8月6日(木)24:55から
フジテレビのノイタミナ枠で放送された
『乱歩奇譚 Game of Laplace』
第六話「地獄風景」
ライブで観ました。
以下の感想では
ストーリーにふれていますので
未見の方はご注意ください。
本放送時には
次回予告の類いが
いっさい流れないので
次に何をやるのか知らないまま
観ることが多いんですが
なんと「地獄風景」とは
思いもよらず。
しかも、今回は
いわゆる猟奇犯罪ものでも
普通のフーダニットでもなく
アケチ探偵事務所の前に
猫が捨てられたり
時限爆弾が仕掛けられた
影男が放置されていたり
赤ん坊が捨てられたり
といった騒動の最中
事務所のあるビルの
下の階に入っている金融会社が
東京レボリューションという
テロ組織を名乗る強盗に占拠され
警察が十重二十重と取り囲んでいる
という事態が起きてしまいます。
影男に仕掛けられた爆弾は
タイムリミットが60分。
その間に
アケチたちは無事
脱出できるのか、という
ドタバタ・コメディ回でした。
アケチが猫が苦手だったり
影男がアケチの「秘密」を握っていて
それを口にしようとする影男を
羽交い締めにするという
場面があったりして
コメディ度がアップしてました。
ノリとしては
押井守のアニメに
近いですね。
ギャグ回とはいえ
次回以降の展開への
伏線が仕込まれているかもしれず
あとの回を観ないと
何ともいえないのですが
観ている間は楽しかったです。
もっとも
面白いことは面白かったけど
観終わった途端
これのどこが「地獄風景」なんだろう
と、頭を抱えちゃいました(苦笑)
猫に赤ちゃん、過激派と爆弾
という四題噺ですけど
「地獄風景」は
そういう話じゃないはずだし……。
自分が「地獄風景」を読んだのは
下に写真を掲げた
『江戸川乱歩名作集6/月と手袋』に
入っているテキストで、でした。

(春陽文庫、1962.5.30/1973.10.10. 第44刷)
ある世代には懐かしい
高塚省吾のカバー絵バージョンです。
カバー全体のデザインは
下のような感じ。

それにしても
自分が生まれた年に出た本だとは。
読んだのはもちろん
小学生の時です、確か。
カバー袖の内容紹介に
明智小五郎の名前が出ていたので
それならということで買ったのでしたが
読んだ方ならご存知の通り
そういう理由で買うと
裏切られることになります(苦笑)
もっとも
「月と手袋」自体は面白かったし
同時収録の「地獄風景」も
強烈な印象を受けました。
最後の大量殺人のうちのひとつ
ゴールイン殺人とでも名づけられそうな
今でいえばバカミス・ネタの個所は
ずーっと記憶に残ってました。
で、今回
アニメの、どこでどう
「地獄風景」をふまえているのか
確認するために
読み直してみたんですが
まったく分かりませんでした(苦笑)
爆弾ネタかな?
ところで
エンディング・テーマが流れたあとで
前回捕まった現・二十面相に
ナカムラが面接している場面が
挿入されました。
これは伏線っぽいですね。
次回は「パノラマ島奇譚」の
前編のようです。
公式ホームページで
確認しちゃいました。(^^ゞ
原作の「地獄風景」も
「パノラマ島」みたいな話だし
原作の『影男』にも
地下のパノラマ島みたいなところに
影男が行くという展開があるんですが
そういうネタを全部
詰め込むのかどうか。
どんなパノラマ島になるのか
怖いような楽しみなような。(^▽^;)

フジテレビのノイタミナ枠で放送された
『乱歩奇譚 Game of Laplace』
第六話「地獄風景」
ライブで観ました。
以下の感想では
ストーリーにふれていますので
未見の方はご注意ください。
本放送時には
次回予告の類いが
いっさい流れないので
次に何をやるのか知らないまま
観ることが多いんですが
なんと「地獄風景」とは
思いもよらず。
しかも、今回は
いわゆる猟奇犯罪ものでも
普通のフーダニットでもなく
アケチ探偵事務所の前に
猫が捨てられたり
時限爆弾が仕掛けられた
影男が放置されていたり
赤ん坊が捨てられたり
といった騒動の最中
事務所のあるビルの
下の階に入っている金融会社が
東京レボリューションという
テロ組織を名乗る強盗に占拠され
警察が十重二十重と取り囲んでいる
という事態が起きてしまいます。
影男に仕掛けられた爆弾は
タイムリミットが60分。
その間に
アケチたちは無事
脱出できるのか、という
ドタバタ・コメディ回でした。
アケチが猫が苦手だったり
影男がアケチの「秘密」を握っていて
それを口にしようとする影男を
羽交い締めにするという
場面があったりして
コメディ度がアップしてました。
ノリとしては
押井守のアニメに
近いですね。
ギャグ回とはいえ
次回以降の展開への
伏線が仕込まれているかもしれず
あとの回を観ないと
何ともいえないのですが
観ている間は楽しかったです。
もっとも
面白いことは面白かったけど
観終わった途端
これのどこが「地獄風景」なんだろう
と、頭を抱えちゃいました(苦笑)
猫に赤ちゃん、過激派と爆弾
という四題噺ですけど
「地獄風景」は
そういう話じゃないはずだし……。
自分が「地獄風景」を読んだのは
下に写真を掲げた
『江戸川乱歩名作集6/月と手袋』に
入っているテキストで、でした。

(春陽文庫、1962.5.30/1973.10.10. 第44刷)
ある世代には懐かしい
高塚省吾のカバー絵バージョンです。
カバー全体のデザインは
下のような感じ。

それにしても
自分が生まれた年に出た本だとは。
読んだのはもちろん
小学生の時です、確か。
カバー袖の内容紹介に
明智小五郎の名前が出ていたので
それならということで買ったのでしたが
読んだ方ならご存知の通り
そういう理由で買うと
裏切られることになります(苦笑)
もっとも
「月と手袋」自体は面白かったし
同時収録の「地獄風景」も
強烈な印象を受けました。
最後の大量殺人のうちのひとつ
ゴールイン殺人とでも名づけられそうな
今でいえばバカミス・ネタの個所は
ずーっと記憶に残ってました。
で、今回
アニメの、どこでどう
「地獄風景」をふまえているのか
確認するために
読み直してみたんですが
まったく分かりませんでした(苦笑)
爆弾ネタかな?
ところで
エンディング・テーマが流れたあとで
前回捕まった現・二十面相に
ナカムラが面接している場面が
挿入されました。
これは伏線っぽいですね。
次回は「パノラマ島奇譚」の
前編のようです。
公式ホームページで
確認しちゃいました。(^^ゞ
原作の「地獄風景」も
「パノラマ島」みたいな話だし
原作の『影男』にも
地下のパノラマ島みたいなところに
影男が行くという展開があるんですが
そういうネタを全部
詰め込むのかどうか。
どんなパノラマ島になるのか
怖いような楽しみなような。(^▽^;)
