昨日は、高田馬場にある
カジュアル・ピアノ・ラウンジ
四谷天窓.comfort に行ってきました。

Ticori's fairground の
ライブ出演があるということで。


四谷天窓.comfort は
以前、何度か行ったことのある
アコースティック・ライブ・バー
四谷天窓の2階上にあります。

会場の雰囲気は
四谷天窓.comfort のウェブサイト
ご覧ください。


「オマエドリーム」というのは
以前、Ticori's fairground と
対バンしたのをきっかけに
ツーマンライブを開いたこともある
オノマトピアのリーダー
有限さん主催の企画で
有限さん率いるバンド・メンバーが出ずっぱりで
ヴォーカルだけ変えていくというスタイルの
ライブでした。


18:00開場ということで
当日は、護国寺の方で集まりがあったんですが
そちらは17:00で終わるので
終わってからその足で高田馬場に向かい
開場10分前に到着しました。

用意されていた椅子は30席ぐらいで
自分は、いちばん後ろの
ストゥール席に陣取りましたが
ライブ後半には立ち見が出るほどの
盛況となったので
最初から居座って正解でした。


開演10分前(18:20)に
最初にホスト・ミュージシャンが登場し
有限さんから
今回のライブのコンセプトが話され
以下のホスト・ミュージシャンが
紹介されました。

 有限(Pf)*MCとコーラスも担当
 鷹股 慎(Gt)
 勝俣和貴(Ba)
 長谷川 醇(Perc)
 阿嘉 彩(Perc)


続いて、有限さんの紹介で
最初のヴォーカリスト
里織(さおり)さんが登場。

YouTube にアップされているという
snowdome」ほか、5曲を演奏。
(上記楽曲はリンク張っておきました)

ところで、当日は
すべてのヴォーカリストに
同じアーティストのカバー曲を歌う
という縛りが課せられており
各人のセット・リストに
カーペンターズのカバー曲が加わってました。

里織さんが歌ったのは
「ふたりの誓い」For All We Know でした。


続いてのヴォーカリストは
今回の企画の主催者である有限さん。

全部で5曲の演奏で
カーペンターズのカバー曲は
「愛は夢の中に」
I Won't Last a Day Without You でした。


三番手は Plue(プルー)さん。

ふだんはピアノの弾き語りをしているという
女性ヴォーカリストで、全5曲演奏。
カーペンターズのカバー曲は
「ハーティング・イーチ・アザー」
Hurting Each Other でした。

邦題は日本語訳がないみたいですが
「お互い傷つけあって」
というような意味でしょうか。


Plue さんのステージの後
30分の休憩が入りました。

それだと
20:30に始まることになるのですが
開始時と同様、10分前に
ホスト・ミュージシャンが登壇して
再びホスト・メンバーが紹介されました。


後半のトップは小野崎宏太さん。

本人も立ってギターを弾きながら全5曲演奏。

カーペンターズのカバー曲のときは
ギターを脇に置いて歌唱。
曲は「レインボウ・コネクション」
The Rainbow Connection でした。


続いては
オノマトピアのヴォーカルを務める
ケイコさん。

今回は、ホスト・ミュージシャンの演奏に
ヴォーカルが乗っていくというイベントなので
オノマトピアの持ち歌はやらず
カバー曲だけでセット・リストを作りました
と話したあと、全6曲演奏。

カーペンターズのカバー曲は
「青春の輝き」I Need to Be in Love で
洋楽では他にナット・キング・コールの
「オレンジ・カラード・スカイ」が歌われ
いずれも絶品でした。

6曲目は東京エスムジカの
「オレンジの実る頃」で
この歌唱の際は Ticori's fairground も登壇。
前田知香さんがサブ・ヴォーカル
鈴木岳人さんがギターで加わっての演奏でした。

知香さんのパートは
サブ・ヴォーカルなのかコーラスなのか
オリジナル曲を知らないので
よく分かりませんが
全体的に声が控えめで
聞こえにくかったのが残念です。


ケイコさんが6曲目の演奏の後
Ticori’s fairground がそのまま残って
トリのステージを務めました。

セット・リストは以下の通り。

01.Humming train
02.Ice cream
03.真夜中の船
04.イエスタデイ・ワンス・モア
05.You and I

4曲目がカーペンターズのカバー曲です。
このときは、岳人さんはギターを脇に置き
2ndコーラスのメイン・ヴォーカルを務めました。

また、最後の「You and I」を除き
知香さんは立っての歌唱でした。


冒頭、いくら音楽好きの人でも
3時間も聴いていては疲れるでしょう
今は欠伸や背伸びをする時間ですので、
と岳人さんが話してチューニング。

チューニング中
つなぐように振られた知香さんが
例によって訥々と話してました。

最初の「Humming train」は
ホスト・メンバーのギター鷹股さんが
ちょっとタイミングを外して
「うっそ~」と言って
やり直すというハプニングも(笑)

知香さんのMCにしても
「Humming train」演奏後
Ticori's の自己紹介をする時
岳人さんを「ピアノの」と言いかけて
突っ込まれてり(笑)
カーペンターズと言おうとして
「カンペータンズ」と
噛んだりしておりましたし(笑×2)

やあ、ライブは生き物ですね。


上記「Humming train」にしても
「Ice cream」や「You and I」にしても
これまでとは違ったアレンジでした。

ホスト・ミュージシャンがいるから
アレンジが違って、音(響き)が厚くなるのは
当然といえば当然なのですが
「Ice cream」と「You and I」の場合
2ヴォーカルであることを
やや前面に出していて
2人のコーラス部分があるのが新鮮でした。

あとで聞いたら
2ヴォーカルなのは
今、製作中のアルバムのアレンジに
近いのだそうです。

「Ice cream」の
1stコーラスと2ndコーラスの
間奏部分やその他の部分での
知香さんのスキャットが
いつもと違う感じがしたのは
これは「ライブは生き物」系の
違いでしょうけど(笑)

「真夜中の船」のラストは
知香さんのスキャットが
汽笛のように感じられる瞬間がありましたが
これはパーカッションの阿嘉さんが
ラスサビ部分でサーフドラム
(オーシャンドラム)を使って
波の音を演出していたからでしょうか。

「イエスタデイ・ワンス・モア」では
有限さんがコーラスで参加。

岳人さんがメイン・ヴォーカルのとき
知香さんがコーラスに回ってましたが
これは意識的に重ねたのかどうか
そこらへんが曖昧だったせいか
やや聞き取りにくかったです。

「知ってる方、一緒に歌ってください」
と知香さんが客席に振ってましたけど
曲は知ってても歌詞は知らないからなあ(苦笑)

「You and I」の前に告知があり
今月10月18日(土)に
四谷天窓でライブ出演があるそうです。

その「You and I」の
「♪よりすぐりの 愛しい世界」は
例のごとくウキャッという感じで
語尾部分をあげていたのが気になりました。


Ticori's の退場後
有限さんからの挨拶があって
いったんホスト・ミュージシャンは
全員袖に引き揚げたのですが
ほどなく再び登場。

全ヴォーカリストも登場し
アンコール曲として
岡村孝子の「夢をあきらめないで」が
全員で歌われました。

後奏時に告知が入り
次の「オマエドリーム」vol.2 は
来年1月17日か25日に開かれる予定なので
開けといてくださいとのことでした。

オールアップは
22:15ごろだったでしょうか。


その後、出演者を中心に
その場で打ち上げがありましたが
そちらには乾杯に参加して
ちょっとだけ歓談して帰宅。

帰りついたのは
1:00ごろだったでしょうか。


以上、長文深謝です。

何といっても
3時間半に及ぶライブでしたので
ご了解ください。

また、今回は
ケータイを忘れていったので
会場入口などの写真は
撮れませんでした。

文字ばかりになって恐縮です。


書いてる本人は
久しぶりに Ticori's のレポができたので
喜んでおります。

台風も回避できて良かったです。

聞いたところでは
今月の5日、香川で行われた
知香さん単独でのライブ出演も
台風を回避できたようです。

おそるべき晴れ女ぶりなり。


Ticori's のお二人
対バンのヴォーカリストの皆さん
ホスト・ミュージシャンの皆さん
企画立案主催の有限さん
天窓のスタッフの皆さん
お疲れさまでした。


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