本日、テレビ東京で18:00から
『新ウルトラマン列伝』枠内で放送の
『ウルトラマンX』
第10話「怪獣は動かない」
ライブで観ました。

以下、ストーリーにふれています。
未見の方はご注意ください。




ひさびさのオリジナル怪獣として
ホオリンガという
植物怪獣が登場しました。

坂根村に出現したホオリンガは
光合成で栄養を補給し排泄せず
動き回って村を荒らすこともない。
村では観光資源として
怪獣との共生を望んでいた。

ところが怪獣のエネルギーが減衰し
「栄養失調」のような状態になったため
村からの要請もあり
XiOは栄養補給に乗り出すが
栄養剤を打ち込んだ途端に
活性化してしまう。


面白いのは
それで村を破壊するという方向に展開せず
また村長も活性化した程度なら我慢する
という描かれ方をすること。

活性化した根が
村長の進めたインフラや
村長自身の銅像を破壊するに至って
何とかしてくれと泣きつく
という展開が
ユーモラスに描かれてました。


XiOは被害の少ない場所に
ホオリンガを移動させようとするが
さすがにこれにはホオリンガが怒りだし
花粉を巻き散らす。

グルマン博士が
人間にいちばん効く攻撃だ
と発言していましたが
これも時代ですね。

キーパーソンである少女の花だけが
くしゃみひとつしていなかったのは
特殊能力を持つからなんでしょうか。


ティガの頃だったか
怪獣災害という言葉が使われたり
怪獣の死骸が打ち上げられて
怪獣がそこにいるだけで
人間に迷惑を与える
というようなエピソードもありました。
(ガヴァドンやスカイドンの
 リメイクのようなものでしょうけど)

怪獣資源というのは
それらと並ぶ面白い発想ですね。
皮肉も利いてました。


今回のエピソードは神話も絡み
神社(?)の奉納絵巻(?)で
正体や生態が分かるあたり
リトラやネロンガを連想させました。

平成ウルトラにもあるかな?

その生態に関して
奈央ちゃんファンのヲ仲間は
『ネオ・ウルトラQ』第1話みたいだと
ツィートしていましたが
自分はそれを観ていないので
ダイダラボッチを連想してました。

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』で
ダイダラボッチが半島になるという話を
観た記憶があったものですから。


それにしても
Xのビームで栄養剤が解毒されて
すぐに山になっちゃうというのは
はやっ! とか思ったり。

それとも単に解毒しただけでなく
時間を進める効果でも
あったんでしょうか。


最後に花が大地に対して
「おにいちゃん、ありがとう」
と言ったのは
大地がXであることを
ふまえてのことなんでしょうか。

神話を研究している父を持ち
ホオリンガの根っこと
コミュニケーションをとるような少女だし
気づいていたのかも知れませんねえ。


そういえば平田弥里が出てたんでした。

花に付き添ってましたけど
どういう関係なんだろう。


Xに変身する際
スパークドールズにするのか
と聞くXに対して
大地が
そうじゃないとか言ってたのに
おまけの「怪獣ラボ」で
ホオリンガのスパークドールズが出てくるのは
小さいお友だち向けには
まずいんじゃないかしら(苦笑)

まずいといえば
エクスラッガーという
新しい玩具のCMを流して
(先週からかな?)
本編以前にXのパワーアップを知らせるのも
どうかと思いますがねえ。


次回はキングジョーの登場ですが
操るのは誰なんでしょうね。

楽しみです。


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