今回も、ライブで観ることができました。


今回の観所は何といっても
高嶋政伸演じる須藤理事長の
キレっぷりでしょう。

前回、妻から
イヤリングを差し出され迫られ
うわあ、と叫んで家を飛び出した理事長、
妻が怖くて逃げ出しただけかと思ってたら
サキのマンションへ
行こうとしてたとは(苦笑)

入口のインターホンに
もたれかかっての演技は
よだれまで垂らす
なりふり構わぬ熱演で
鬼気迫るものがありました。


そして須藤理事長夫人役の富田靖子、
サキのマンションに乗り込んで
インターホンを押しまくる場面は
似たもの夫婦やなあと
苦笑して観てましたが
その後の立ち回りもすごかった。

富田靖子、前回に続いて熱演でした。

ただその後、CMを挟んで
仲良く朝食を食べているシーンに続くのは
観ていて何とも納得がいかない感じで。

あそこまでいく心理描写が
ばっさり省略されているからでして。

なんか吹っ切れたのは分かりますが
吹っ切れたきっかけを
納得いくよう描いてほしかった気がします。


そして須藤理事長は
最後にああなっちゃうわけですが
小なりとはいえ
総合病院の理事長なのに
ちょーっと精神的に
もろすぎやしませんかねえ、
と思った次第です。


内田有紀演じる隼人の上司
濱田が、隼人から
ホワイトリリーの花言葉を聞いただけで
サキと隼人の母親は会ってるんじゃないか
と推理してましたが
これは超絶的な推理というか
もはや推理ですらない気が(苦笑)

それでいてサキの被害者の
ミッシング・リンクに
なかなか気づかないというのがなあ。

今回のドラマ中に
伏線が丁寧に張られているので
観ている人は大体の見当が
つくのではないかと思いますが
(救急車のカットは大ヒントか、と)
もしそれが当たってたら
逆恨みも甚だしい気がするんですけど……。

ただし、隼人が
自分が母親を殺したと
サキが思っていることに
気づいた理由は
見当がつきませんでした。

次回は、その謎解きが楽しみだったり。

ちなみにCM前の提供ブリッジや予告で
隼人の台詞を流しておきながら
最後、台詞をあれだけ引っぱるのは
演出的にいかがなものかと
思った次第です。


というわけで、今回
黒川さんの出番はありませんでした。

次回最終回、
はたして百合香の出番は
ありや否や???