昨年、12月24日の記事で
朗読一座 まほろばVOICE
第5回公演後に移動した
神保町の中古ディスク屋で
「嬉しい収穫があった」と
書きました。
それが今回紹介する
『西田ひかる 25th Anniversary DVD
〜あれもこれも PV Collection〜』です。
(マナセプロダクション発売、ポニーキャニオン販売 PCBE-54090、2013.7.17)
この記事を書く前に
ちょっと自分のブログを検索してみて
愕然としたというか
驚いたのは
西田ひかるについての記事が
ひとつもない!
それでは
ちょっと語っておかないと
なぜ今回のDVDが「嬉しい収穫」なのか
分からないと思いますので
以下、前説。
実をいえば自分
西田ひかるのファンでした。
別にファンクラブに入ったりとかは
していなかったのですが
山瀬まみの後任として
1989年から1992年の最終回まで
(だと覚えているわけではなく
そう Wikipedia に書いてあるw)
『テレビ探偵団』の
アシスタントを務めたのを観て以来
お気に入りになったのでした。
そして
『VERY BEST OF HIKARU
〜Theme Song, CF Song Collection〜』
(ポニーキャニオン PCCA-00698、1994.12.7)
というベスト盤を買って以来
そこに載っていたディスコグラフィを基に
地道にシングルCDやCDアルバムを
集めたりしていたのです。
中古で、ですけど。( ̄▽ ̄)
(当時は、懐具合を始め
いろいろと余裕がなかったもんです【 ´(ェ)`】)
映画『山田ババアに花束を』(1990)まで
観にいってたりする一方で
『デパート! 夏物語』(1991)
などの一連のテレビドラマも
『西田ひかるの痛快人間伝』(1991−93)
などの一連のバラエティも
観てなかったり。
当時は(今でも)
テレビは、ほとんど
観てなかったですからね。
そんな
ゆる〜い感じのファンだったせいか
CDはある程度、集められても
映像作品は
ビデオ『P-CAN ISLAND』
(ポニーキャニオン V48M-1741、1988.10.5)
ぐらいしか入手できず
ああ ホント やんなっちゃう
な感じのまま
時は流れ……。
そんな折も折
先日、神保町のタクトで
今回、取り上げるDVDの
未開封新品を見つけたわけでして
これはほんとに嬉しかった。
まあ、未開封の新品だったので
定価での販売となっており
(出たのが消費税5%の時代ですから
定価よりも高くなってるわけだし)
一瞬、買おうかどうか迷った
というあたりが
ゆる〜いファンの面目躍如
という感じですね。
そして買っておきながら
すぐに観ないあたりがまた……
で、年明けにようやく観た次第です。
本編98分で
副音声に
本人と事務所の社長との
オーディオコメンタリーが入っていて
それも同じく98分。
全部観終わるのに
総計196分、
3時間近くかかってしまい
これには参りましたが
面白かったし楽しめました。
デビュー曲
「フィフティーン」(1988)から始まって
「空色」(2000)までのPVと
PVが制作されなかった(らしい)
「プンプンプン」(1990)ほか4作品と
「人生変えちゃう夏かもね」(1995)の
ライブでの映像が収録されています。
PVでは最初に
作詞・作曲・編曲者の名前が
テロップされるんですけど
松本隆・筒見京平コンビの楽曲があり
昨年、昭和アイドル歌謡にハマって
関連本などで
さんざん言及されている
ゴールデン・コンビなだけに
ちょとびっくり。
CDなどで聴いている当時は
昭和歌謡に詳しくなかったので
全然気にしてませんでした。
きたやまおさむが写りこんだり
出演したりしている映像や
久保田利伸が
写りこんだりしている映像も
それぞれのファンには貴重なのかも。
あと、1曲だけですけど
久石譲が参加しているのにも
びっくり。
このころ(1998年)は
自然と聴かなくなってたからなあ。
実質的には最後のシングルにあたる
「空色」(西田ひかる作詞)は
ライブハウスで
しっとり歌い上げている映像が
使われていて
これはなかなかいいですね。
元気だらけの
「フィフティーン」の頃とは
大違いですが
その違いに
感慨深いものを覚えさせられます。
ライブ映像も面白く
「心だけそばにいる」(1991)は
ワンコーラス分だけ
弾き語りしたり
「Burning Tonight」(1993)では
客席の通路に降り立ったり
その他、早変わりがあったりと
なかなか楽しいライブ風景でした。
昔も今も
ピアノの弾き語りには
胸撃ち抜かれる自分だったりします。
1988年から2000年にかけて
特にその前半といえば
いわゆる
アイドル冬の時代にあたります。
当時、自分は
いわゆるドルヲタではなく
ライブに行くとか
ファン・クラブに入るとか
考えもしませんでした。
まわりに
いわゆるドルヲタがいたわけでもなく
アイドル系の雑誌を
買っていたわけでもないので
よく分からないのですが
西田ひかるは当時
どんな位置づけだったんでしょう。
アイドル関連のガイド本などでも
熱心に語られる対象ではないようで
当時と今の評価が今ひとつ分からない
と、今頃になって思ったりしてます。
もっとも
現在は本人ブログなどで
その動向は分かるわけですが
今の今までそんなことに
気づきもしなかった。
それに
買った時は気づきませんでしたが
本商品は現在
Amzon で簡単に買えます。
(ああ ホント やんなっちゃう【´・ω・`】)
まあ、そこらへんが
ゆる〜いファンである自分の限界であり
圏外たるゆえんかも知れない
ということで。┐(´∀`)┌ヤレヤレ