先日、珍しく久しぶりに
新宿のタワーレコードへ
行ってきました。
お目当てのCDがあり
それは手に入ったんですけど
ついでに
シュテファン・フッソングの
アコーディオン版ゴルトベルク変奏曲が
もしかして、ないかなあと思って
バッハの棚を見ていたら
目に留まったのが、こちら。
(Skarbo: DSK-4147、2014)
タワーレコードの
オンラインショップに拠れば
発売は2015年7月8日。
ジャン・ジョフロイと
アンサンブル・タクトゥスによって
1台のヴィブラフォンと
5台のマリンバで演奏された
ゴルトベルク変奏曲です。
……というのは
帰ってから分かったことですが (^^ゞ
ジャケ裏を見ると
なんか凄そうだし
面白そうだったので
これは買うべきだろう
聴いてみたい、と思った次第。
ジョフロワと表記されることもある
ジャン・ジョフロイ Jean Geoffroy は
フランスのマリンバ奏者で
バッハの無伴奏チェロ組曲の
マリンバ編曲版をリリースしたことも
あるそうです。
(それもちょっと聴いてみたいですね)
アンサンブル・タクトゥスは
ジョフロイの教え子で形成された
打楽器アンサンブル。
Ensemble TaCTuS
と表記するようですが
大文字と小文字を混ぜている意図は
よく分かりません。
マリンバは木琴で
ヴィブラフォンは鉄琴
と考えれば
イメージが湧くでしょうか。
ヴィブラフォンは
アニメ『ルパン三世』の
オープニング・テーマで使われて
個人的には印象に残っていますけど
それはともかく。
ゴルトベルク変奏曲の編曲版は
フッソング盤以外にもある
アコーディオン版を始め
弦楽三重奏版とか
ピアノ連弾版とか
ギター版(ソロ版と2挺版)とか
たくさんありますけど
マリンバ版というのはすごい。
それも6人でのアンサンブル。
しかも多重録音ではなく
6人による同時演奏です。
学校の授業で
木琴を弾いた経験を思い出せば
そのすごさが
想像できるのではないか、と。
音は軟らかくて耳に優しいです。
ヴィブラフォンのヴィブラートを
利かせすぎるアレンジの変奏があって
それにはちょっと
違和感がありました。
でも、これはおすすめできる1枚。
キングインターナショナルのサイトで
紹介されていますけど
国内流通盤があるのかどうかは
分かりません。
自分が見つけたのは
直輸入盤ですけど
なぜかCDのシリアル番号が
本体のプラスチック・ケースや
ライナーではなく
外装のシュリンクの方に
シールで張ってありました。
これじゃ
シュリンクは捨てられないなあ
と思っていたんですが
よくよく確認してみると
ディスクのレーベル面に
しっかり刷られてありました。
相変わらずの粗忽ぶりですが
ま、ネタになったということで。( ̄▽ ̄)