先に『スケバン刑事』関連のムックを紹介したので
ついでに、珍しい(と思う)ところをご紹介。

(放送映画出版、1988年3月1日発行、6巻2号、通巻24号)
昔、『テレビジョンドラマ』という
隔月刊の雑誌がありました。
国会図書館の蔵書検索で調べてみたところ
1983年に創刊され
1993年までに版元を3度変えて
全部で43冊刊行したようです。
放送映画出版というのは
通巻35号(1990年10月号)までの版元です。
その1988年3月号は、上の写真でも分かる通り
『スケバン刑事III』の後番組
『少女コマンドー IZUMI』(1987-88)の
特集号でした。
自分の知る限り、これが
『少女コマンドー IZUMI』で唯一の
ガイドブックではないかと思います。
巻頭カラー・グラビア8ページ、本文36ページで、
プロデューサー・インタビュー、
主役を演じた五十嵐いづみインタビュー、
主要キャスト紹介、全ストーリー紹介、
能力解説、用語解説、
メイキング・スチールなども含めた
グラフィティ(残念ながらモノクロ)、
キャラクター商品紹介、
スタッフ・リスト等々が載った
実に堂々たる特集です。
当時、『少女コマンドー IZUMI』は観ていたので
本屋で見つけた時はすぐに買いました。
3月号ですから
2月に並んでいたかもしれませんが、
ドラマ自体は2月で打ち切りと相成りまして、
全15話で終了したので、
結果的にこれが唯一の(たぶん)
紙媒体資料となってしまいました。
『スケバン刑事』よりもハードでクール、
脇を固める男優陣
(渡辺裕之、地井武男、湯江健幸)
も、なかなか良かったのですが
(湯江健幸は印象に残ってないけどw)
いかんせん、五条いづみの友人役の
女優2人が魅力に乏しかった。
(個人の印象です【藁】)
セーラー服を着てバズーカ砲をぶっぱなす
というヴィジュアル・イメージは良かったのですが、
それは劇中ではほとんど使われず、
それどころか五条いづみが
セーラー服を着る場面もほとんどなく、
記憶にある限りでは、初登場のアバン以外に、
最終回のラストで
渡辺裕之を倒して仲間の許に戻ったとき
イメージ・シーンのような形で
3人ともセーラー服になるという
程度だったと思います。
その脱スケバン刑事路線が
かえっていいと思ってたのですが、
残念ながら視聴率的には
振るわなかったようで、
1クール+2話で打ち切られてしまいました。
バイオ・フィードバックという
運動能力を極限まで引き出す能力は
変身に相当しますし、
洗脳される前に組織を脱出したとか、
当初は殺人犯として刑事に追われるとか、
明らかに初代仮面ライダーの少女版なわけで
旧1号編が、不測の事故によるとはいえ
1クールで終わったのと軌を一にしているのも
不思議な偶然といえるかもしれませんね。
敵役を演じた渡辺裕之を
後に『ウルトラマンガイア』(1998-99)で
見た時は、嬉しかったなあ。
なお、3月号には
映画『スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲』(1988)
公開情報記事も載ってます。
5ページほどなので、
劇場に置いてあるフライヤー程度の内容ですが、
『少女コマンドー IZUMI』特集の後に
載っているのを見ると
感慨深いものを覚えずにはいられません。
ちなみに、この映画、観にいってます(藁
ついでに、珍しい(と思う)ところをご紹介。

(放送映画出版、1988年3月1日発行、6巻2号、通巻24号)
昔、『テレビジョンドラマ』という
隔月刊の雑誌がありました。
国会図書館の蔵書検索で調べてみたところ
1983年に創刊され
1993年までに版元を3度変えて
全部で43冊刊行したようです。
放送映画出版というのは
通巻35号(1990年10月号)までの版元です。
その1988年3月号は、上の写真でも分かる通り
『スケバン刑事III』の後番組
『少女コマンドー IZUMI』(1987-88)の
特集号でした。
自分の知る限り、これが
『少女コマンドー IZUMI』で唯一の
ガイドブックではないかと思います。
巻頭カラー・グラビア8ページ、本文36ページで、
プロデューサー・インタビュー、
主役を演じた五十嵐いづみインタビュー、
主要キャスト紹介、全ストーリー紹介、
能力解説、用語解説、
メイキング・スチールなども含めた
グラフィティ(残念ながらモノクロ)、
キャラクター商品紹介、
スタッフ・リスト等々が載った
実に堂々たる特集です。
当時、『少女コマンドー IZUMI』は観ていたので
本屋で見つけた時はすぐに買いました。
3月号ですから
2月に並んでいたかもしれませんが、
ドラマ自体は2月で打ち切りと相成りまして、
全15話で終了したので、
結果的にこれが唯一の(たぶん)
紙媒体資料となってしまいました。
『スケバン刑事』よりもハードでクール、
脇を固める男優陣
(渡辺裕之、地井武男、湯江健幸)
も、なかなか良かったのですが
(湯江健幸は印象に残ってないけどw)
いかんせん、五条いづみの友人役の
女優2人が魅力に乏しかった。
(個人の印象です【藁】)
セーラー服を着てバズーカ砲をぶっぱなす
というヴィジュアル・イメージは良かったのですが、
それは劇中ではほとんど使われず、
それどころか五条いづみが
セーラー服を着る場面もほとんどなく、
記憶にある限りでは、初登場のアバン以外に、
最終回のラストで
渡辺裕之を倒して仲間の許に戻ったとき
イメージ・シーンのような形で
3人ともセーラー服になるという
程度だったと思います。
その脱スケバン刑事路線が
かえっていいと思ってたのですが、
残念ながら視聴率的には
振るわなかったようで、
1クール+2話で打ち切られてしまいました。
バイオ・フィードバックという
運動能力を極限まで引き出す能力は
変身に相当しますし、
洗脳される前に組織を脱出したとか、
当初は殺人犯として刑事に追われるとか、
明らかに初代仮面ライダーの少女版なわけで
旧1号編が、不測の事故によるとはいえ
1クールで終わったのと軌を一にしているのも
不思議な偶然といえるかもしれませんね。
敵役を演じた渡辺裕之を
後に『ウルトラマンガイア』(1998-99)で
見た時は、嬉しかったなあ。
なお、3月号には
映画『スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲』(1988)
公開情報記事も載ってます。
5ページほどなので、
劇場に置いてあるフライヤー程度の内容ですが、
『少女コマンドー IZUMI』特集の後に
載っているのを見ると
感慨深いものを覚えずにはいられません。
ちなみに、この映画、観にいってます(藁