採点済みの答案を届けに行った帰り
立川のオリオン書房に寄ったら
こんな本が出てました。

$圏外の日乘-『〈どこかの森〉のアリス』表紙
(エル・ディー・アンド・ケイ、2012.9.25)

「アリスが谷川俊太郎に出会ったら。」
というタイトルの本かと思ったら
『〈どこかの森〉のアリス』がタイトルで
DVD付きでした。

表紙の写真が載っているのは
本体ではなくタスキ(オビ)です。

DVDは裏表紙に
こんな感じ↓で添付されてます。

$圏外の日乘-『〈どこかの森〉のアリス』裏表紙
(LD&K BOOKS LDBVD-007、2012.9.25)

発売元は、奥付だとカタカナで
「エル・ディー・アンド・ケイ」
と表記されてますが
裏表紙だと「LD&K BOOKS」と
なっております。


本の方には
谷川俊太郎の詩が12編収録されていて
その内、表題作の
「〈どこかの森〉のアリス」だけが
書き下ろし。

残りは、今までの詩集から採られたものです。

DVDには、
北軽井沢の谷川家の別荘で撮影した映像と
収録されている詩の朗読が収められています。

谷川俊太郎自身が朗読している作品もあります。

映像から抜粋した写真が
詩集の方にイラストのように載ってますが
「〈どこかの森〉のアリス」のみ
DVD未収録の写真が追加されています。


DVDの音楽を担当したのは
谷川俊太郎の息子の谷川賢作、
スタイリングを担当したのが
谷川俊太郎の孫の谷川夢佳。

写真と映像の方の監督は
フォトグラファーの tsukao です。


ふだん詩集は買いませんし読みません。
が、今回はアリスものだったので
そして谷川俊太郎を知らないわけでもないので
(収録されているうちの一編
 「はる」は読んだことがありました)
買った次第です。

アリスものとはいっても
アリス・モチーフの詩は1編しかないので
谷川俊太郎がアリスについて
何を書いているのかと期待する人には
お勧めしませんが
ギフト・ブックにちょうどいいかなあ
という感じがする
「映像写真詩集」ではありました。

なお、映像の方の出演
(タスキの写真でアリスに扮してる人)は
山川未央という人です。