やや旧聞に属しますが
4月11日(金)20時から
NHKのBSプレミアムで放送された
BS時代劇『神谷玄次郎捕物控』の
第2話「針の光」を観ました。

黒川さんが出るということで。

13日(日)の再放送もすんだことですし
以下、遅ればせの感想なぞ。


黒川さんがゲストで出る
ということで観たわけですが
タイトル・ロールの
北町奉行所同心・神谷玄次郎役は、何と
『轟轟戦隊ボウケンジャー』(2006~07)で
ボウケンレッドに変身する
明石チーフを演じた高橋光臣でした。

そのうえ
玄次郎の配下の岡っ引き銀蔵役は
『ガンリキ
 警部補・鬼島弥一』
シリーズ(2012~)で
タイトルロールの鬼島弥一を演じた
中村梅雀。

その『ガンリキ』で
鬼島警部補のお目付役にして相棒の
女性刑事・落合七海を演じたのが
黒川さんなのでした。

ドラマの最後で
黒川さんが演じる、
両国・広小路にある水茶屋の茶汲娘
お咲を後ろに控えさせ
玄次郎が番屋で(?)
犯人を問いつめる場面では
その犯人の後ろに銀蔵が控えており
『ガンリキ』を思い出したりすると
何だか不思議な感じがされる場面だったり。


原作は藤沢周平だそうですが
残念ながら読んだことはありません。

「針の光」というエピソードは
原作にもあるようです。

このプロット(真相)って
有名なあれだよなあ
とか思って観てましたが
謎が解明される手順を
割と丁寧に描いていたのは意外でした。


高橋光臣は
さすがチーフだけのことはある
という感じで
昼行灯のように見えて鋭いところ
人情味があり、さばけたところ
そして惚れた女には弱いところを
バランス良く演じてました。

小料理屋の女将お津世とのやりとり
ありがちではありますが
軽妙洒脱なところは高橋光臣らしい。

お咲はご家人の次男坊と恋仲なんですが
武士との結婚はうまく行かないことを
懇々と諭すあたりも良かったなあ。


何だか黒川さんよりも
チーフ中心の感想になっちゃいましたが
ボウケンジャー、
好きなシリーズだったもので。(^^ゞ

Wikipedia で調べてみたら
ボウケンジャー以降
いろんな時代物に出ているようですけど
高橋光臣と時代劇という組み合わせなら
『超忍者隊イナズマ!! SPARK』(2007)
というのに出てたことが
懐かしく思い出されます。

うーん、観直したくなってきた(笑)


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