昨3日(月)25:05から
TOKYO MX「あにめのめ」枠で
放映されたアニメ
『TRICKSTER(トリックスター)
—江戸川乱歩「少年探偵団」より—』
第1話「D坂蜃気楼」
ライブで観ました。
203X年の東京を舞台に
明智小五郎と少年探偵団が
怪人二十面相の起こす事件を
解決する顛末を描いたシリーズです。
第1話では
渋谷で警備ロボットが暴走する
という事件と並行して
少年探偵団の団員・花崎健介と
謎の少年・小林芳雄の出会いが
描かれました。
小林芳雄は
公式ホームページによると
「一定距離に近づいた者を
無差別に攻撃する
『謎のもや』に取りつかれ、
死ねない」という設定だそうで。
「謎のもや」って何だ?!
とか思いつつも
まあ未来世界が舞台ですし
アニメということもあって
するっと受け容れてしまいました。(^^ゞ
以前、放送していた
『乱歩奇譚』もそうですけど
現代のリメイク作品において
小林少年というのは
どうも、人外の者というか
現実との接点を喪失している存在
というふうに描かれることが
多いようですね。
今回の作品だと
傷の痛みを感じることが
現実との接点となり
少年探偵団に加わるきっかけとなる
という描写があって
そういう描写は
興味を持った対象だけ見えるという
『乱歩奇譚』の小林少年を
連想させますし。
死にたいのに死ねずに
放浪している(らしい)小林少年は
さまよえるオランダ人だけでなく
原作に出てくる
チンピラ別働隊のテイストが
入っているのかも
とか思ったり。
花崎健介というのは
乱歩の原作には
出てこなかったかと思いますけど
明智探偵の姪・花崎マユミから
名前をもらったのかしらん。
井上くんと野呂ちゃんは
少年探偵団員として
わりと知られている方ですが
アニメだと
名前も性格も年齢も
原作とは異なってました。
特に野呂ちゃんの変わりようが凄い。
少女キャラにしか見えませんでした(笑)
あと、中村警部は女性に変えられて
警視庁公安総務課刑事という設定。
中村刑事の声をあてているのは
エンディングを歌っている
田所あずさで
そのCM映像での
タキシードっぽい衣装に
ちょっと萌えちゃいました。(^^ゞ
ちなみに
オープニングを歌うのは GACKT で
劇中でも
二十面相の声をあてているようです。
舞台が未来世界ということもあって
電脳空間っぽい設定も盛り込まれており
少年探偵団員が装備するアイテムも
アニメらしい科学性に彩られていますし
警備用ロボットのデザインなんか
いかにもアニメに出てきそうなデザインですが
こういったところは
乱歩の原作のテイストを
意外とうまくアレンジしているように
思いました。
というわけで
それほど拒否感はなく
第2話以降も観ていこうか
と思った次第です。

TOKYO MX「あにめのめ」枠で
放映されたアニメ
『TRICKSTER(トリックスター)
—江戸川乱歩「少年探偵団」より—』
第1話「D坂蜃気楼」
ライブで観ました。
203X年の東京を舞台に
明智小五郎と少年探偵団が
怪人二十面相の起こす事件を
解決する顛末を描いたシリーズです。
第1話では
渋谷で警備ロボットが暴走する
という事件と並行して
少年探偵団の団員・花崎健介と
謎の少年・小林芳雄の出会いが
描かれました。
小林芳雄は
公式ホームページによると
「一定距離に近づいた者を
無差別に攻撃する
『謎のもや』に取りつかれ、
死ねない」という設定だそうで。
「謎のもや」って何だ?!
とか思いつつも
まあ未来世界が舞台ですし
アニメということもあって
するっと受け容れてしまいました。(^^ゞ
以前、放送していた
『乱歩奇譚』もそうですけど
現代のリメイク作品において
小林少年というのは
どうも、人外の者というか
現実との接点を喪失している存在
というふうに描かれることが
多いようですね。
今回の作品だと
傷の痛みを感じることが
現実との接点となり
少年探偵団に加わるきっかけとなる
という描写があって
そういう描写は
興味を持った対象だけ見えるという
『乱歩奇譚』の小林少年を
連想させますし。
死にたいのに死ねずに
放浪している(らしい)小林少年は
さまよえるオランダ人だけでなく
原作に出てくる
チンピラ別働隊のテイストが
入っているのかも
とか思ったり。
花崎健介というのは
乱歩の原作には
出てこなかったかと思いますけど
明智探偵の姪・花崎マユミから
名前をもらったのかしらん。
井上くんと野呂ちゃんは
少年探偵団員として
わりと知られている方ですが
アニメだと
名前も性格も年齢も
原作とは異なってました。
特に野呂ちゃんの変わりようが凄い。
少女キャラにしか見えませんでした(笑)
あと、中村警部は女性に変えられて
警視庁公安総務課刑事という設定。
中村刑事の声をあてているのは
エンディングを歌っている
田所あずさで
そのCM映像での
タキシードっぽい衣装に
ちょっと萌えちゃいました。(^^ゞ
ちなみに
オープニングを歌うのは GACKT で
劇中でも
二十面相の声をあてているようです。
舞台が未来世界ということもあって
電脳空間っぽい設定も盛り込まれており
少年探偵団員が装備するアイテムも
アニメらしい科学性に彩られていますし
警備用ロボットのデザインなんか
いかにもアニメに出てきそうなデザインですが
こういったところは
乱歩の原作のテイストを
意外とうまくアレンジしているように
思いました。
というわけで
それほど拒否感はなく
第2話以降も観ていこうか
と思った次第です。
