阪急コミュニケーションズが発行している
『pen』という雑誌があって
(男性向けライフスタイル誌だそうですが)
その別冊である『pen+[ペン・プラス]』で
ウルトラマン特集が組まれています。

題して「円谷プロの魅力を探る。 ウルトラマン大研究!」

『pen』2011年9月1日号の
「ウルトラQからウルトラマンゼロまで。
 円谷プロ大研究!」
という特集をベースに
新しい記事を加えたものだそうですが、
本誌では「円谷プロ大研究!」だったのが
別冊では「ウルトラマン大研究!」なのね(藁

Cタイプ・マスクの初代ウルトラマンが
スペシウム光線のポーズをとっている写真が
どーんと表紙に出てたら、そら目立ちますわ。

圏外の日乘-『pen+』ウルトラマン特集号

近所の本屋では1日に平積みになってて、
いったんはスルーしたんですが、
昨日、やっぱり買っちゃいました(^^;ゞ


アニメ版は省略して
実写版だけ紹介しているのは
大人の事情とかで、まあ分かるとしても
(ただし、スーツがあるものに限って
 「初代から「ゼロ」まで、
 ウルトラ一族36戦士が勢揃い。」という
 観音開きの折り込みページに
 全身スチールが載ってますけど)
『ウルトラQ dark fantasy』(2004)と
『ULTRASEVEN X』(2007)についての言及が
どこにもないのは、釈然としないなあ。

佐野史郎のインタビューが載っていたり、
最近の、カラーライズ版ウルトラQまで
紹介されたりしているだけに、
よけい釈然としないです。


もともとがグラビア雑誌だけあって、
カラー写真満載の紙面構成は、
見ているだけで楽しいです。

記事も、こちらが知らなかった
新しいことが満載
というわけではありませんが、
当方の知らないスチールが載ってもいるし、
初期シリーズに関わった
脚本・演出・特技・美術スタッフへの
インタビューは、
特撮ファン向けとは違うニュアンスが出てて
それなりに興味深かったです。

ソフビの工場主にまでインタビューしているのは
この手の雑誌ならではという感じですね。


要するに、
主として第1~2次シリーズを
観ていた世代をターゲットに、
国内でテレビ放送された
実写版を中心にまとめたMOOK
というとこでしょうか。

なお、雑誌のHPで、中身がチラ見できます。