
(日本コロムビア SAS-513、1965.6)
先に紹介した
高石かつ枝・藤原良の盤を見つけたとき
一緒に見つけたんですが
おお、ジャケ違いか
しょうがねえなあ
とか思いながらも嬉々として購入し
家に帰ってよく見ると
青山和子盤だったというオチ(苦笑)
フジテレビの
「ライオン奥様劇場」枠で
1965年7月から8月にかけて放送された
松竹テレビ映画『愛染かつら』の
主題歌と挿入歌です。
青山和子盤だったというオチ(苦笑)
フジテレビの
「ライオン奥様劇場」枠で
1965年7月から8月にかけて放送された
松竹テレビ映画『愛染かつら』の
主題歌と挿入歌です。
テレビ映画とは
今でいうテレビドラマのこと。
主演は
長内美那子と吉田輝雄で
ジャケットの写真は
その2人でしょう。
てか、吉田輝雄って
テレビの方でも演じたのか。( ̄▽ ̄)
吉田輝雄は
例のカルト映画
長内美那子と吉田輝雄で
ジャケットの写真は
その2人でしょう。
てか、吉田輝雄って
テレビの方でも演じたのか。( ̄▽ ̄)
吉田輝雄は
例のカルト映画
『江戸川乱歩全集/恐怖奇形人間』(1969)で
知っているだけに
びっくり。
長内美那子(おさない みなこ)は
『ウルトラマンティガ』(1996〜97)に
出ていたそうで
それにもびっくりですが
奈央ちゃんの出演した映画
『ペコロスの母に会いに行く』(2013)にも
出ていたみたいで
さらにびっくりでした。
それはともかく
神戸一郎と青山和子は
日活映画『青い山脈』(1963)の際も
主題歌を吹き込んでいます。
青山和子はこの時
原作者・石坂洋次郎の意向もあって
劇中の主人公の名前に
改名したのでした。
神戸一郎(かんべ いちろう)は
1957(昭和32)年に
知っているだけに
びっくり。
長内美那子(おさない みなこ)は
『ウルトラマンティガ』(1996〜97)に
出ていたそうで
それにもびっくりですが
奈央ちゃんの出演した映画
『ペコロスの母に会いに行く』(2013)にも
出ていたみたいで
さらにびっくりでした。
それはともかく
神戸一郎と青山和子は
日活映画『青い山脈』(1963)の際も
主題歌を吹き込んでいます。
青山和子はこの時
原作者・石坂洋次郎の意向もあって
劇中の主人公の名前に
改名したのでした。
神戸一郎(かんべ いちろう)は
1957(昭和32)年に
「十代の恋よさようなら」で歌手デビュー。
翌年の「銀座九丁目水の上」がヒットし
映画にも何本か出演して
和製ポップスを歌う
青春スターとして人気を博したそうです。
青山和子の方は
神戸一郎より遅れること3年の
1960年に本名でデビューした後
「青い山脈」で改名して再デビューし
1964年に
「愛と死をみつめて」で
第6回レコード大賞を受賞します。
映画にも何本か出演して
和製ポップスを歌う
青春スターとして人気を博したそうです。
青山和子の方は
神戸一郎より遅れること3年の
1960年に本名でデビューした後
「青い山脈」で改名して再デビューし
1964年に
「愛と死をみつめて」で
第6回レコード大賞を受賞します。
というわけで
ジャケット上の名前の順序が
神戸一郎が先になっているのは
神戸が先輩にあたるからでしょう。
高石かつ枝のデビュー盤
「旅の夜風」だと
藤原良の名前は高石のあとでした。
ということは
高石の方が格上
という扱いだったことに
なるわけでしょうが
そういう扱いから考えると
藤原もまたそれがデビュー盤だった
という推測もできそうですけど
どうなんでしょうかね。
閑話休題。
神戸&青山の「旅の夜風」は
ジャケット上の名前の順序が
神戸一郎が先になっているのは
神戸が先輩にあたるからでしょう。
高石かつ枝のデビュー盤
「旅の夜風」だと
藤原良の名前は高石のあとでした。
ということは
高石の方が格上
という扱いだったことに
なるわけでしょうが
そういう扱いから考えると
藤原もまたそれがデビュー盤だった
という推測もできそうですけど
どうなんでしょうかね。
閑話休題。
神戸&青山の「旅の夜風」は
ステレオということもあってか
高石盤に比べると
音質が格段に良くなった気がします。
また、「青い山脈」で一度
高石盤に比べると
音質が格段に良くなった気がします。
また、「青い山脈」で一度
組んで唱ったことがあるためか
歌唱も堂々としていて
これがあの
「愛と死をみつめて」を
歌った人かと思うくらい
伸びやかで華やかな感じがしますね。
それに神戸一郎の歌唱は
声に艶[つや]があるというか
歌唱も堂々としていて
これがあの
「愛と死をみつめて」を
歌った人かと思うくらい
伸びやかで華やかな感じがしますね。
それに神戸一郎の歌唱は
声に艶[つや]があるというか
色気が感じられて
まさに美男美女の共唱
という印象を受けました。
B面の「悲しき子守唄」は
浜 百合子による独唱。
まさに美男美女の共唱
という印象を受けました。
B面の「悲しき子守唄」は
浜 百合子による独唱。
浜百合子は
ソロで何枚か
レコードを出しているようですが
Wikipedia にも項目がないし
手許に資料もなく
残念ながら不詳です。
本曲については
丁寧に歌われていて
ソロで何枚か
レコードを出しているようですが
Wikipedia にも項目がないし
手許に資料もなく
残念ながら不詳です。
本曲については
丁寧に歌われていて
好感は持てますが
これだけでは良いか悪いか分からない
というのが正直なところ。
青山和子は演歌歌手として
これだけでは良いか悪いか分からない
というのが正直なところ。
青山和子は演歌歌手として
今でも現役ということもあってか
本曲もベスト盤CDに収録されており
簡単に聴くことができます。
もちろん
神戸一郎のベスト盤の方にも
入っていたりします。
浜百合子のカバーについては
本曲もベスト盤CDに収録されており
簡単に聴くことができます。
もちろん
神戸一郎のベスト盤の方にも
入っていたりします。
浜百合子のカバーについては
残念ながら
CD化されてないと思いますが……。
というわけで
主題歌については
さほど珍しいレコードというわけでも
ありませんけど
主演のスチールが
ジャケットを飾っている以上
『愛染かつら』ファンなら
気になるところかもしれませんね。
もっとも熱心なファンなら
すでにお持ちかもしれませんけど。(^_^)
CD化されてないと思いますが……。
というわけで
主題歌については
さほど珍しいレコードというわけでも
ありませんけど
主演のスチールが
ジャケットを飾っている以上
『愛染かつら』ファンなら
気になるところかもしれませんね。
もっとも熱心なファンなら
すでにお持ちかもしれませんけど。(^_^)