昨日は所用があって出かけ
帰りが遅くなったのですが
出かけた頃は暖かかったのに
終バスを待つ頃は寒風が吹きすさび
心身ともに寒くなって帰り着いたら
連続ドラマW『血の轍』
第2話の録画に失敗しており
ますます心が寒くなった一日でした。(´・ω・`)
録画できていたら
ドラマの感想を書こうと
思っていたのですが
上のような理由で予定が狂ったので
最近ヘビロテしている
CDのお話など。

(ユニバーサル シグマ UMCK-9283、2009.6.24)
上記「ユニバーサル シグマ」は制作で
発売・販売元は
「ユニバーサル ミュージック合同会社」
となっています。
先日、翻訳家のN氏に誘われて
カラオケに行き
『Gメン '75』と
『キイハンター』の主題歌を
(正確にはエンディング・テーマを)
歌った際、両曲とも
中森明菜がカバーしていると教えられ
帰ってからさっそく検索してみたところ
初回盤の在庫がありましたので
購入した次第です。
ジャケットは、おそらく
レコード時代のデザインを
イメージしたもので
遊び心に満ちてますが
CDのレーベル面のデザインも
昔のレコードをイメージしたもの。

タイトルの「氣氛歌謡」は
「ムード歌謡」を意味する
中国語表記ではないかと思われます。
文字化けしているかもしれないので
説明しておくと
最初の「氣」は「気」の正字
次の「氛」は
「気」の旁である「×」を
「分」に変えた字です。
最初と最後のトラックに
「氣氛歌謡 Opening」
「氣氛歌謡 Ending」という
インストルメンタル曲が入っており
これからショーが(番組が)始まる
そしてショーが(番組が)終わったという
雰囲気を醸し出しています。
このインスト楽曲が
昔の歌謡曲番組でよく見られた
歌手の後ろで演奏していた
バンドの演奏を模していて
ここらへんも遊び心があって面白い。
その最初と最後を除く
歌唱の収録曲は以下の通り。
「経験」辺見マリ(1970)
「恋の季節」ピンキーとキラーズ(1968)
「夢は夜ひらく」園まり(1966)→藤圭子(1970)
「他人の関係」金井克子(1973)
「面影」しまざき由理(1975)
「雨の御堂筋」欧陽菲菲(1971)
「ラブユー東京」黒沢明とロス・プリモス(1966)
「絹の靴下」夏木マリ(1973)
「コモエスタ赤坂」ロス・インディオス(1968)
「非情のライセンス」野際陽子(1968)
「伊勢佐木町ブルース」青江三奈(1968)
参考までに、曲名の後に
オリジナルの歌い手の名前と
発売年を記しておきました。
(Wikipedia 調べ)
「面影」が『Gメン '75』の
「非情のライセンス」が『キイハンター』の
それぞれエンディング曲です。
「夢は夜ひらく」は、てっきり
藤圭子の持ち歌だと思ってましたが
オリジナルは園まりだそうで
これは知りませんでした。
上記、発売年からも分かる通り
1960年代後半から
70年代前半にかけての歌が中心で
「コモエスタ赤坂」のように
タイトルを覚えていないのはもちろん
聴いた記憶がない曲もありますが
(でも何となく聴き覚えがあるという不思議)
他はすべて
自分が子どものころに耳にした
聴き覚えのある曲ばかり。
昔は曲の息が長かったから
発売当時にレコードを買わなくとも
その後、歌謡番組で
何度も何度も歌われていましたから
4~5歳くらいの時に発売された曲でも
後になって聴くことができたものでした。
中森明菜はこれらの歌を
たぶん、生で(発売の同時代に)
聴いたことはないはずですが
さすが「歌姫」を謳われるだけあって
見事に歌いこなしています。
「伊勢佐木町ブルース」は必聴!
ちょっと番組名の記憶は曖昧ですが
昔、出演者が登場する際
次の出演者の持ち歌(の一部)を
歌いながら登場し
それが最後の出演者まで
リレー形式でつなげて
最後の曲は全員で歌うという
オープニングの
歌謡番組があったかと思います。
芳村真理が司会をしていた頃の
『夜のヒットスタジオ』(1968~1985)
ではないかと思いますが。
ちょうど
そのオープニングのような雰囲気もあり
Wikipedia によれば
中森明菜も出演してますから
同じことをしていたはずで
中森のデビューから数えて
約20年前の大先輩の曲を歌っている
なんて妄想(妄想?)も可能な
1枚であるわけです。
その意味では二重に懐かしいとも
いえましょう。
初回盤には特典として
レコーディング風景を撮った
DVDが付いています。
最初に、映画などでお馴染みの
ユニバーサルのアイキャッチが出るので
ちょっとびっくりしました(笑)
映像として収録されているのは
「他人の関係」
「雨の御堂筋」
「伊勢佐木町ブルース」で
現場の会話などはなく
それぞれの歌唱の一部が
現場の映像と共に流れます。
この映像は2009年当時のものですが
いやあ、明菜さん
自分が歌謡番組を観ていた頃と
全然変わらない雰囲気でびっくり。
かわいらしい。
もちろん
歌唱力も衰えていないわけで
懐かしいと同時に
感動してしまいました。

上はDVDの
レーベル面のデザインで
やはりレコードを模していますが
注目してほしいのは
プラスチック・ケースの
裏面側(写真右側)のデザイン。
昔のレコード、特にシングルは
紙の袋に入っていて
ペラ1枚のジャケット
(裏面はライナー)と一緒に
ビニール袋に収めて
売られてました。
上掲の右側は
その紙の収納袋を模しているわけです。
これはレコード世代でないと
分からないお遊びだろうなあ。
ムード歌謡好きというより
歌謡曲好きの方にはもちろん
昭和30年代生まれの方に
そして中森明菜の
歌のスタイルや声質が好きだった人に
ぜひ、お薦めしたい1枚ですね。

帰りが遅くなったのですが
出かけた頃は暖かかったのに
終バスを待つ頃は寒風が吹きすさび
心身ともに寒くなって帰り着いたら
連続ドラマW『血の轍』
第2話の録画に失敗しており
ますます心が寒くなった一日でした。(´・ω・`)
録画できていたら
ドラマの感想を書こうと
思っていたのですが
上のような理由で予定が狂ったので
最近ヘビロテしている
CDのお話など。

(ユニバーサル シグマ UMCK-9283、2009.6.24)
上記「ユニバーサル シグマ」は制作で
発売・販売元は
「ユニバーサル ミュージック合同会社」
となっています。
先日、翻訳家のN氏に誘われて
カラオケに行き
『Gメン '75』と
『キイハンター』の主題歌を
(正確にはエンディング・テーマを)
歌った際、両曲とも
中森明菜がカバーしていると教えられ
帰ってからさっそく検索してみたところ
初回盤の在庫がありましたので
購入した次第です。
ジャケットは、おそらく
レコード時代のデザインを
イメージしたもので
遊び心に満ちてますが
CDのレーベル面のデザインも
昔のレコードをイメージしたもの。

タイトルの「氣氛歌謡」は
「ムード歌謡」を意味する
中国語表記ではないかと思われます。
文字化けしているかもしれないので
説明しておくと
最初の「氣」は「気」の正字
次の「氛」は
「気」の旁である「×」を
「分」に変えた字です。
最初と最後のトラックに
「氣氛歌謡 Opening」
「氣氛歌謡 Ending」という
インストルメンタル曲が入っており
これからショーが(番組が)始まる
そしてショーが(番組が)終わったという
雰囲気を醸し出しています。
このインスト楽曲が
昔の歌謡曲番組でよく見られた
歌手の後ろで演奏していた
バンドの演奏を模していて
ここらへんも遊び心があって面白い。
その最初と最後を除く
歌唱の収録曲は以下の通り。
「経験」辺見マリ(1970)
「恋の季節」ピンキーとキラーズ(1968)
「夢は夜ひらく」園まり(1966)→藤圭子(1970)
「他人の関係」金井克子(1973)
「面影」しまざき由理(1975)
「雨の御堂筋」欧陽菲菲(1971)
「ラブユー東京」黒沢明とロス・プリモス(1966)
「絹の靴下」夏木マリ(1973)
「コモエスタ赤坂」ロス・インディオス(1968)
「非情のライセンス」野際陽子(1968)
「伊勢佐木町ブルース」青江三奈(1968)
参考までに、曲名の後に
オリジナルの歌い手の名前と
発売年を記しておきました。
(Wikipedia 調べ)
「面影」が『Gメン '75』の
「非情のライセンス」が『キイハンター』の
それぞれエンディング曲です。
「夢は夜ひらく」は、てっきり
藤圭子の持ち歌だと思ってましたが
オリジナルは園まりだそうで
これは知りませんでした。
上記、発売年からも分かる通り
1960年代後半から
70年代前半にかけての歌が中心で
「コモエスタ赤坂」のように
タイトルを覚えていないのはもちろん
聴いた記憶がない曲もありますが
(でも何となく聴き覚えがあるという不思議)
他はすべて
自分が子どものころに耳にした
聴き覚えのある曲ばかり。
昔は曲の息が長かったから
発売当時にレコードを買わなくとも
その後、歌謡番組で
何度も何度も歌われていましたから
4~5歳くらいの時に発売された曲でも
後になって聴くことができたものでした。
中森明菜はこれらの歌を
たぶん、生で(発売の同時代に)
聴いたことはないはずですが
さすが「歌姫」を謳われるだけあって
見事に歌いこなしています。
「伊勢佐木町ブルース」は必聴!
ちょっと番組名の記憶は曖昧ですが
昔、出演者が登場する際
次の出演者の持ち歌(の一部)を
歌いながら登場し
それが最後の出演者まで
リレー形式でつなげて
最後の曲は全員で歌うという
オープニングの
歌謡番組があったかと思います。
芳村真理が司会をしていた頃の
『夜のヒットスタジオ』(1968~1985)
ではないかと思いますが。
ちょうど
そのオープニングのような雰囲気もあり
Wikipedia によれば
中森明菜も出演してますから
同じことをしていたはずで
中森のデビューから数えて
約20年前の大先輩の曲を歌っている
なんて妄想(妄想?)も可能な
1枚であるわけです。
その意味では二重に懐かしいとも
いえましょう。
初回盤には特典として
レコーディング風景を撮った
DVDが付いています。
最初に、映画などでお馴染みの
ユニバーサルのアイキャッチが出るので
ちょっとびっくりしました(笑)
映像として収録されているのは
「他人の関係」
「雨の御堂筋」
「伊勢佐木町ブルース」で
現場の会話などはなく
それぞれの歌唱の一部が
現場の映像と共に流れます。
この映像は2009年当時のものですが
いやあ、明菜さん
自分が歌謡番組を観ていた頃と
全然変わらない雰囲気でびっくり。
かわいらしい。
もちろん
歌唱力も衰えていないわけで
懐かしいと同時に
感動してしまいました。

上はDVDの
レーベル面のデザインで
やはりレコードを模していますが
注目してほしいのは
プラスチック・ケースの
裏面側(写真右側)のデザイン。
昔のレコード、特にシングルは
紙の袋に入っていて
ペラ1枚のジャケット
(裏面はライナー)と一緒に
ビニール袋に収めて
売られてました。
上掲の右側は
その紙の収納袋を模しているわけです。
これはレコード世代でないと
分からないお遊びだろうなあ。
ムード歌謡好きというより
歌謡曲好きの方にはもちろん
昭和30年代生まれの方に
そして中森明菜の
歌のスタイルや声質が好きだった人に
ぜひ、お薦めしたい1枚ですね。
