先週7月31日放送の
『ハピネスチャージプリキュア!』
第30話の
10周年記念メッセンジャーは
ミルキィローズでした。

ミルキィローズは
妖精がプリキュアに変身するという
それまでとは違うパターンでした。

妖精の時と人間体の時とのギャップに
違和感を覚えた記憶があります。

『Yes!プリキュア5』は
妖精のココとナッツが
イケメンの人間体になるばかりか
のぞみやこまちと
恋愛関係らしきものに発展する
という展開も見られましたが
当時はそういう展開に
どうにも納得がいかなかったものでした。


そして今朝放送の第31話の
10周年記念メッセンジャーは
キュアサニー。

今ごろ来たか、キュアサニー
という感じですね(苦笑)

あと残っているのは何人かな?


以下、第30~31話の内容に
やや踏み込んだ感想になります。

30話はすでに
放送から一週間が過ぎましたけど
それでもまだ観てないという人は
ご注意くださいまし。




第30話「ファントムの秘策!
 もう一人のキュアラブリー!」は
都合により放送当日、観られず
昨日の夜中、録画したので観ました。

基本的に新アイテム
シャイニングメイクドレッサーを
初めて使用するというお約束回ですが
ミラージュがかつて
キュアミラージュと呼ばれるプリキュアで
ブルーと共に戦っていた
という背景にはびっくり。

クイーンミラージュの鏡は
ブルーと一緒に倒したはずの巨人で
ブルーに愛を拒否されたミラージュの
心の闇から生まれたか
心の闇につけ込んだかした
という感じになってきましたね。


プリキュアハンター・ファントムが
キュアラブリーの影を利用して
アンラブリーとなるという展開、
ダークプリキュア系のキャラは
今までにも出てきましたけれど
本人の影を身にまとう
という設定がすごかった。

アンラブリーは
キュアラブリーの影から生まれただけに
めぐみの過去をよく知っていて
意気込みだけで何も達成していないと
メンタルな攻撃を仕掛けてくる。

まあ、それ自体は
ありがちだとは思いますが
プリンセスたちがやってきて
ラブリーを承認するという展開を観て
なるほど、プリキュアが
一人ではないことの意味がよく分かる
興味深い展開でした。

これを主たる視聴者である
小さいお友だちと
小さいお友だちの母親の存在を思うと
親は子どもを無条件に承認してほしい
という制作者側のメッセージすら
垣間見えてくる気がしました。


30話でシャイニングメイクドレッサーが発動し
ファントムが一敗地にまみれますが
今朝放送の第31話
「まさかの急接近!?
 キュアハニーとファントム!」では
冒頭いきなり
大使館にファントムが保護されている
という展開で、びっくり。

これまでのプリキュアでも
敵キャラクターと心を通わせる
というエピソードはあって
初代プリキュアのキリヤとか
『Splash☆Star』の満と薫とか
『ドキドキ!プリキュア』の
キュアダイヤモンドとイーラとかが
記憶に残ってますけど
今回のエピソードも
この系譜に連なりますかね。

ただ、キリヤやイーラは
少年キャラでしたが
今回はイケメン・キャラというのが
違うといえば違います。

ファントムの最後の台詞、
なかなか決めるのは難しそうな感じで
声優さんも苦労したのではないかと
想像したり(苦笑)


ゆうこの恋バナかと思わせて
実は……という流れは
オチの予想が簡単につきました。

大きいお友だちなら
みんなそうだったのでは?(笑)


それにしてもやっぱり、大森ゆうこは
端倪すべからざるキャラクターですな。

第31話の作画監督は稲上晃で
それもあってか
観ていてとても気持ちよかったです。


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