昨日は、早起きして
(あくまでも自分の基準ですw)
代官山のライブハウス
晴れたら空に豆まいて、に行ってきました。

Ticori's fairground が出演する
ランチライブがあるということで。

$圏外の日乘-晴れ豆 看板(2012.10.14)

ランチライブっていうから
ランチ・メニューが豊富なのかと思ってたら
夜のライブと同じでした(苦笑)

ドリンクだけでも良さそうでしたが
ランチライブですからね(笑)
こちらのタコス・ライス、
初めていただきました(^^ゞ

しまった、写真撮るの忘れた…orz


トップバッターは結花 Yuika さん。
ピアノの弾き語りで5曲演奏。

ランチライブに合わない曲ばかりで
とかMCで話してましたが
まあ、良いのではないかと。
(対バンの Ticori's さんもそうでしたしw)


続いては、*はなおと*さん。
普段はヴォーカルとギターの2人組のようですが
今回はピアノ田中聡美さんと
ドラムの平地基生さんのサポート付きで
5曲演奏。

ヴォーカルの仙波さん
バードコールやピアニカも
演奏されてました。

駅前に出ていたカフェ・バン
(帰りに見たけど、確かに駅前に
 自動車営業のカフェが停まってたw)
の、おじさんに
どんな音楽をやっているのと言われて
ドラムの基生さんが
東北ポップだと答えたのだとか。

今回、演奏した曲の中では
宮沢賢治が花巻を指して言った
「ハームキヤ」とか、
東北方言で「そうだね」という意味の
「んだなはん」とかが
東北をテーマとした歌でした。

ただ、個人的には
田中さんのピアニズムに
スゲーって感じで見惚れてました。
音の粒が細かくて
クールでカッコ良かったです。

ちなみにユニット名、
アステリスクつけるのが正式なのかな?
その方が検索した時に
引っかかりやすいですけど(笑)


トリが Ticori's fairground でした。

01.Humming train
02.Contradiction
03.雨、心っ足らず
04.In this world
05.Film
06.I ce cream

今回のステージは全曲
先の、下北沢 mona records での時のように
せっきんさんがカホンで
サポートに入り
3人編成での演奏。

最初の「Humming train」は
マラカスを持ち
スタンド・マイクの前に
立っての歌唱。

せっきんさんがノリノリの演奏で
実に楽しそうで
観ているこちらも
思わず笑みがこぼれたり。

演奏後のMCで
今日はカホンが加わっての
3人編成であることを言ってから
続いて「Contradiction」に。

こちらもスタンド・マイクでの歌唱。

♪美しいものそこら中にあるよ
というフレーズの歌い方、
音符を切り気味なのが印象的でした。

演奏後のMC
「今日は日曜日のお昼ですが
 わざわざ足をお運びいただき
 ありがとうございます。
 雨が降っていると思うんですけど
 もうあがってしまったかもしれませんが
 続いて雨の歌を歌わせていただきます」
と言って、「雨、心っ足らず」に。

こちらはハンド・マイクで
立っての歌唱でした。

演奏後、携帯用の飲料ボトルで水分補給。
その際、蓋を閉める音を
すべてマイクが拾ってしまって
笑いが起こり、岳人さんから
「音拾ってますよ」とツッコミ(笑)

「ちょっと喉が心配だなあと思って
 生姜湯を入れてきたんですけど」
と言ってから
「晴れ豆さんでは何度か
 出させていただいてるんですけども
 ランチライブは初めてで、
 私たちもそんなに
 ランチにふさわしくない曲
 ばかりなんですけども(笑)」
と話してました。

「私たち『も』」というのは
最初の結花さんがMCの時に
ランチにふさわしくない曲ばかりで
と話してたのを
受けてのことだと思います。

続けて
「なかなか最近は世の中の情勢が悪くて
 そういう、情勢と言いますか
 世の中が……」
「どうしたんですか、
 急に政治を語り出して」(会場笑)
と岳人さんに言われて
しどろもどろで答えようとしたとき
せっきんさんが
「生姜湯、飲んだらいいんじゃない」
とフォロー(?)すると
「もうなくなってしまったんですけど」
と受けてから、続けて
「何か上手いこと世界が
 回ってないんですけど
 そういう歌を書いたことがないので
 『In this world』という曲を
 書いてみました」
と言って演奏に。

おそらく、曲のコンセプトを
話そうとしたと思われますが
岳人さんのツッコミは予定外だったのかな? w

こちらもハンド・マイクで立っての歌唱。

1コーラス目の途中からリバーブが強くなって
スピーカーの音が大きくなった感じでしたが
サイレントな発声の部分が多いので
特に違和感があるという気はしなかったです。

演奏後、ピアノの前に移動。

知:だいぶ暗くなってしまって、空気が(笑)
岳:次の曲も暗いです(会場笑)
  ランチライブって感じじゃないですね。
知:次は鈴木さんが……
岳:もうちょっと暗い曲が続きますので(会場笑)

というやりとりがあって「Film」に。
(結局、曲名は紹介されずw)

こちらも1コーラス目のサビあたりから
ヴォーカルのリバーブが強くなり
スピーカーの音が大きくなりました。

こちらは、「In this world」と比べると
ちょっとリバーブが利きすぎ
ヴォーカルが強調されすぎ
という印象を受けました。

続いてのMCでは
フライヤーがないことを話すと
会場から笑いが起こり、
「さっきも、ないの? と言われて
 すみません今日はなくて
 あとで詳しく話しますのでと言って
 MCもしっかりしてこなかったんですが」
と話を接いでからブログの存在を告知。

続いて「鈴木さん何かありますか」
と振られた岳人さん
「特にないです」(会場笑)
と受けたものの
すぐに今月19日のライブを告知してました。

溜めを入れたのはネタですか(笑)

最後の「I ce cream」、
せっきんさんが
1、2、3、4、と指を鳴らして
演奏ので出しのタイミングを取ったのが
カッコ良かったです。

いつものことながら
晴れ豆の音は、実によろしくて
コーラスでのヴォーカルのバランスも
非常に良かった。
途中、リバーブでバランスを崩したのを除けば
文句の付けようがないくらいでした。

今回、知香さん、風邪気味だったそうで
演奏中は気にならなかったのですが
演奏後にそのことを聞いて
ときどき音価が短い感じだったのは
(上で書いた、音符を切り気味なところ。
 「I ce cream」もスキャット部の音符が
 短めで止めていた印象を受けました)
そのせいだったのかと腑に落ちた感じで。

でも、音価が短くなっただけで
かえって新鮮にも感じさせたのは
けがの功名というやつですね。

それこそ、初めて
ないし、久しぶりに聴いた人は
気にならなかったろうと思います。

それにしてもカホンが加わるだけで
曲の印象が変わるというか
伴奏に厚みが出ますね。
それに、せっきんさんの
演奏中のノリがいいものだから
アップテンポ目の曲は
実にいい雰囲気でした。

あと、曲は暗くても
MCではたびたび笑いに包まれて
ランチらしい雰囲気だったのではないかと
思います(笑)


というわけで
例によって長文深謝です。

Ticori's のお二人、
サポートのせっきんさん、
対バンのみなさん、スタッフのみなさん、
お疲れさまでした。

外に出たら明るかったのが
いつもと違って新鮮でしたなあ。

$圏外の日乘-晴れ豆 階段入口(2012.10.14)