奈央ちゃんと同じ事務所の
Layさんが、御自身のブログに、
ヴォーカル・レッスンで
お世話になっている先生が
ウテ・レンパーのDVDを貸してくれたと
書いてらっしゃいます。

おお、ウテ・レンパー(1963- )、
懐かしいなあ。

DVDで、じゃなくCDで、だけど
クルト・ワイルの『三文オペラ』も
マイケル・ナイマンの『ソングブック』も
持ってますもので(藁

どっちを先に買ったのか忘れましたが、
『ソングブック』は
マイケル・ナイマンにハマってたとき
購入したのではないか、と。

$圏外の日乘-マイケル・ナイマン『ソングブック』
(ポリドール POCL-1195、1992.4.25)

オリジナル・レーベルはロンドン(デッカ?)。
録音は1991年6月です。

『ソング・ブック』と
間にナカグロが入る表記は
タスキだけです(苦笑)

現代歌曲はあまり聴かないので
これも買った時に
数回、聴いただけです( ̄▽ ̄)


いちおう収録曲を書いておくと、
詩人パウル・ツェランの詩に基づく
「ツェランによる6つの歌」、
(これはウテ・レンパーへの献呈曲のようです)
シェークスピアの『テンペスト』を原作とした
ピーター・グリーナウェイの映画
『プロスペローの本』(1991)から
「エーリアルの3つの歌」、
(映画では別の人が歌ってるそうです)
モーツァルト歿後200年記念に作られた
映画のための歌「私は奇妙な存在だ」、
(伴奏は、モーツァルトの
 ハイドン四重奏曲からの引用だそうです)
フランス革命200年記念のための
視聴覚展示のために書かれた音楽から
採られた2つの歌から成る「パリの饗宴」
(歌詞はランボーの詩からのコラージュだそうで)
の全12曲。

なんか、やけに純文芸な感じです(藁

DVDの『ソングブック』も
同じ内容かどうかまでは知りません。


今回久しぶりに聴いてみましたが、
伴奏がマイケル・ナイマン節全開なので
笑っちゃいました(^^ゞ

マイケル・ナイマン節っていうのは、
グラウンド・バスの手法で
似たような旋律を繰り出していくような
音の作り方や、
他の作品、例えば
『ピアノ・レッスン』(1993)の劇伴音楽にも似た、
ナイマン型の音形としかいいようがないような
1回聴けばナイマンだと分かるような
メロディー・パターンが
出てくるあたりを指して
いっております。

「パリの響宴」なんて
『ピアノ・レッスン』のエンディング
そっくりのような気が(苦笑)

という具合に、
ナイマンの音づくりにばかり
耳が集中しちゃって、
ウテさんの歌が上手いのかどうか、
実はよく分からなかったりします(^^;ゞ


ちなみにCDのタスキには
「ナイマンとレンパーによるコンビの第2弾」
とありますけど、
第1弾が何のか
いまだに分かってないというか、
見つけておりませんで……。

誤植だったりして……( ̄▽ ̄)