
(東映株式会社 TKR4001-1、2015.3)
『スーパーヒーロー大戦GP
仮面ライダー3号』の
劇場入場者特典で
ネットのみで配信される
のかな? よく分かんないけど
dビデオで3月28日から配信中の
『仮面ライダー4号』の
エピソード1が収録されたDVDです。
サブタイトルは
「仮面ライダーは三度死ぬ!!」
ちなみにジャケットBタイプ。
(デザイン違いで緑色の
Aタイプがあるようです)
ネット配信の方は
全話終了したのかな?
そっちもよく分かりません。
dビデオのページを見てみると
エピソード1のみ
会員登録しなくとも
視聴できるようですが
それに気づいたのは
DVDを開封したあとでした( ´(ェ)`)
それはともかく、
エピソード1の内容ですが
開巻いきなり
前回のあらすじという感じで
『スーパーヒーロー大戦GP
仮面ライダー3号』の映像が流れます。
映画でああなった詩島剛が再登場して
えーと、ああなっちゃう話です。
どこまでいっていいんだろう?(苦笑)
映画新怪人のチーターカタツムリと
ヒルカメレオンが再登場し
あらたな新怪人として
アリマンモスが登場。
また、仮面ライダー555と
仮面ライダーゼロノスが共闘。
変身前の乾巧と桜井侑斗も出てきます。
動く仮面ライダー4号自体は
次のエピソードで登場するみたいですね。
あと、唐橋充が顔見せ。
何の役なんだろう。気になる~
というわけで
しばらくすれば、ソフト化されるとは
思うんですが
dビデオの会員登録をしたくなっちゃう。
商売うまいなあ、という感じで(苦笑)
実はテレビの『仮面ライダードライブ』
今までの分、録画はしてあるんですが
観たことがないのでして。f^_^;
タイプ・チェンジとか
ベルトさんとの関係とか
ドライブのキャラはもちろん
マッハというキャラクターとかも
よく分からんのですけど
映画の続編と思えば
そこらへんも気にならず(笑)
その映画の感想ですが
上にも書いたように
テレビの方は観ていないんですが
ディケイドじゃないけど
だいたい分かったという感じで(苦笑)
以下、映画の内容にふれますので
未見の方はご注意ください。
自分は、昭和ライダー1号2号世代なので
子門正人の歌う主題歌をBGMに
ライダーが戦うという絵自体には
やっぱりシビれるところがあります。
新世代ウルトラマンのBGMは
気づけなくても
昭和ライダーのBGMには
反応しちゃいますね(苦笑)
あと、仮面ライダーBLACK
および BLACK RX の
倉田てつを本人による変身ポーズは
燃えました。
BLACK は朝の放送だったので
朝が弱い自分にはつらく
途中から何とか観始めたんですが
(サボテン怪人の回からだと記憶します)
それでもハマって
RX の最終回まで観通しただけでなく
DVDも全部揃えました。
そういう経緯もあって
それなりに思い入れがあります。
RX の変身ポーズも
簡略版ではなく
フル・バージョンだったので
感涙ものでした。
BLACK と RX を
同じ世界で同時に登場させるプロットも
オリジナルの設定を踏まえていて
なるほど、な感じで感心。
さすがにロボライダーや
バイオライダーは
登場しませんでしたが(苦笑)
というような
燃える/萌える要素はあっても
基本的に仮面ライダーが
記号的なキャラクターになっていて
キャラの使い回し感が残るのも事実でして。
Jなんて
巨人という記号でしか
消費されないライダーに
成り下がってる気がします。
『劇場版ウルトラマンギンガS』における
新世代ウルトラマンも
同じように記号化している
というのは
前に書いた通りです。
サブタイトルにGPとあるだけあって
ほんとにグランプリ・レースを
サーキットを使ってやってました。
ライダーの乗るバイクを公道で動かすのは
最近は大変なようなので
これはこれで
今、バイク・ライダーの魅力を描くなら
という課題をクリアするという意味では
良いアイデアだったろうと思います。
ただ、車とバイクを
一緒に走らせて競わせるのは
いかがなものか。
と思いつつも
ライドロンが出てきた時は
やっぱりそうこなくっちゃ!
とか思ったんですけどね(笑)
いちばん気になったのは
3号が脳改造を受けていないため
1号2号を倒したことが
トラウマになっている
という設定。
最近の事情では
脳改造という描写や設定も難しい
という話(噂)も聞きますけど
だから、脳改造ではなく
洗脳にしたということなんですかね。
もしかしたら地下鉄サリン事件以降
脳改造より洗脳の方が
リアルに感じられる時代なのかもしれない
とか考えてみても面白いですけど。
それに関連して、もうひとつ。
1号2号は精神力で
正義の心を取り戻した
という説明も
あったかと思いますが
一言で説明するのが難しいとはいえ
精神力ってなんだよ、と思ったり。
あと、3号に対してドライブが
今からでもやりなおせる
とか説得する場面。
刑事ドラマの台詞の定番とはいえ
脳改造だとああいう台詞は無理
ということは措くとしても
それだと
悪のライダーを描いたことになるのかなあ
と思ったり。
3号を単純な悪にしたくない
という製作者側の気持ちは分かりますが
そういう設定にしちゃうと
ショッカーの首領が
詰めの甘い存在になって
魅力が薄れるのではないかしらん。
首領の詰めの甘さといえば
泊がスピード勝負を提案したところ
首領が面白いと言って認めるのは
あーあ、敗北フラグ立っちゃった
と思った大きいお友だちも多いはず。
自宅で観てたなら
あーあ、と
苦笑しちゃいそうな場面でした。
ちなみに前回のブログでふれた
馬乗りになってボコボコにするシーンは
3号とXライダーとの戦いで描かれます。
ライダー・マスクをつけてる相手を
ボコボコにしたら
痛いだろうなあ
とか思いつつも
ちょっとイヤな気分になって
観てました。
その、3号にせよ
牙狼の莉杏にせよ
違う作品なのに
同じ馬乗りボコボコ描写が出てくる理由が
よく分からないと
前回のブログでは書きましたが
つらつら考えてみたところ
キレやすい人が多い時代の症例が
無意識のうちに出たのではないかと
思った次第です。
3号の場合は
徹底的に相手をやっつけないと
勝ったことにはならないという
強迫観念から
来ているのかもしれませんが。
あと、昭和ライダー・ファンに
ウケそうなのが
石ノ森章太郎の
原作版『仮面ライダー』に出てくる
本郷家の執事である立花藤兵衛
および本郷家の地下にある秘密基地の
ビジュアル化ではないでしょうか。
劇場では誰も
歓声を挙げたりしてませんでしたが
少なくとも自分はウケて
おおっ! と声が出かかりました。
でも、単なるウケ狙いで終わり
あまり意味のあるシークエンスでは
なかったのが残念。
あれで、実は死んだライダー1号2号が
容器に入った脳として生きていた、とか
原作版の最終決戦のように
全身サイボーグだか
ロボットだかになって復活
とかいう展開だったら
燃えたんですけどねえ。
今回の映画で
1号2号が復活する流れは
かなり呪術的なものだったので
がっかりしただけに
余計そう思います。
それに
上に書いたような復活の仕方なら
本郷邸の地下秘密基地という設定も
活かされたと思うんですけどね。
さて、来年は何をやるのかな。
……という興味はありますが
今回の映画に出てきた乾巧じゃないけど
もう飽きた、という感じも……イエナンデモアリマセン
ちなみにV3のカラーリング
発色が良すぎる気がします。
最近のヒーロー大戦に出てくるV3は
そこがいちばん気になるんですが……。
というのは
いちばん役に立たない、
マニア目線の感想でしょうけどね。f^_^;
あ、ここまで書いてきたのも
そうかな? ( ̄▽ ̄)
長文乱文深謝。
