前回書いたような事情で
むらむらっときて買ったCDが
こちらです。

『人間みな兄弟~夜がくる』
(日本クラウン CRCP-20254、2000.8.23)

オビ(タスキ)およびジャケ背には
「小林亜星コマーシャル・ソングス」と
(ジャケ背は「小林亜星
 COMMERCIAL SONGS」と一部英語で)
表示されています。

小林亜星が作曲した
サントリーオールドのCMソング
「人間みな兄弟」の
未発表バージョンも含めた
トータルで全19バージョンを
収めたCDです。

未発表というのは
2000年にリリースされた時点でのことで
その後に使われたものも
あるのかも知れません。

オリジナルは
黒人ゴスペル・シンガー
サイラス・モズレーによるスキャット。

歌詞が付いたヴァージョンが
1994年に出ているようですけど
そちらは未収録です。
(CDは出ているようです)


ウチのプレイヤーは
スロットローディングなので
あまり意味はないのですけど
ピクチャーレーベル仕様です。

『人間みな兄弟』レーベル面

ちなみに
このCDが出た頃
オールドのCMとして
市川準演出の
「恋は、遠い日の花火ではない」シリーズが
作られていたようです。

そのために19ものバージョンが
作られることになったみたいで。


近年(2007〜9)では
「家族の絆」シリーズが
不朽の名作として
語り継がれています。



あったあった、観たことがある
という感じでね。

この「家族の絆」シリーズでは
久しぶりに
サイラス・モズレーによる
オリジナルが使われたことでも
話題になりました。

ちなみに演出者は不詳。
2008年に亡くなっているけれど
市川準なのでしょうか?


というわけで
いろいろ検索したり
CDのジャケを見たり
聴いていたりしていたら
オールドが飲みたくなりまして
買ってきちゃいました。

そうしたくなるよねー ( ̄▽ ̄)

サントリーオールド

オールド買ったの何年振りでしょうか。

昔はよく飲んでたものです。

よく、といっても
貧乏学生には
そうそう買えるものでも
ありませんでしたけど

学生時代
たまたまアパートに来た先輩に
「こいつダルマなんか飲んでやがる」
とか言われたものでして。

オールドは
ダルマの愛称で
親しまれていたのですが
(タヌキという愛称もあるらしい)
上の言葉はつまり
若造の分際で
贅沢だということでね。


ウィスキーは
オールドに始まりオールドに終わる
なんて言ってた小説家もいましたっけ。

確か
酒呑みらしい亡くなり方をした
ミステリ作家の
小泉喜美子だったかと思いますけど。


オールドには、なんというか
こんな風に
思い出を誘うようなところが
ありますね。

最近はどうなんでしょう、
若者はオールドを飲んだりするんでしょうか。


今回、最初の内は
ソーダ割りで飲んでいたんですが
上に貼り付けたCMをよくよく観ると
この人たちストレートで飲んでません?

悔しくて
ストレートで飲み直すことに(苦笑)

こうして今宵も更けていくのでした。


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