所用があって神保町に行った際に
時間の余裕ができたので
ディスクユニオンを覗いてきました。

そしたらタルティーニの
「ヴァイオリンと通奏低音のための
 5つのソナタ」
というCDを見つけて、
タスキが付いてたし安かったので
即買いしました。

『悪魔のトリル
 ~トゥルバン・プレイズ・タルティーニ~』

$圏外の日乘-悪魔のトリル(トゥルバン)

(キングレコード KICC-7157、1992.1.21)

オリジナル・レーベルは
クラーヴェス claves です。

録音は1991年1月28日から2月1日。


ヴァイオリンを弾いている
インゴルフ・トゥルバンて人は
知らなかったけど
チェンバロを弾いている
ウルズラ・デュッチュラーは
ソロのCDを持っていたので
そしてそれが割といい演奏だったので
縁の下に回っているとはいえ
こちらもいいかなあと思いまして。

ちなみにチェロは、イヴ・サヴァリー。
知らない人です、すんません(^^;ゞ


で、レジに持っていたら言われました、
「これ緑ペイントですけどいいですか?」

なんじゃそりゃー???

見せてもらって、びっくり。
CDの銀色のレーベル部分を除く
外縁のふちと内縁のふちが
べったり緑色に塗られておりました。

こちら↓が表側(レーベル面)

$圏外の日乘-緑ペイント(表)

こちら↓が裏側(読み取り面)

$圏外の日乘-緑ペイント(裏)


昔、ディスクのふちに
緑色のペイントを塗ると
音が良くなるという噂が
駆け巡ったそうです。

いわゆる改造CDですね。

なぜ緑色に塗ると音が良くなるのか
文系の自分には
まーったく理解できないのですが……

お店の店員もよく分からないと
話してましたけど(苦笑)

もし再生不良だったら
代金を返してくれるというから
話のネタに(ブログのネタに【苦笑】)
購入してきました。

そしたらパソコンの
外付けディスクリーダーで
文句なく再生できましたので
ぜーんぜん問題なし。

快調快調♪

……かと思っていたら、
最後の2トラックになって急に
ラジオの受信状態が悪い時のようなノイズが……

だめじゃーん(´・ω・`)


その後、ディスクを抜いても
外付けのUSBを本体から抜いても
異音が消えず、何か
熱暴走みたいになっちゃって
再起動しても異音が消えず
システム終了したらようやく消えました。

なんだったんだ~(°Д°;≡°Д°;)


たまたまかもしれないので
もう一度かけ直してみますが
それでもダメだったら
返金してもらうことにします。

すぐ返そうと思わないところがケチ(苦笑)


しまった、すっかりネタ話になってしまった(汗


タルティーニの通称〈悪魔のトリル〉は
夢の中で悪魔が弾いているのを聴いて
目が覚めてから楽譜に書き留めた
という、いわれがあって
要するにそれくらい弾くのが難しい
ヴァイオリンの名人芸を聴かせる曲として
つとに知られております。

バロック時代の曲だとまで
知られているかどうかは
知りませんが
バロックの名曲のひとつなんすよ。

普通に聴いて
バロックの様式に沿った演奏であることは
分かるし、演奏も軽快だし、
音もいい感じ。(途中まではね【 ̄∇ ̄】)


だいたい、自分が持ってる
クラーヴェスのCDは
今までのところ
みんな音が良かったんですけどね。


昨年、廉価盤が出たようです。
この演奏で1000円なら
お買い得かもしれませんね。