父の日である本日、ゴルフ中継で
プリキュアの放送はお休みのようですが
こうしたファミリー・イベントを逃すわけもなく
先週放送したものが一足お先の父の日ネタでしたね。
「パパ、ありがとう! やよいのたからもの」
(脚本:米村正二、演出:境宗久、
作画:上野ケン、美術:西田渚)
この回、作画が力入っているというか
黄瀬やよいに対する思い入れがある
スタッフがいるんじゃないかと思わせるくらい
やよいへの愛が作画やストーリーに
よく出ている回だったと思います。
Aパートの、
台所でのやよいの表情からして違う。
東映の公式HPの
あらすじ紹介ページに載っている
カットからも、よく分かります。
とにかく、今回はアバンタイトルからして
雰囲気がいつもと違ってました。
校舎をバックに雨が降るシーンの、
空気感もすごかったけど
サブタイトル後の最初のカットもすごい。
雨の中の踏切の警報機なんて
今までの放送した回と空気感が
ぜんぜん違うでしょ。
雨の中を5人が下校する
Aパート最後のシークエンス、
5人が並ぶカットが
東映の公式HPの
あらすじ紹介ページに載ってます。
この時の色合いも微妙で
質感が素敵なんですが、
この5人のやりとりの後、
睡蓮のカットを入れたり
枯れ葉のカットを入れたり
ツバメの巣を挿入したりして、
そしてそれにやよいの台詞をかぶせてましたが、
キャラの顔を映さずに
台詞を流して聞き取らせるというのは
小さいお友だちに向けたものとしては
かなり高度な技巧ではないかと思います。
ちなみに個人的には
塀から覗き見する3人のやりとりのあと
おちょこにした傘を戻す音で
3人がみゆきに注目し
みゆきの台詞に入るという流れも
お気に入り。さりげに見事でした。
アカンベェを倒す最後まで
というか、やよいの記憶が戻る最後まで
降り続けるという演出も、お見事でした。
アカンベェに張られて突き飛ばされて
歩道を後ずさっていくシーンで、
やよいが父親とのやりとりを思い出す流れも
うまかったですねえ。
またBGMが感動的に盛り上げるんだ、これが。
そして父親との記憶を取り戻したやよいが
アカンベェに対して言う台詞、
「優しさはきっと
人から人へとつなげる
愛の表現なんだ」
なんて、照れるくらいストレートだけれど
見事なくらいに深いですね。
最後に麗華が
「名前は私達が親に貰う
永遠の愛嬢なんですね」
と言って、すとんと嫌味なく落とすあたりは
さすが東映アニメという感じでした。
とにかく、ある意味ベタではありながらも
見事な、あまりに見事な
父の日エピソードに仕上がってたと思います。
これは、もしお父さんが娘と一緒に観ていたら
教会のシーンとかお風呂のシーンとか
娘との関係幻想を見事に描ききっているだけに
感涙しちゃうんじゃないかしらん。
それとも今のお父さんは、
もっとクールなのかな?(藁
プリキュアの放送はお休みのようですが
こうしたファミリー・イベントを逃すわけもなく
先週放送したものが一足お先の父の日ネタでしたね。
「パパ、ありがとう! やよいのたからもの」
(脚本:米村正二、演出:境宗久、
作画:上野ケン、美術:西田渚)
この回、作画が力入っているというか
黄瀬やよいに対する思い入れがある
スタッフがいるんじゃないかと思わせるくらい
やよいへの愛が作画やストーリーに
よく出ている回だったと思います。
Aパートの、
台所でのやよいの表情からして違う。
東映の公式HPの
あらすじ紹介ページに載っている
カットからも、よく分かります。
とにかく、今回はアバンタイトルからして
雰囲気がいつもと違ってました。
校舎をバックに雨が降るシーンの、
空気感もすごかったけど
サブタイトル後の最初のカットもすごい。
雨の中の踏切の警報機なんて
今までの放送した回と空気感が
ぜんぜん違うでしょ。
雨の中を5人が下校する
Aパート最後のシークエンス、
5人が並ぶカットが
東映の公式HPの
あらすじ紹介ページに載ってます。
この時の色合いも微妙で
質感が素敵なんですが、
この5人のやりとりの後、
睡蓮のカットを入れたり
枯れ葉のカットを入れたり
ツバメの巣を挿入したりして、
そしてそれにやよいの台詞をかぶせてましたが、
キャラの顔を映さずに
台詞を流して聞き取らせるというのは
小さいお友だちに向けたものとしては
かなり高度な技巧ではないかと思います。
ちなみに個人的には
塀から覗き見する3人のやりとりのあと
おちょこにした傘を戻す音で
3人がみゆきに注目し
みゆきの台詞に入るという流れも
お気に入り。さりげに見事でした。
アカンベェを倒す最後まで
というか、やよいの記憶が戻る最後まで
降り続けるという演出も、お見事でした。
アカンベェに張られて突き飛ばされて
歩道を後ずさっていくシーンで、
やよいが父親とのやりとりを思い出す流れも
うまかったですねえ。
またBGMが感動的に盛り上げるんだ、これが。
そして父親との記憶を取り戻したやよいが
アカンベェに対して言う台詞、
「優しさはきっと
人から人へとつなげる
愛の表現なんだ」
なんて、照れるくらいストレートだけれど
見事なくらいに深いですね。
最後に麗華が
「名前は私達が親に貰う
永遠の愛嬢なんですね」
と言って、すとんと嫌味なく落とすあたりは
さすが東映アニメという感じでした。
とにかく、ある意味ベタではありながらも
見事な、あまりに見事な
父の日エピソードに仕上がってたと思います。
これは、もしお父さんが娘と一緒に観ていたら
教会のシーンとかお風呂のシーンとか
娘との関係幻想を見事に描ききっているだけに
感涙しちゃうんじゃないかしらん。
それとも今のお父さんは、
もっとクールなのかな?(藁