いて、大石理乃さんが
福田裕彦さんと共に登場し
大石さんは立ってアコギの弾き語り
福田さんはキーボードでサポート
というスタイルでの演奏でした。
セッティング中、
宍戸さんと姫乃さんが
MCでつないでましたけど
その際、姫乃さんがフランスで
骨折したことが話題になり
「おしゃれ骨折」とか言ってました。
「ピンクのラフレシア」での失敗にふれ
今回は気合い入れて
しらふで臨んだそうですが
やっぱりしらふで来たらだめですね
とか言ってました。
そういうキャラなのね。( ̄▽ ̄)
大石さんが歌った
「全人類が愛しい夜」は
リハーサルでは一度も
音が合わなかったそうですけど
本盤ではノーミスだったそうです。
大石さんのパートでは
あえて生で演奏してもらった、と
去年60歳になったという福田さんが
MCで話してました。
そのMCでは
『ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド・
シ・シ・ド・ル・ミ』が
何枚売れたかとか
今回のリブートの経緯などが話したあと
17歳の時に聴いて心に刺さった曲だといって
「機関車」をキーボードの弾き語りで演奏。
ドラムの音もしてましたが
それもキーボードで鳴らしてたのかどうか
分かりませんけど
後奏のエレキギターは
明らかにキーボードによるもので
かなり聴きごたえがありました。
それから
福田さんと大石さんの名前から採った
本日だけのユニット
大福(だいふく)として
福田さんが昔、アイドルに書いたという
「ストロボスコープ」が
福田さんのピアノ・ボーカル
大石さんのギター・コーラスで
演奏されました。
そのあとに宍戸さんが登場し
「コンビニ天国」演奏前に
大石さんと二人でMCとなるのですけど
大石さんは実は
宍戸さんがアイドル時代の楽曲に関わった
アーティストの娘さんなのだそうで
(名前は伏せられてましたけど)
大石さんが子どもの頃
家の中で「プンスカ」が
流れていたそうです。
「コンビニ天国」を演奏後
大石さんはそのままに
それまでの出演者が呼ばれ
さらに絵恋(えれん)さんが初登壇し
「Panic in my room」が歌われました。
宍戸さん、絵恋さんがメインボーカルで
他の面々はバックダンスとコーラス中心。
唯一、姫乃さんが、途中の
「♪ぐちゃぐちゃの部屋の中で」から始まる
ゆっくりしたパートを担当してました。
それにしても
「ゴルフなんて
ゴルフなんてっ
ゴルフなんてえええっ
おやじのスポーツだよっ」を
まさか、今の宍戸さんが
生で叫ぶのを聴けるとは
思いもよりませんでした。
そのあと、絵恋さんが残り
「君はちっともさえないけど」を演奏。
その際、福田さんのリクエストで
イントロ部のみ、ピアニカを吹き
福田さんはグランド・ピアノでサポート。
今回ピアニカをリクエストしたのは
以前、絵恋さんの
「絵恋ちゃんと楽器」という
バンド編成のライブに行った時に
吹いていたのを観たからだそうです。
「絵恋ちゃんと楽器」という編成は
何だろうなと思ってたら
楽器の演奏者を
「楽器」と読んでいたことを知り
すごいセンスだと思った
と福田さんが言ってましたが
その後、福田さんも「楽器」と呼ばれ
会場から笑いが起こってました。
「恋のロケットパンチ」では
minmin のおふたりが
バックダンスを務めたのは
前にも書いた通りですが
自分が楽器なら minmin の二人は何?
と質問されて「女たち」かな
とかいうやりとりがありました。
それから宍戸さんが登壇し
その際のMCで
「君はちっともさえないけど」の演奏後
「福田さん、ピアノ上手いですね」
と絵恋さんが言って
福田さんが照れくさくも
嬉しそうだったのにふれ
「おやじころがし」と言えば
絵恋さん、「それが仕事ですから」と
しれっと応じてました。
そのあと
これまた28年ぶりに生で歌うといっていた
「二人は映画みたいにいかないね」では
福田さんがグランド・ピアノで
「壮大な」(by 宍戸)イントロを披露。
あのピアノは、まさに絶品!
音源を作ってほしいほどでした。
絵恋さんが舞台から下がったあと
宍戸さんが残って
「ハートにリンス」を歌い終えた後
「次で最後の曲になりました」と言うと
会場からお約束の「えー」という声が起こり
「すごい、みんな、昭和じゃん」
と宍戸さんが言う一幕があってから
出演者全員が呼ばれました。
最後の「地球の危機」では
ワン・コーラス目は
宍戸さんがメイン・ボーカルをとり
ツー・コーラス目からは
他のみなさんが順番に
フレーズごとに歌ってました。
演奏後の拍手は
すぐにアンコールになり
再び宍戸さんが登壇。
スタッフが何本ものマイクを
セッティングしている間
辻香織さんとのクラウドファンディングのこと
『8=∞』の配信が決定したこと
6月9日の昼に風知空知でライブがあること
などなど、いくつか告知がありました。
それから出演者全員が呼ばれ
さらには『8=∞』と同時発売のアルバムで
「地球の危機」を6バージョン収録した
『DO THE HUBBLE!』(2017)に参加の
以下の面々が呼ばれて登壇。
神威希詩(かむい・きら)
海苔野りの(のりの・りの)
おはぎ(くの一おはぎ一座)
根岸リホ
以上は呼ばれて登壇した順です。
『DO THE HUBBLE!』時から
改名された方もいますが
同CDのジャケを見れば
だいたい分かるかと思いますので
ここでは今回の名義にしておきました。
みなさん
「地球の危機」オーディションのため
動画を送られた方々でもあります(たぶん)。
KIWA の入口階段下にあったのは
そのオーディション参加者一同からの
お花なのでした。
こちら↓が、その『DO THE HUBBLE!』。
(sundaliru: SNDL-0007、2017.12.24)
ちなみにジャケットのイラストは
リリー・フランキーさんで
上を向いて歌を唄っておくといいよ
というメッセージがこめられてるのだとか。
アンコール曲の前に
客席をバックに記念撮影があり
それから
ピアノで参加した福田さんも加え
総勢18名による
「地球の危機」が演奏されました。
全員でフレーズを分けて歌ってましたが
「1999年云々」という途中のセリフ部分は
イヴにゃんローランさんの担当。
すべての演目が終了したのは
21:10ごろでしたが
まさに、あっという間の2時間でした。
終了後
宍戸さんも含め
各アーティストによる物販がありましたが
ホールが狭いため大混雑だったので
客席で待っていたら
宍戸さんの物販が終わってしまい
ご挨拶するの機会を
逃してしまった迂闊者です。
空いた頃を見計らって外に出ると
藤沢純さんがチラシを配ってました。
洒落た言葉をかける余裕もなく
そそくさと帰途についた
不器用者は自分です。┐(´∀`)┌ヤレヤレ
以上、乱文長文深謝。
最後になりましたが
宍戸さん、福田さん
出演者のみなさん
スタッフのみなさん
お疲れさまでした。
●訂正(翌日10:50頃の)
サコッシュのイラストを
リリー・フランキーさんと書きましたが
真舘嘉浩さんによるものだと
ご指摘を受けましたので
訂正しました。
その訂正に合わせて
CDのジャケット写真を追加し
『DO THE HUBBLE!』の
リリーさんに関しての記述は
そちらに移動しました。
あと、絵恋さんの名前の読み方を追加。
また、イベント・タイトルは
KIWA の看板に拠ったのですが
ツイッターの宍戸さんのリツイートの感じだと
「キター!!」の部分
本来は入ってなかったようです。
あとでチケットを見直すと
確かに入っていないので
これは取ることにしました。
その他、ささやかながら
リンクも新しく張ってあります。
以上、もろもろ
採点の〆切があったため
対応が遅くなったことを
お詫びしておきます。m(_ _ )m
●修正(2018.6.10)
本文の方のイベント・タイトルから
「キター!!」が取れていなかったので
取っておきました。(;´▽`A``