昨晩放送の第7話、今回もライブで観ました。

今回は、本田翼演じる
神崎麗美メインのエピソードで
フジのHPにあがっていたサブタイトルは
「鬼塚命がけ! IQ200天才少女を救え!」。


鬼塚の経歴がPTAに流出し
抗議に訪れたPTAに対して
勅使川原の提案で
今度の全国模試でトップを取ったら
教師として留任を認めることになる。
その鬼塚の家庭教師を
気紛れで? 神崎が務める。
果たして鬼塚は模試でトップを取れるのか
というお話かな、ざっくりまとめると。

ただ、これはざっくり過ぎていて
今回のエピソード、
デイトレーダーである母親との
神崎との関係が
上記ストーリーに絡んできて、
ヤクザの資金を運用するのに失敗して
損失を出し、逃走した母親の代わりに
ヤクザに拉致られた神崎を助けた際に
鬼塚が刺されて危篤になる
という事態に陥ります。

そちらのエピソードと
家庭教師のエピソードと
二つのエピソードを通じて
神崎と鬼塚とが心を通い合わせるのですが
最後の最後になって
次回のエピソードにつながる
ちょっとした事件が起きるという……


今回は本田翼の魅力が全開でして
いつものクールな
すかした天才ふうの雰囲気から
普通な感じで笑ったり
泣いたりするのが
実に良かったです。

鬼塚をいきなり観覧車に誘うあたり
IQ 高くて達観しているようでも
年相応に(?)親の愛を求める
子どもだったのかあ、と思ったり。

そういえば、IQ が高くても
虫歯にはなるようで、
アップになった時の、あるカットでは
奥歯の被せものが映ってたのは
ご愛嬌(藁


ところで神崎は、実は
デザイナー・ベイビーだったようで
そういう出自ために
精神が不安定だったようですが
今回のエピソードのラストで
そのことが学校中に
知られてしまうことになる。

デザイナー・ベイビーだったからといって
偽りの天才ということにはならないと
個人的には思うのですが……

それに
今回のエピソードから明らかな通り
デザイナー・ベイビーとして母親から
道具のように思われていることが
神崎の屈託の理由だったわけだし
今回の鬼塚との交流を通して
どんな背景があろうと
今の自分を認めてくれる他者がいる
ということが、神崎にとって
慰めになったはずなんですけど……

それでも、出自の暴露は
神崎には相当ショックだったようで
予告編では気になる映像も……

次回が気になる~


ドラマの流れからして
出自を暴露したビラの作り手は
雅のようですが
さすがに、雅ちゃん、それはやりすぎだと
思わずにはいられませんでした。

自分が敵対する存在(教師や大人)と
同じレベルに堕してしまってるやん。

そこに気づかないのは
正義を僣称する者のはまりがちな
陥穽であるわけですが、
あえてフォローするなら
それだけ純粋であるということで
ということはやっぱり
それだけ子ども、というわけでして……

まあ、高校生ですから
子どもといえば子どもなんだけど、
前回の、林間学校の代わりに
学校でイベントやった
エピソード
の時も感じたことですけど、
結局2年4組の生徒は
みんな普通の子どもだったのだなあ
とか、しみじみ思ったり。


雅にここまでやらせるのですから
よほどの事情があるのでしょうけど
その事情が次回、明かされるようですね。

そちらも気になるところです。


奈央ちゃんは、職員室のシーンで
前半と後半、2回登場してました。

後半のシーンでは
台詞はありませんでしたが、
前半のシーンでは
神崎は何でも知っているから
教えにくいとか言ってました。

でも、これは素人考えですが
家庭科の知識があるからといって
技術的にも優れているとは
いえないんじゃないかなあ。

まあ、片山先生は
腰掛け・でもしか教師だから
単に知識を伝えているだけなので
そう考えてしまうのかもしれませんが(苦笑)