昨晩は、高田馬場にあるライブハウス
四谷天窓に行ってきました。

Ticori's fairground のライブがある
ということで。

四谷天窓も久しぶりだけど
Ticori's のライブも
久しぶりのような気がします。
(実際は20日ぶりくらいで
 久しぶりでも何でもないのですが)

$圏外の日乘-四谷天窓入口(2013.4.14)


トップはオノマトピアの三人。
ケイコさん(vo)と
有限さん(男性、pf)、
醇さん(男性、perc)のユニットで
6曲演奏。

ラストの曲は
黒田三郎の詩「賭け」に基づく
「ヤコブセンのバラ」
というタイトルの曲だったのが
自分的にはツボでした。

黒田三郎、名前だけは
かろうじて知ってましたが
その詩をちゃんと読んだことはありませんで
まさかライブでその名を耳にするとは
思いもよりませんでした。


2番手は Latte のお二人。
erico さん(女性、vo)と
ナカムラジローさん(男性、pf)のユニットで
6曲演奏。

最初、場の空気を和ませるために
お客さんの中で4月誕生日の人が
いるかどうかをコールして確認し
「Birthday song」というオリジナル曲を
歌うことから始めたのが
印象に残ってます。
(いつもはそういうOPじゃ、ないそうですが)

「Birthday song」、
YouTube にアップされていたので
リンク張っときました。
(夜中にパソコンで聴く場合は
 ヴォリュームにご注意あれ)


3番手が、Ticori's Fairground です。

今回は、お馴染みのパーカス・サポート
せっきんさんの他に
ギター・サポートとして
新たに古川夏希さんが加わっての
4人編成でした。

01.セカイイチ(gt. W.chime.)short ver.
02.Ice cream(pf. gt2. cajon)
03.Humming train(gt2. cajon)
04.Film(pf. gt2. cajon. W.chime.)
05.真夜中の船(gt2. cajon)
06.You & I(gt2. cajon)

前田知香さんは
ステージ下手側のキーボードに着席して
そのまま、鈴木岳人さんと
「セカイイチ」の
1コーラス・バージョンを演奏後
ユニット名を名のって軽く挨拶してから
「Ice cream」に。

ギターが2本なので音に厚みが増して
特に2コーラス目のAメロ、
ピアノ抜きのバージョンでしたけど
それが耳新しくもあり
実にいい感じでした。

ちょっとエスカフェ・バンド・バージョンに
印象が似ている感じでもあるかな。

2コーラスを終えた後のスキャット
Yeah を続けたあとの
Wow wow wow が省略されてたのは
アレンジが変わったのか
単に忘れただけなのか(笑)

演奏後、キーボードを離れて
ステージ前面に出、
改めで軽く自己紹介してから
「Humming train」に。

マラカスが省略されたバージョンで
これも2本目のギター・アレンジが
実にいい感じでした。

岳人さんも、Wow を切る際
ちょっとワイルド入ったノリで。

あと、「♪考えなくていい」と歌いながら
頭に手を当てる振り付けが
何とも萌える感じで(°∀°)b

演奏後、もう一度キーボード前に戻り
「Film」の演奏に。

最初は岳人さんがギターを弾かず
ヴォーカルのみで参加するバージョンでした。

2コーラス目を歌い終えてからの間奏では
岳人さんもギターで参加し
その後はギターを弾きながらの歌唱でした。

演奏後、知香さんが
再びステージ前面に移動し
椅子に座ってからメンバー紹介MC。

まずはカホンのせっきんさんを紹介したら
せっきんさんから、まずは自分たちの
紹介しましょうね、とツッコミが入って
お客さんの間から笑いがw

続いての「真夜中の船」は待望の新曲です。
新曲であることを
まったくアピールしていなかったけど(苦笑)

真夜中、「君」のことを想う男性の歌
でしょうか。
自分の人生を信じてしっかり生きていこう、
生きていきたい、というニュアンスを
感じた歌でしたが、合ってるかな?

Ha Ha というスキャットも珍しい
しっとりとした、いい曲でした。

ラス・サビで珍しく岳人さんが
ソプラノちっくな声を出してハモったのが
とても印象に残りました。

演奏後のMCでは
5月5日の初ワンマンや
CDの告知がありました。

下は会場で配られた
手作り感満載の(笑)
ワンマンのフライヤーです。

$圏外の日乘-Ticori's Fairground ワンマン告知フライヤー

告知のMCの間、バックでずっと
カホンが叩かれているのは
いつもながらいい感じで。

告知後、聴いてくれたこと
来てくれたに感謝の言葉を述べて
「You & I」に。

例の、ラス・サビ前の「間」に
「ワンマンまでには彼女は
もっとトークが上手くなってるはずです!」
と、せっきんさんが早口で叫んで
お客さんはもとより
知香さんにもウケてました(笑)

せっきんさん、オーラスでは勢い余って
後ろの壁にぶつかるほどでしたがな。

ワイルドだなあ(笑)

今回のライブは
四谷天窓の音がいつものことながら良く
リバーブもよく響いており
ヴォーカルの微妙な動きはもちろん
ひとつ増えたギターの微妙なアレンジも
きれいに拾ってました。

アコースティックな音の良さがよく出ていた、
ということは Ticori's の魅力がよく出ていた
たいへん良いステージだったと思います。


トリは Silent Sprout のお二人。
norさん(女性、vo. pf.)と
4+さん(男性、gt)のユニットで
アンコールも含めて7曲演奏。

この時のピアノは
キーボードではなく
四谷天窓のアップライトでの演奏。

最初の2曲は、間奏部でのみ
ピアノが加わったので
(要するに弾き語りではなかったので)
なんだか不思議な感じがしました。

そのあとにはギター抜きの
ピアノによる弾き語りもありました。

アンコールは想定外だったため
曲を用意していなかったそうで
会場のお客さんに聞いて
「いつもと同じ朝が来るという事は
なんと素晴らしき事だろう」という
長い長いタイトルの曲を演奏することに。

こちらはネットで購入可です。


終了後は、Ticori's の皆さんと歓談。

中川夏希さんはシャーロキアンだそうで
帰ってから検索してみたら
なんとギター・インストの
The Adventure of the Speckled Band
という曲を書いてらっしゃいます。

なんでそういうタイトルなのか
申し訳ないけど
聴いてもよく分からない(^^;ゞ

などという余録(?)もあった
愉しい晩でした。


Ticori's のお二人、
サポートのお二人、
対バンの皆さん、スタッフの皆さん、
お疲れさまでした。


次の Ticori's のライブは
今週の水曜日ですが
立川で会議を終えてから駆けつける予定。

果たして間に合うか!?

乞うご期待( ̄▽ ̄)