今ごろの感想で恐縮ですが
つい先日、読み終わったもので(^^;ゞ

(2008/土屋晃訳、文春文庫、2012.6.10)
ジェフリー・ディーヴァーの
今年の新刊ですが
ノン・シリーズだからでしょう
文庫訳し下しで出ました。
550ページ近くある長編なのに
さすがディーヴァー、
ページを繰る手を休ませず
あっという間に読ませてしまいます。
緊急通報を受け
様子を味に出かけてきた
女性保安官補が
殺し屋たちと遭遇。
その際、生き残っていた
被害者の客だという女性と出くわし
一緒に殺し屋から逃げる
というお話です、
ざっくりまとめると。
その逃走の様子が
およそ450ページにわたって
描かれてますが
殺し屋の一人で〈職人〉と呼ばれる男と
女性保安官補との
知略をめぐらせた攻防が
畳み掛けるような
どんでん返しを生み出していくので
飽きさせないのですね。
途中、ある場面で
殺し屋と女性保安官補とが
顔を合わせるのですが
その際のクールなやりとりは
カッコいい。しびれます。
対立する立場にあっても
お互いの技倆を認めあい
共感しつつも妥協せず
各々のすべきことを粛々とやる
というのが、いいんですよね。
解説で大矢博子が
「別の結末を読んでみたい」
と書いていますが
この気持ち、よく分かります。
どういう結末が読んでみたいのか、も。
ちょっと前に出た本なので
もう読まれた方もいるかと思いますが
(近所の古本屋に出てました。とほほ)
未読の方がいらしたら、ぜひ。
おすすめです。
つい先日、読み終わったもので(^^;ゞ

(2008/土屋晃訳、文春文庫、2012.6.10)
ジェフリー・ディーヴァーの
今年の新刊ですが
ノン・シリーズだからでしょう
文庫訳し下しで出ました。
550ページ近くある長編なのに
さすがディーヴァー、
ページを繰る手を休ませず
あっという間に読ませてしまいます。
緊急通報を受け
様子を味に出かけてきた
女性保安官補が
殺し屋たちと遭遇。
その際、生き残っていた
被害者の客だという女性と出くわし
一緒に殺し屋から逃げる
というお話です、
ざっくりまとめると。
その逃走の様子が
およそ450ページにわたって
描かれてますが
殺し屋の一人で〈職人〉と呼ばれる男と
女性保安官補との
知略をめぐらせた攻防が
畳み掛けるような
どんでん返しを生み出していくので
飽きさせないのですね。
途中、ある場面で
殺し屋と女性保安官補とが
顔を合わせるのですが
その際のクールなやりとりは
カッコいい。しびれます。
対立する立場にあっても
お互いの技倆を認めあい
共感しつつも妥協せず
各々のすべきことを粛々とやる
というのが、いいんですよね。
解説で大矢博子が
「別の結末を読んでみたい」
と書いていますが
この気持ち、よく分かります。
どういう結末が読んでみたいのか、も。
ちょっと前に出た本なので
もう読まれた方もいるかと思いますが
(近所の古本屋に出てました。とほほ)
未読の方がいらしたら、ぜひ。
おすすめです。