昨日の記事にも書いたように
奈央ちゃんが出演する連続ラジオ・ドラマ
(オーディオ・ドラマ)が始まりました。
もちろん、ライブで聴きましたよん。
今後2週間は気を抜けません。
原作は、昨日も書きましたように
小森香折の同題小説。
同作品は
第5回ちゅうでん児童文学賞大賞と
第22回新美南吉児童文学賞を
受賞しています。
ちゅうでん児童文学賞というのは
今回、初めて聞きましたが
公益財団法人ちゅうでん教育振興財団
というところが主宰しているもので
既発表のものではなく
自作未発表の投稿作品から
選ばれるもののようです。
現在の選考委員に
哲学者の鷲田清一の名前があって
ちょっと目を引きますね。
まあ、それはともかく
ドラマの第1回は
ほぼ原作の第3章までの内容でした。
冒頭、アバンタイトルは
礼拝時に祈禱書を読む場面でしたが
祈禱書の聖句の内容は
すべてを受けいれよ。
疑問をいだくのをやめよ。
考えるよりしたがうことが、
わたしたちのつとめ。
(引用は原作本 p.12 から)
というものです。
ニコルのナレーションがかぶって
聞き取りにくい感じもしましたので
あえて掲げておきました。
シオンがニコルとザザに
あたしたちはまるで巣箱の小鳥で
自由がないと言ったり
ニコルがオジマ先生に
生徒から先生への質問は禁止のはず
と言われたりしますので
今回のドラマは
ディストピアもの
アンチ・ユートピアもの
だという見当はつくと思います。
ディストピアものの児童文学は
自分のいる世界に疑問を抱き
告発することと
主人公の成長とが
重ねあわされる
というのが
パターンだろうなということは
予想がつくかと思います。
したがって祈禱書の聖句は
子どもたちの成長を促す役割を果たす
解決すべき課題
障壁設定のひとつであると
考えられるわけです。
ただ、祈禱書の聖句は
どうも現在の政府が
国民に望んでいることを
象徴しているような気がしましたので
あえて掲げておいた次第です。
原作が発表されたのは2003年で
作者のあとがきには
「この国の行く手には
なにやら濃い霧が立ちこめていますが、
霧の彼方をめざせるよう、
不断に進化していきたいと願っています」
と書かれています。
この言葉は
今から10年以上も前のものですが
昨今の情勢を鑑みるに
今だからこそ
いっそうリアルに感じられますし
重要なものに思えてきます。
で、ここからは妄想ですが
本ドラマは最初
放送開始日が1月5日でした。
奈央ちゃんの誕生日に
奈央ちゃんが出るドラマが始まると
ファンのあいだで話題になってましたが
なぜか放送日が繰り延べになった。
もしかしたら
内容に対して待ったが入ったのでは
と考えられなくもありません。
何といっても
昨今いろいろ話題の
NHKですからね。
あくまでも
個人の妄想に過ぎませんけれど。
そういえば、奈央ちゃんの役は
前回の記事で予想した通り
オジマ先生でした。
他の生徒役の出演者たちと比べると
いちばん若いかもしれない
とか考えると
ちょっとウケちゃったり。( ̄▽ ̄)
オジマ先生に抜擢されたのは
あのシーンがあるからかなあと
原作を読んだこともあって
ニヤニヤしてしまうのですが
それはなぜかというのは
今後のお楽しみ、ということで。

奈央ちゃんが出演する連続ラジオ・ドラマ
(オーディオ・ドラマ)が始まりました。
もちろん、ライブで聴きましたよん。
今後2週間は気を抜けません。
原作は、昨日も書きましたように
小森香折の同題小説。
同作品は
第5回ちゅうでん児童文学賞大賞と
第22回新美南吉児童文学賞を
受賞しています。
ちゅうでん児童文学賞というのは
今回、初めて聞きましたが
公益財団法人ちゅうでん教育振興財団
というところが主宰しているもので
既発表のものではなく
自作未発表の投稿作品から
選ばれるもののようです。
現在の選考委員に
哲学者の鷲田清一の名前があって
ちょっと目を引きますね。
まあ、それはともかく
ドラマの第1回は
ほぼ原作の第3章までの内容でした。
冒頭、アバンタイトルは
礼拝時に祈禱書を読む場面でしたが
祈禱書の聖句の内容は
すべてを受けいれよ。
疑問をいだくのをやめよ。
考えるよりしたがうことが、
わたしたちのつとめ。
(引用は原作本 p.12 から)
というものです。
ニコルのナレーションがかぶって
聞き取りにくい感じもしましたので
あえて掲げておきました。
シオンがニコルとザザに
あたしたちはまるで巣箱の小鳥で
自由がないと言ったり
ニコルがオジマ先生に
生徒から先生への質問は禁止のはず
と言われたりしますので
今回のドラマは
ディストピアもの
アンチ・ユートピアもの
だという見当はつくと思います。
ディストピアものの児童文学は
自分のいる世界に疑問を抱き
告発することと
主人公の成長とが
重ねあわされる
というのが
パターンだろうなということは
予想がつくかと思います。
したがって祈禱書の聖句は
子どもたちの成長を促す役割を果たす
解決すべき課題
障壁設定のひとつであると
考えられるわけです。
ただ、祈禱書の聖句は
どうも現在の政府が
国民に望んでいることを
象徴しているような気がしましたので
あえて掲げておいた次第です。
原作が発表されたのは2003年で
作者のあとがきには
「この国の行く手には
なにやら濃い霧が立ちこめていますが、
霧の彼方をめざせるよう、
不断に進化していきたいと願っています」
と書かれています。
この言葉は
今から10年以上も前のものですが
昨今の情勢を鑑みるに
今だからこそ
いっそうリアルに感じられますし
重要なものに思えてきます。
で、ここからは妄想ですが
本ドラマは最初
放送開始日が1月5日でした。
奈央ちゃんの誕生日に
奈央ちゃんが出るドラマが始まると
ファンのあいだで話題になってましたが
なぜか放送日が繰り延べになった。
もしかしたら
内容に対して待ったが入ったのでは
と考えられなくもありません。
何といっても
昨今いろいろ話題の
NHKですからね。
あくまでも
個人の妄想に過ぎませんけれど。
そういえば、奈央ちゃんの役は
前回の記事で予想した通り
オジマ先生でした。
他の生徒役の出演者たちと比べると
いちばん若いかもしれない
とか考えると
ちょっとウケちゃったり。( ̄▽ ̄)
オジマ先生に抜擢されたのは
あのシーンがあるからかなあと
原作を読んだこともあって
ニヤニヤしてしまうのですが
それはなぜかというのは
今後のお楽しみ、ということで。
