
(東映 事業推進部、2012年12月8日発行)
本日、ようやく観てきました。
奈央ちゃんがテレビと同じ役で
出演するので(^^ゞ
あいにくの雨でしたが
でもまあ、年の暮れだし
みんな大掃除で忙しいだろうし
おまけに雨とくれば
お客さんが少なくて
うるさくなくていいだろう
ぐらいの気持ちで出かけたと思いませ。
そしたら上映時間になると
どこにいたかというくらい
親子連れがワラワラと(苦笑)
それでも超満員というわけではなく
ストレスなく観られました。
以下、ネタバレはしませんが
内容には若干ふれますので
これから観る、という人は
ご注意ください。
自分は、映画を観る前はなるべく
作品の情報に接しないようにしていますが
ポワトリンが出ることは
さすがに知ってました。
あとイナズマンも。
イナズマンの造型はさすがに
かつてのテレビシリーズよりはリアルで
というか、まんがの絵の再現度が高く
時代の流れ、技術の向上ということを
つくづく感じさせられたことでした。
そしてアクマイザー3も出てきて
何だか石ノ森キャラてんこ盛り状態で
レギュラー放送のメイン怪人たちや
再生怪人たちの影が薄かったような。
といっても、最近のシリーズだと
新怪人なのか再生怪人なのか
どっちがどっちでどっちがどっちか
正直いって区別がつきません(苦笑)
話題のポワトリンは
明らかに元祖より
名実共に美少女仮面でした(笑)
アクションも素晴しい。
すべて吹替えなしだったそうで
その点でも元祖を超えてます。
アクションで印象的だったのは
フォーゼ編で、逃げる三郎(須賀健太)と
追いかける弦太郎(福士蒼汰)の一連の流れ。
もちろん編集しているのでしょうけど
様々な障害をものともせず
流れるような走りっぷりと
スピード感には、びっくりしました。
パンフにも監督の談話として
書いてありますけど
パルクールというフリーランニングの
運動競技からきているそうな。
そしてGoProという小型カメラによる
視点の効果も素晴しかった。
今回の映画は、上のパルクールと
ポワトリンの新体操アクションだけでも
必見だと思いますが
その他にも生身のアクションがやたら多い。
仮面ライダーなでしこ
変身前の撫子(真野恵里菜)まで
ハードなアクションを披露していたのには
感心したことでした。
他にもインガ(原幹恵)、流星(吉沢亮)、
凛子(高山侑子)、晴人(白石隼也)、
さらには火野映司(渡部秀)らの
生身のアクションは良かったなあ。
さすがは坂本組
という感じでしたね。
で、前回の夏の映画では
ユウキを見守る立場というか
その他大勢の内の一人だった
宇津木遥先生役の奈央ちゃんも
今回はアクションの見せ場があり
ファンとしては実に嬉しかったです。
生身のアクションが面白い代わりに
装甲車VSバイク軍団のアクション
というかシーンは、個人的には今イチ。
ついついスカイライダーの
ネオショッカー戦車とライダーマシンの
へなちょこバトル・シーンを連想しちゃって
悪いけど、失笑を洩らしてしまいました。
オーズが装甲車に取り付いて
叩いたりしているカットなんかは特に
なんだかなー、な感じで。
あのシーンで感心したのは
バイクを持たないなでしこを
どうやって参戦させるか
というアイデアくらいかなあ。
監督がイメージしてた
『マッドマックス2』を観ていないので
比較のしようもないのですが
生身のアクションに比べると
見劣りするように思うのは
こちらの趣味にもよるのでしょうけどね。
全体的な印象としては
前回のフォーゼの映画よりも
いろんな意味で
今回の方が好きですね。
最初は弦太郎が先生になったと聞いて
一抹の不安を覚えていたのですが
ドラマ部分もそういう不安を
払拭する出来映えだったと思います。
というか、あのメインプロットだと
一度観ただけじゃ
分からないんじゃないかなあ。
ドーナツ屋の店長の扱いは
それ以外の細部をスルーさせるほどの
インパクトがあるから
そのレベルでの仕掛けで
分かった気にはなるけれど
じゃあ説明しろっていわれたら
言葉に詰まりそうなプロットでした。
多分細部はよく練られているのでしょう。
そこらへん、
DVDとかで確認する楽しみもある
という感じの今回のプロット
ご都合主義なところもあるけど
割と好きです。
まあ、ポワトリンの
アクションシーンだけでも
何度も観直したくなるような作品だし
もちろん、奈央ちゃんも出ているし
DVDゲットは確実ですけどね(笑)
下は入場者特典の
吸盤付きミニフィギュアと
ガンバロイドカードです。

吸盤付きミニフィギュア、
携帯も立てられると謳っていますが
吸い付きは今イチのようで(^^;