『弾き語りパッション』
(フォーライフ ミュージックエンタテイメント
FLCF-4240、2008.7.16)

トラックリストは以下の通り。

01.闇夜の国から(1974.4)5th single
02.東へ西へ(1972.12)2nd album A-3
03.断絶(1972.3)1st single c/w
04.能古島の片想い(1972.12)2nd album B-5
05.かんかん照り(1972.12)2nd album A-4
06.なぜか上海(1979.8)13th single
07.愛は君(1972.5)1st album B-1
08.白いカーネーション(1972.12)2nd album A-5
09.ゼンマイじかけのカブト虫(1974.9)6th single c/w
10.限りない欲望(1972.5)1st album B-4
11.いつのまにか少女は(1973.3)3rd single c/w
12.心もよう(1973.9)4th single
13.夏まつり(1972.12)2nd album B-2
14.人生が二度あれば(1973.3)1st single
15.傘がない(1972.7)2nd single
bonus track.アンドレ・カンドレ(1969.9)

「なぜか上海」は
フォーライフ時代の曲です。

ボーナス・トラックの
「アンドレ・カンドレ」は
CBSソニーから
アンドレ・カンドレ名義で出した
シングル3枚のうちの
最初の1枚です。

あとはすべて
ポリードール時代の
シングルないしアルバムから
採られています。


2007年に
まさに、北は北海道から南は沖縄まで
全国で行なわれたライブで演奏された
アコースティック・ギターによる
弾き語りばかりを集めたアルバムです。

Wikipedia の記事によれば
当初は2008年のツアー会場でのみ
限定発売されたそうですが
反響が大きかったことから
一般流通されることになったのだとか。

自分は先日
横浜のディスクユニオンで見つけて
購入したんですけど。(^^ゞ


実はこちらのCD
前に紹介した
『井上陽水全曲集』よりも前に
買っていたディスクです。

前の記事にも書いたように
中学時代にクラスで
弾いていた男子がいたため
弾き語りバージョンで聴くのが
いいかもなあと思って
買ってみたのでした。

家に帰ってから聴いてみると
ほとんど馴染みのない曲だったので
前回の記事で書いた曲以外では
「なぜか上海」のサビに
聴き覚えがあるくらいだったので)
一度聴いたまま
うっちゃいといたのでした。f^_^;


そしたら前回の記事に
マイミクさんの猫神博士から
「いつのまにか少女は」が
お好きだというコメントをいただき
聴いてみたいなあと思い始め
もしかしたらと確認してみたら
たまたま本盤に収録されていたので
聴くことができたわけでして。

なんかトクした気分。(^_^)


「いつのまにか少女に」は
シングル『夢の中へ』のB面ですが
おそらく今まで聴いたことはなく
オリジナルがどういう演奏なのかも
分かりません。

本盤ではイントロや間奏で
アコギの他に
ブルースハープ(ハモニカ)を
吹いています。


大人になる(なっていく/なった)
少女に対する哀愁というか
一抹の淋しさとでもいうような感情が
歌われている感じがします。

歌い手に「君」と呼ばれる少女が
歌い手と、どういう関係なのかは
分かりません。

ただ
ルイス・キャロルが
「今日、アリスは15歳になった!」
と日記に書き付けた時の気持ちと
類似した感情だろうか
と思うのみです。


なお
本盤のライナーに載っている歌詞には
昔の芸能雑誌の付録でついてきた
歌本によくあったように
ギターのコードが添えられています。

『弾き語りパッション』ライナー

自分がギターを弾ける人なら
すぐ演奏して
楽しめたんでしょうけどね。


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