昨日は、午前中に神奈川近代文学館に行き、
それから冬期講習を済ませて
[36°5] にライブを聴きに行くという
自分にしてはよく動いた一日でした。
ライブのレポは、また今度(笑)
今日も今日とて、調べものがあって
またまた駒場公園内にある
日本近代文学館に行ってきました。
年内はこれで最後かなあ。
件名の BUNDAN というのは
日本近代文学館付設のカフェです。
こちらが入口。

近代文学館には昔も
喫茶コーナーはありましたけど
あまり魅力的ではなかった。
というか、あまり美味しくなかった。
とはいえ、一度しか
入ったことはないのですが
一度で懲りた(苦笑)
日本近代文学館は
午前中に調べものに来ると
お昼になって食事するとこがないと
学生の頃、知人の間でも
よく言われてたものです。
閑静な住宅街の中にあるせいか
館を一時退出しても
あまり食事をするところがないのですね。
(今も少ないですが昔よりはあります)
この「BUNDAN」の前は
「たんぽぽ」という名前の店でした。
それは上に書いた、以前入った店よりも
一世代前の店だったと思います。
古い方の店の記憶のせいもあり
結局「たんぽぽ」には
一度も入りませんでした。
その「BUNDAN」、
気にはなっていたのですが
来館したら調べもので時間は過ぎるし
昼前から利用することは滅多にないし
どうせお値段も張るだろうしと思って
入らないでいたのですが
今日、年内最後だろうし
資料のコピーを待つ間
思い立って入ってみました。
なぜ気になっていたかというと
どうやら店中に
書棚があるようだったので。
そしたら、入ってびっくり、
その書棚の内容がすごい。
ちょっと整理の悪い古本屋並みで
自分基準でも珍しい本が無造作に置いてある。
おまけに棚の手前と奥に重ね入れ(苦笑)
まんがまで置いてあって
超貴重書はないにしても
古本屋の中に喫茶コーナーがあるみたいで
なかなか楽しいです。
そのうえ、FREE WIFI がセットされていて
卓上にパスワードが書かれた
プレートが置かれているので
パソコンさえ持ち込めば、つなぎ放題。
これは嬉しい。これは便利!
メニューはすべて文豪ないしは
文学者に由来していて
コーヒーには「芥川」とか「敦」とかいう
名前がついてます。
彼等の作品に出てきたり
伝記的事象に関係のあるメニューを
忠実に再現しているという趣向。
食事も、森瑶子のサーディン丼とか
宇野千代のカレーとかがあって
メニューを見ているだけで楽しくなります。
今回はコーヒーの「敦」を頼みました。
文学館に来るような層をターゲットにして
オシャレな感じで洒落も利いているという
これはコンセプトの勝利ですね。
とにかく棚の本を物色しているだけでも楽しい。
これって、オーナーが古本屋で買ったものかしら。
目の前には東都書房の
『日本推理小説大系 第6巻/昭和前期集』が
無造作に置かれてあるんですが
ちょっとハコから出してみたら
月報が挟まっていてびっくり。
おまけに、裏の見返しに
「100」とか鉛筆で書いてあるし(苦笑)
海外文学や、雑誌『現代思想』なんかも
置いてありました。
卓上には降り鈴が置いてあります。

下の写真のように
厨房に店員がいない場合は
奥にいるので降って呼ぶのだそうです。

テーブルには値札が貼ってあって
値段が書いてありますから
これって売り物なんですね。びっくり。
レジの方にはその他にも
お土産グッズをいくつか販売してます。

店内にはジャズが流れ
お客さんも少ないし、うるさくない。
写真撮ってた自分が
いちばんうるさかったかも(笑)
館外にはローンチェアが置いてあって
そこには呼び出し用の無線ボタンがあるので
夏場は外でビール、なんてこともできます。

駒場公園を散策している途中に立ち寄るのも可
ということでしょう。
文学好きは
余裕があれば一度
訪れてみてはいかが。
それから冬期講習を済ませて
[36°5] にライブを聴きに行くという
自分にしてはよく動いた一日でした。
ライブのレポは、また今度(笑)
今日も今日とて、調べものがあって
またまた駒場公園内にある
日本近代文学館に行ってきました。
年内はこれで最後かなあ。
件名の BUNDAN というのは
日本近代文学館付設のカフェです。
こちらが入口。

近代文学館には昔も
喫茶コーナーはありましたけど
あまり魅力的ではなかった。
というか、あまり美味しくなかった。
とはいえ、一度しか
入ったことはないのですが
一度で懲りた(苦笑)
日本近代文学館は
午前中に調べものに来ると
お昼になって食事するとこがないと
学生の頃、知人の間でも
よく言われてたものです。
閑静な住宅街の中にあるせいか
館を一時退出しても
あまり食事をするところがないのですね。
(今も少ないですが昔よりはあります)
この「BUNDAN」の前は
「たんぽぽ」という名前の店でした。
それは上に書いた、以前入った店よりも
一世代前の店だったと思います。
古い方の店の記憶のせいもあり
結局「たんぽぽ」には
一度も入りませんでした。
その「BUNDAN」、
気にはなっていたのですが
来館したら調べもので時間は過ぎるし
昼前から利用することは滅多にないし
どうせお値段も張るだろうしと思って
入らないでいたのですが
今日、年内最後だろうし
資料のコピーを待つ間
思い立って入ってみました。
なぜ気になっていたかというと
どうやら店中に
書棚があるようだったので。
そしたら、入ってびっくり、
その書棚の内容がすごい。
ちょっと整理の悪い古本屋並みで
自分基準でも珍しい本が無造作に置いてある。
おまけに棚の手前と奥に重ね入れ(苦笑)
まんがまで置いてあって
超貴重書はないにしても
古本屋の中に喫茶コーナーがあるみたいで
なかなか楽しいです。
そのうえ、FREE WIFI がセットされていて
卓上にパスワードが書かれた
プレートが置かれているので
パソコンさえ持ち込めば、つなぎ放題。
これは嬉しい。これは便利!
メニューはすべて文豪ないしは
文学者に由来していて
コーヒーには「芥川」とか「敦」とかいう
名前がついてます。
彼等の作品に出てきたり
伝記的事象に関係のあるメニューを
忠実に再現しているという趣向。
食事も、森瑶子のサーディン丼とか
宇野千代のカレーとかがあって
メニューを見ているだけで楽しくなります。
今回はコーヒーの「敦」を頼みました。
文学館に来るような層をターゲットにして
オシャレな感じで洒落も利いているという
これはコンセプトの勝利ですね。
とにかく棚の本を物色しているだけでも楽しい。
これって、オーナーが古本屋で買ったものかしら。
目の前には東都書房の
『日本推理小説大系 第6巻/昭和前期集』が
無造作に置かれてあるんですが
ちょっとハコから出してみたら
月報が挟まっていてびっくり。
おまけに、裏の見返しに
「100」とか鉛筆で書いてあるし(苦笑)
海外文学や、雑誌『現代思想』なんかも
置いてありました。
卓上には降り鈴が置いてあります。

下の写真のように
厨房に店員がいない場合は
奥にいるので降って呼ぶのだそうです。

テーブルには値札が貼ってあって
値段が書いてありますから
これって売り物なんですね。びっくり。
レジの方にはその他にも
お土産グッズをいくつか販売してます。

店内にはジャズが流れ
お客さんも少ないし、うるさくない。
写真撮ってた自分が
いちばんうるさかったかも(笑)
館外にはローンチェアが置いてあって
そこには呼び出し用の無線ボタンがあるので
夏場は外でビール、なんてこともできます。

駒場公園を散策している途中に立ち寄るのも可
ということでしょう。
文学好きは
余裕があれば一度
訪れてみてはいかが。