朝日ソノラマ『悟空の大冒険②』表紙

(朝日新聞社・朝日ソノラマ、1966.3.27)

 

前回取り上げた

『いつになれば』と同じ日に

池袋のディスクユニオンで購入。

 

それ以前に寄った際に

見つけていながら

スルーしてしまったのですが

まだ売れてなかったようで

これ幸いと購入した次第です。(^^ゞ

 

 

実は、このソノシート

自分が子どもの頃に

よく聴いていた1枚なのです。

 

「竜子のうた」や

「悟空がやってくる」といった歌は

もちろん、よく覚えていますし

シート・ドラマ

「カンカラ国のばけもの退治」も

細かいところまで

ハッキリと聴き覚えがあります。

 

 

テレビの方のエンディングである

「悟空がすきすき」を

収録していないのが

難といえば難でして。

 

テレビでは流れない(と思う)

珍しい歌の方を覚えているのは

ソノシートで聴いていたからだという

昔の子どもにはよくある話。

 

 

ドラマの声優は

テレビとまったく同じ配役だと

思いますけど

三蔵法師が野沢那智で

沙悟浄が愛川欽也だとは

認識しておりませんでした。

 

竜子は、二代目・峰不二子こと

増山江威子だったんですねえ。

 

 

歌やドラマの内容は

よく覚えているのでしたが

ジャケットなどは

まったく記憶にありません。

 

子ども向けの商品

ということでもあり

実家に残っていたとしても

原形をとどめては

いないのではないかと思います。

 

それどころか

影も形もないんじゃないかなあ。

 

どういうきっかけで

買ってもらったのかについても

まったく記憶にない体たらく。

 

それやこれやで

たいへんたいへん懐かしくって

購入したのでした。

 

 

ソノシートは表紙の裏

本体の1ページ目に

以下のように収められています。

 

朝日ソノラマ『悟空の大冒険②』ソノシート収納部(その1)

 

右袖を開いて取り出す仕組み。

 

朝日ソノラマ『悟空の大冒険②』ソノシート収納部(その2)

 

とはいえ

ただ載っかってるだけなので

本のように立てておいたら

下に抜け落ちそうなんですけど

そういうもんなんでしょうか。

 

 

最終ページに

収録曲の譜面が

載っていますけど

 

朝日ソノラマ『悟空の大冒険②』奥付ページ

 

それよりも

その真上にでかでかと

『COM(こむ)』の広告を

載せていることに

びっくりでした。

 

主要な視聴者である

当時のチビッコには

高級すぎるんではないかなあ。

 

もちろん

小学校に入る前の

幼児だった自分が

そのすごさを

知っているはずもなく。

 

 

ソノシートは

書籍に準ずる扱いなのか

最終ページに

奥付があります。

 

『悟空の大冒険②』

というタイトルは

その奥付に拠っています。

 

これが第2集だということなんて

今回、初めて知りました。

 

ジャケットだと

第2集だと分からないのは

第1集のように思わせて

買わせようという

販売戦略なのかも。( ̄▽ ̄)

 

 

下が裏表紙です。

 

朝日ソノラマ『悟空の大冒険②』裏表紙

 

表紙に M81 とあり

裏表紙に F7-8 とあるのは

いわゆる販売番号でしょうか。

 

なんでふたつもあるんでしょうね。

 

 

ちなみに

針を落してみたところ

両面とも同じ箇所で

針が飛んでしまい

同じ歌詞を何度も何度も

繰り返してしまいます(とほほ)

 

奥付の横に

「ハリがとぶときは、

 プレーヤーのかたむき、

 ハリがすりへっている、

 アームのうごきがかたい、

 などにご注意ください」

と書いてありますから

ターンテーブルの状態にも

拠るのだろうと

慰めておりますけれど。(´・ω・`)

 

 

ペタしてね

 

 

●修正(翌日1:20頃の)

 

小学生のころに聴いた

と思ってたんですが

発行年月日から考えて

明らかに学校に入る前なので

『COM』に関する記述の部分を

ちょっと修正しました。

 

自分は幼稚園ではなく

保育園に行っていたのですけど

いずれにせよ

『COM』のすごさが

分かるはずもないわけでしてねσ(^_^;)