
(仏 Culture Factory: 781 993、2013.1.22)
1971年5月に行われた
日本でのライブを収録した2枚組み邦盤アルバム
『シルヴィ・バルタン・オン・ステージ』(1971)の
紙ジャケ仕様の復刻盤です。
全集もののバラ売り盤で
日本流通仕様盤も出ていますけど
Amazon だと非常な高額になっているので
フランス盤で購入しました。
基本的に
日本流通仕様盤があれば
そちらを買う人間なのですが
にもかかわらず
あえて購入したのは
本盤のボーナストラックとして
シルヴィ・バルタンが日本語で歌った曲が
すべて収録されているからです。
日本でリリースしたシングル盤
『恋人時代』(1971)のA面とB面
(恋人時代/女の時間)はもちろん、
日本オリジナル企画のアルバム
『恋人時代』(1971)に収められた
「わたしのすべて」(1970)の日本語版、
収録盤不詳の
「想い出のマリッツァ」(1968)の日本語版、
そして、これらに加えて、なんと
前回、画像を貼り付けたレナウンのCM曲
「ワンサカ娘」(1965)も収録されています。
Amazon のレビューで
書いている人もいましたけど
フランス人が日本語で歌った曲を聴いて
どこが面白いのか、分かるのか、と
呆れてしまいますが
全集を作るときは
完璧なものを目指すという
お国柄がよく出ており
さすがだなあと思うと同時に
ちょっと愉快な気分になれます。
さすがに
日本語の歌詞カードまでは
付いてませんが
なに、日本語ですからね
いいんです。
フランス・ギャルに比べると
格段に流暢な日本語の歌を
聴くことができるだけで
充分だと思った次第です。