正月七日は七草がゆ
ということで
食べてみました。
とはいっても
お粥を作るのは難しいので
(作った経験がないです)
生協のカタログに載っていた
レトルトのもので済ませた次第。(^^ゞ
こちらは
新潟県にある
ヒカリ食品の商品です。
中にはレトルトのお粥と
フリーズドライされた春の七草。
温めたお粥に
七草を入れ
3分後にできあがり
と書いてありましたが
入れて、まぜてから3分
ということだったんでしょうか。
乗っけて3分待ってしまった。f^_^;
まぜるとそれなりだったから
まあ、良かった。
塩気が少し欲しいところでしたけど。
外装の裏には
「せり・なずな・ごぎょう・
はこべ・ほとけのざ・すずな・すずしろ、
これぞ七草と歌にも詠まれている」
と書かれています。
この由来説明文を書いた人
誰だか知りませんが
言葉のセンスがまるでダメですね。
歌をふまえるのであれば
五・七・五に合わせて
列記してほしかった。
気持ち悪いので調べてみたら
せりなずな
ごぎょうはこべら
ほとけのざ
すずなすずしろ
これぞ七草(ななくさ)
というのが正しい順序のようです。
すべて漢字で書くと
芹、薺
御形(五形)、蘩蔞
仏の座
菘、蘿蔔(清白)
となります。
「せり」は
おひたしにして、よく食べました。
(自分とこでは「おしたし」と
言ってた気がしますけど)
「なずな」は
「ぺんぺん草」という
別名を持っているそうで
そういわれるとイメージが変わるなあ。
「ごぎょう」は「母子草」の異名で
「おぎょう」が正しいともされるようです。
「はこべら」は
ナデシコ科ハコベ属の総称だそうですが
ということは、あえて字を当てると
「はこべ等」なのかしらん。
「ほとけのざ」は
「小鬼田平子(こおにたびらこ)」の
異名だそうですけど
「小鬼」が異名で「仏」となるのが
ちょっと不思議。
「すずな」は蕪(かぶ)の
「すずしろ」は大根の
それぞれ異名なのだとか。
異名を使ってまでして
語調をととのえているのですから
由来の説明文でも
気を遣ってほしかったですね。
もっとも
本来なら朝、食べるものを
夕方食べている自分に
いわれたくはないでしょうけれども。( ̄▽ ̄)





