『ピンポンパン体操/ピンポンパンのうた』

(日本コロムビア SCS-149、1971.12)

 

『裏町エレジー』と一緒に

昨日、池袋のディスクユニオンで

見つけたものです。

 

子ども向けバラエティ番組

『ママとあそぼう! ピンポンパン』の

番組オープニング曲と

番組最後の体操コーナーの曲を

カップリングした鉄板の1枚。

 

ジャケットの

番組ロゴでも分かる通り

当初は「!」が

付いてなかったようなので

今回のブログ・タイトルは

そちらに合わせました。

 

 

Wikipedia によりますと

『ママとあそうぼう! ピンポンパン』は

1966年10月3日から

1982年3月31日まで

フジテレビで放送されたようです。

 

てっきり

日曜の朝の放送だというふうに

思っていましたが

何と当初は

平日朝の放送だったようで

さすがにそれだと

観られなかったのではないか

と思いますねえ。

 

 

自分の田舎での放送は

1969年4月からのようなので

もう小学校に通っていた頃でもあり

平日に観られるわけがない。

 

ちなみにこの1969年4月から

土曜日の放送も始まったようですが

当時は土曜日も

学校がありましたので

土曜日に観たとは思えない。

 

となると

夏休みなどの長期休暇時に

観ていたとしか

考えられません。

 

 

1969年当時

ナビゲーターの

お姉さんを務めていたのは

渡辺直子ですけど

この方については残念ながら

まったく記憶にありません。

 

自分にとって

どストライクで印象に残っている

ピンポンパンのお姉さんは

2代目の石毛恭子です。

 

3代目の酒井ゆきえも

記憶にありますし

Wikipedia によれば

歴代のお姉さんの中で

首位を争うほどの人気だそうですが

やっぱり自分的は

石毛お姉さんがお気に入り。

 

 

その石毛恭子が

ジャケ表紙に写っている

今回の『ピンポンパン体操』は

作詞は阿久悠、作曲は小林亜星で

第14回日本レコード大賞童謡賞を

受賞しているらしい。

 

B面は

石毛恭子が歌う

番組のテーマソング

「ピンポンパンのうた」で

作詞は山元護久、作曲は渡辺岳夫。

 

こちらの曲は

第2ヴァージョンもあるようです。

 

レコードに針を落して

ああ、あったあったと

懐かしく思い出されましたが

第2ヴァージョンとの違いとかは

よく分かりません。(^^ゞ

 

 

なお

イチオシのお姉さんといえば

石毛恭子ですけど

主題歌については

酒井ゆきえが歌うヴァージョンの

出だしの方が

記憶に残っています。

 

人間の記憶って不思議ですね。

 

 

45回転のシングル盤なのに

センターホールが

コンパクト盤や

LP盤並みに小さいのは

「ピンポンパン体操」の

尺が長いからではないかと思われます。

 

もっとも

こういうタイプのシングル盤は

普通にあったようでもありますけど。

 

 

ジャケットは2折れ仕様で

歌詞の部分に

前の持主の書き込みがあるのは

ご愛嬌。

 

いわゆる

汚レコードというヤツですな。

 

『ピンポンパン体操/ピンポンパンのうた』歌詞カード

 

ジャケット内側に載っている

石毛恭子や

2代目体操のお兄さん金森勢の

プロフィール紹介では

生年月日から家族構成、

現住所まで紹介されているあたり

時代を感じさせますね。

 

 

4ページ目は白です。

 

『ピンポンパン体操/ピンポンパンのうた』歌詞カード裏

 

表紙の写真では

金森勢の陰になってしまっている

カッパの着ぐるみキャラクター

カータンの写真でも

載せれば良かったのに。

 

 

ちなみに

体操のお兄さん金森勢は

斉藤こず恵主演の

『それ行け! カッチン』(1975〜76)

というファミリードラマで

妖精のボビンを演じてました。

 

真野響子演じるキャラクターが

魔法の壺の口に向かって

「ボビン」と呼びかけると

金森勢が、煙とともに

飛び出してくるというシーンは

よく覚えています。

 

ああ、ピンポンパンの

体操のお兄さんだと

当時、思っていたものでした。

 

 

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