昨日の朝、放送の
『ハピネスチャージプリキュア!』
10周年記念メッセンジャーは
キュアソードでした。

声を演じている宮本佳那子は
今年の2月から休業中なので
今回のは、その前に録ったものかな?


第32話は
「いおなの初恋!?
 イノセントフォーム発動!」
というサブタイトルで
いおなメインの回でした。

以下の感想では
内容に少し踏み込んでいます。
未見の方はご注意下さい。




サイアークが出現すると
画面がグレーがかったり
戦闘時のBGMが少なかったり
ところどころ
バストアップを見せない
あるいは目元を見せない
(口元だけを見せる)カットを挟んだり
いおなが手に持ったソフトクリームが
溶けるカットを入れたり
その他、台詞の間合いなんかも
いつもの能天気さとは違ったノリで
いおなの恋愛話を展開してましたが
エンディング・テロップで
演出が山内重保と知り、納得。


山内重保は
『おジャ魔女どれみ』の演出で
名前は知っていました。

その独特な演出が
いろいろと話題を呼んでいて
たとえば『映画
も~っと! おジャ魔女どれみ
カエル石のひみつ』(2001)なんかが
その典型だという印象があります。

『カエル石のひみつ』を
観たことのある人なら
分かってもらえるかと思いますけど
端的にいって
子どもには分かりにくい
子ども向きとは思えない
という特徴があります。

『カエル石のひみつ』は
公開当時、劇場へ観にいきましたが
カタルシスが今イチ
と思った記憶があります。

シリーズのファンの間でも
賛否両論だったのではないかしら。


「人呼んで恋の狩人」
と自称する(笑)ナマケルダの
 恋は災いの基になるだけ(Aパート)
 あなたはまだ知らないのです
 恋は憎しみや悲劇を
 生むということを(Bパート)
といった発言は
シリーズがここまで進んでくると
ナマケルダ本人の認識というより
クイーンミラージュと
ブルーの関係をふまえたもの
という気がしてきました。


いおなが「カバさん」とか言ったり
フライング・ディスク(フリスビー)が
苦手だったり
どうもこれまでの
武闘派的なイメージとは違う感じなのが
違和感ありましたけど
これはピュアな気持ちに
説得力を持たせるためでしょうか。

その気持ちに、というより
守りたいという
いおなのピュアな気持ちに
シャイニングメイクドレッサーが応えた
ということになってましたが
恋とか分からないけど助けたい
という台詞を聞いて
第27話における、めぐみと
方向性が同じだと思いつつ
「守ってみせる」というのが
女子の方から出てくる時代なんだなあ、と
しみじみ感慨にふけったことでした。

女子の変身ものというシリーズだから
であるにしても。


エンディング・テーマが流れる時に
全員、イノセントフォームになってるから
次回から残りのみんなも
徐々にパワーアップしていくんでしょうね。


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