今日の午後
世田谷区合唱連盟主宰合唱団
ラディアータ
第8回演奏会に行ってきました。

大学院の後輩が
ラディアータの団員で
チケットをいただいた
ということもあり
今回の会場は仕事の行き帰り
いつもバスで前を通る場所でもあり
雪も降らず天気も良かったので
気楽に行けたのでした。

らでぃあータ第8回演奏会看板

プログラムは
第1部が武満徹の
混声合唱のための『うた』から4曲
第2部がフォスターの楽曲から4曲
そのあと20分の休憩が入り
第3部はガブリエル・フォーレの
『レクイエム』作品48
アンコールが
チャリティーソングの「花は咲く」
という構成でした。

武満徹とフォスターは
無伴奏(アカペラ)での演奏。

『レクイエム』は
アマチュア・オーケストラ
アンサンブル・アマランテ ルージュ
ソプラノ:西口彰子
バリトン:小林大祐
オルガン:大木麻理
との共演でした。

指揮は第1部、第2部が外山浩爾
第3部とアンコールが高井優希です。


混声合唱曲というジャンルは
聴きどころがよく分からないというか
個人的には小編成の演奏が好きなこともあり
各声部が10人近くともなると
特にポリフォニックなアレンジでなければ
面白味を感じられないというのが
正直なところなのですね。

それに加えて第1部、第2部は
ほとんど知らない曲だったことでもあり
申し訳ないんですが
やや退屈でした。

フォスターの曲は
さすがに知っていましたけど
フォスターならやっぱりソロか
せいぜい4、5人の歌唱で聴きたい気がします。


第3部になって
オーケストラが加わりましたが
アンサンブル・アマランテ ルージュは
今回が結成後初の演奏会だそうです。

キリエやサンクトゥス、アニュス・デイなど
バッハのミサ曲でもお馴染みの歌詞になり
ソプラノ、バリトンの独唱が入るのも
聴き慣れたバッハっぽかったのと
オーケストラの演奏を観る楽しみもあって
これは良かったです。

特にポジティフオルガンの音が
柔らかくてきれいなのが印象的でした。

パンフレットを見たら
オルガンだけでなく
チェンバロも学んでいて
師事した内の一人が
鈴木雅明だと書いてあったので
よけい、おおっという感じで。

ラディアータ第8回演奏会パンフ

家に帰ってから
『レクイエム』のCDを買おうと思い
さっそくいろいろ検索してみましたら
どうやら『レクイエム』には
小編成の第2版と
大編成の第3版があるようですね。

今回の演奏の編成は
パンフによれば
合唱が
ソプラノ12+アルト14+テノール8+バス6
オーケストラが
ヴァイオリン12+ヴィオラ8+チェロ6
コントラバス3
フルート2+クラリネット2+ファゴット2
ホルン4+トランペット2+トロンボーン3
ティンパニ1+ハープ1+オルガン1
ということなのですが
第2版と第3版の中間になるのかしらん。

やっぱりフルオーケストラ版だと
パイプオルガンなんでしょうけど
小編成版だとどうなんでしょうね。

よく分からないので
(そこまで書かれていないので)
検索して見つけた
Kenichi Yamagishi さんのサイトに
アップされている
フォーレの『レクイエム』評を参考に
両方の版を買ってみることにしました。

こうやってまたCDが増えていく……( ̄ー ̄;


聴いてみての感想は
また機会がありましたら。


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