テレビ東京で
毎週火曜、18:00から
『新ウルトラマン列伝』内で放送の
『ウルトラマンX』
第18話「ワタルの恋」
ライブで観ました。

以下、ストーリーにふれています。
未見の方はご注意ください。




ウルトラマンマックスに登場した
宇宙化猫の、たぶん別の個体で
ムーと呼ばれる怪獣? が登場。

宇宙化猫が地上に現れると
発する電磁波の影響で
精密機器が乱れ
また
電磁波の影響かどうか
分からないけれど
ダークサンダーエナジーが活性化して
何発も地上に降り注ぐということに。

そのため
何者かによって
地球に送り込まれたのではないか
と思われたのでしたが
ムーが飛来したのは
実に意外な理由なのでした。

それは伏せておきましょうか。


ダークサンダーエナジーによって
レッドキングが覚醒し
さらにパワーアップして
EXレッドキングになりますが
割とあっさりやられてました。

むしろEXじゃない時の方が
強かった気が……( ̄▽ ̄)


今回はドラコも登場するのですが
その使い方
贅沢なんだか何なんだか。

あれって恋愛少女まんがの
パロディなんだろうなあ。

レッドキングの
唖然とした表情もそうですけど
今回は
怪獣の擬人化が際立ってました。

まあ、たまに観る分には
面白いんですけど
あくまで
たまに観る分には、でしてね。


この、怪獣側のドラマと並行して
ワタルの幼馴染み菜々子と
ワタルとの
恋の顛末が描かれていきます。

菜々子は
喫茶店にいるワタルに会いにきた
隊員仲間のハヤトと恋に落ちて
ワタルは失恋してしまうのですが
そのエピソードと
ムーのエピソードとが重なり合って
奇妙なテイストを醸し出していました。

他の隊員たちは
ワタルの内面のドラマを知らず
ムーをめぐるドラマの方で
コミカルな演技を見せていましたが
(ムーちゃんという名称をめぐるギャグ
 それに引き続いて
 隊長がいきなり立上がって
 出動を掛けるところとか)
そこからワタルは
一歩距離を置いている感じでした。

ムーの涙を浴びるカットは
ワタルが涙を流すことも
含意されているのでしょうね。

泣けないけど泣けた、みたいな?

泣いてすっきりサバサバする
というあたりは
ジェンダー・バイアスかかって恐縮ですが
いかにも女性が書いた脚本
という感じがした次第です。


今回は
ナレーションが入っていたせいか
どことなしに
『ウルトラQ』のような雰囲気を
感じたりもしました。


ちなみに
検索して分かったんですが
ワタルの幼馴染み菜々子を演じた大塚千弘は
旧芸名が大塚ちひろで
なんとなんと
『ショコラの見た世界』(2007)で
受験生の典子(テンコ)を演じた方でした。

今年の10月に結婚したばかりのようで。


次回は、なんとM1号が登場。
初代より頭良くなってるみたいです。

どんな話になるのか
怖いもの見たさで
ちょっぴり期待されますな。


ペタしてね