忘れていた頃に支払要請が来るというか
3枚いっしょに注文すると
割引になるよーというのに惑わされて
注文したところ、
その内の1枚が国内在庫がなく
版元に注文かけて、しばらくして
ようやく在庫がないと分かり
だから残り分を払え
というメールが来ることほど
恐怖なことはありませぬ。

(分かる人には、どこのショップの話か
 分かるかと思いますが【苦笑】)

だって、注文した時には
払うアテがあっても
支払要請が来た時には
懐が淋しいなんてことは
ざらだもの( ̄▽ ̄;)


というわけで
以前、注文したままだった
バッハのCDの支払要請メールが来たので
なんとか金策して受領しました、
フェルトホーフェン指揮
オランダ・バッハ協会管弦楽団&合唱団の
バッハ:ミサ曲ロ短調。

$圏外の日乘-オランダ・バッハ協会のミサ曲ロ短調
(CHANNEL CLASSICS CCS SA 25007、2007)

録音は2006年12月です。

日本での発売を
東京エムプラスがやっているので
日本語のタスキが付いていますが
基本的に直輸入盤です。

知ってる人には分かると思いますが
日本語解説の類いは
いっさい付いてません。


で、真ん中の赤いベルトは
ジャケットのデザインかと思ってたら
なんと、オビでした(びっくり)

$圏外の日乘-ミサ曲ロ短調・オビ

海外のCDで
オビのようなものが付いてるのは
たいへん珍しいと思います。

その上、立派な化粧箱入りで
ハードカバー192ページの
ブックレット付き。

$圏外の日乘-ミサ曲ロ短調・中身

今、気づきましたが、
上の写真、どっちもジャケ裏だわ。

写真下がブックレット裏表紙です。

さらに、CDケース部とブックレットが
ハコに入っている際の背(小口)は
合わせ絵になっているという凝りよう。

$圏外の日乘-ミサ曲ロ短調・小口

装幀が無駄に立派過ぎる気が……


普通の購入者は外オビを
破っちゃうんでしょうけど
自分は、オビのような付き物を
破ったり捨てたりしたくない人なので
聴こうと思うたびに
オビを破らないように外すのが
というより、また元通りにかけ直すのが
面倒くさい、今回のような商品には
正直、閉口します。


注文したときから間があいているので
なんで注文しようと思ったのか
もはや忘れちゃいましたけど
いろいろ検索して調べたら
どうやら小編成に惹かれたようです。

ソリスト4人に加えて
合唱担当者(リピエニスト)が
10人しかいない。

以前紹介した
リフキン盤ほど極端ではないけれど
室内楽的なロ短調ということになります。

で、今回、検索して
いろいろ見てみたら、
ライブでの演奏の評判が割と良い。

というわけで聴いてみましたが、
最初のキリエは、自分の好みよりは
ちょーっとテンポが遅い感じ。

グローリアの Domine Deus の
オルガンとフルートの絡みが
ちょっと良かったし
Quoniam tu solus Sanctus の
ホルンの響きが良かった。
それと Cum Sancto Spiriu の華やかさが
印象に残りました。

続いてクレドを聴くと
これはなかなか良いです。

Crucifixus から Et resurrexit へと
切り替わるあいだの間は
もう少しあってもいいかなあ。


とはいえ演奏は
全体的に、なかなかいいです。

特に Disc 2 からがいい
というのが第一印象ですが
今、元に戻って
Disc 1 を聴き直してみると
キリエの2曲目
Christe eleison は
やっぱりいいです。

何度も聴けば
いいと思えるように
なるかもしれない
という気がしてきました。

もうちょっと簡素な装幀だと
たびたび聴こうかという気に
なるんですけどねえ……