『本を読む人のための書体入門』
(星海社新書、2013.12.25)

今年最後の1冊は
この本になりそうです。


書体というのは
今風にいえばフォントですが
フォント事典とか
フォントの歴史とかいう話よりも
フォントに対して
自分が持っている感受性について
語った本です。

もっとも、淡古印という
ホラー表現によく使われる活字については
ちょっと歴史をたどっていて
面白かったですけど。


自分は
明朝体、ゴシック体、清朝体
あたりなら
区別はつきますが
その明朝体にも
いろいろ種類があるようで。
(もちろんその名称は知りませんが)

たいがいのものは気にしませんが
昔の、出始めの頃の
講談社文庫の明朝体には
違和感があったなあ、とか
昔、大学の部活で同人誌出したとき
ナールというのがあったなあ、とか
いろいろ思い出しながら読みました。


本書の作者のように
活字に詩情を感じる
という境地にまでは
至ってませんが(苦笑)
読みやすさとか考えると
フォントってやっぱり気になりますね。

自分もフォントが気になるほう
という方、まずは
本書の著者が開いている
HP「文字の食卓」を
御覧になると
楽しめるかもしれません。


というわけで、
部屋の掃除(というか整理)は
終わってませんし
(終わりそうにないし【遠い目】)
世間は大晦日ではありますけど
いつもと変わらぬ時間が
流れている年の暮れでした。

年越し蕎麦くらいは
作るつもりですけど( ̄▽ ̄)


来年も(て、明日からですけど【苦笑】)
可能なかぎり
毎日更新をめざしていきますので
おつきあいいただければ幸いです。

では、みなさま、よいお年を。


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