おつきあいのある
『新青年』研究会の方々が
江戸川乱歩にちなんだ
浅草文学散歩の映像を
YouTube にアップされましたので
ご紹介。



有名な雷門が
1865(慶応元)年に焼けてしまい
戦前には地名としてはあっても
あの大提灯や門自体は
戦後に復元されたものだというのは
ぜーんぜん知りませんでした。

その証拠となる
明治時代の絵はがきなどが
スライドとして入るので
おおっと驚けること請け合いです。


乱歩の作品ファンなら
ちょっと一見してみることを
おススメします。

ナヴィゲーターを務めるお二人が
原稿を手に持って棒読みなのは
ご容赦あれ(苦笑)


とか、協力すらしてない自分が
偉そうにいうのも何ですがΣ\( ̄ー ̄;)


第二回は今月24日ごろの公開だそうです。

次回は六区の紹介だそうですので
お楽しみに。


それにしても今では
大手メディアでなくても
ここまで、できるんですね。
それにもびっくりです。


ちなみに、『新青年』というのは
江戸川乱歩がデビューした雑誌です。

乱歩のデビューがきっかけとして
多くの探偵作家がここからデビューし
(たとえば夢野久作や小栗虫太郎など)
増刊号になると、全ページを使って
海外探偵小説が訳載された号が出たので
戦前の探偵小説の
メッカといわれていました。

『新青年』研究会というのは
その雑誌を中心として
戦前の探偵小説や、その周辺の文学
文化などを研究しているグループです。

公式ブログは「Pub Antiquarian」。
こちらでは会員の著書(や、本の解説)や
イベント活動などを紹介しています。

ほんとに紹介だけですが
どんな人たちがやっているのか
関心のある方は
ご覧になってみてくださいまし。