
(2011年12月1日発売、53巻48号 文藝春秋)
毎週掲載されている書評ページ
「文春図書館」の拡大版として
「国内海外2011ミステリー・ベスト10」
が掲載されています。
例年恒例の年末ベストテン企画としては
第3弾となります。
海外部門の第1位は、
早川書房の『ミステリが読みたい!』と同じく
デイヴィッド・ゴードンの『二流小説家』です。
すごい!
いちおう作者のコメントも
こっそりと(藁)載っています。
次作の内容にもちらっとふれてるので
こっそりな割には貴重かも。
その他にも、7冊まで
早川のベストとかぶっていて、
対象作品の刊行時期のズレなどを考えると
ほぼベストが一致しているといっても
過言ではないのではないかしら。
ちなみに『背後の足音』は第6位です。
こちらでの未読は3冊。
内1冊は買ってありますが、
あと2冊はこれから……(以下同文w)
一方の国内部門では
米澤穂信の『折れた竜骨』が第2位。
それを圧して第1位になったのは
高野和明の『ジェノサイド』ですが、
残念ながら買えてないし、未読です(^^;ゞ
『ジェノサイド』は早川の方では第4位。
それも含めて6作品が
順位違いでダブってます。
文春の方ですごいのは、
東野圭吾の新刊が3冊とも
ベストテン入りしていること。
第1位でこそありませんが、これはすごい。
選者の違いが如実に現われている
ということでしょうか。
他、こちらで紹介した
長沢樹の『消失グラデーション』が
第11位に入っています。
そしてちょっとびっくりしたのは
第18位に、三上延の
『ビブリア古書堂の事件手帖』が
入っていること。
三上延が売れていることは知っていましたし、
たまたま読んでるんですが、
文春のベストテンに
いわゆるラノベが入るとは意外でした。
あと、ミステリとは関係ありませんが、
巻頭グラビア「原色美女図鑑」は
倉科カナです。
なんかトクした気分o(〃^▽^〃)o
毎週木曜日発売なので、
店頭で確認できるのは今日までです。
まだ見ていない方ははお早めに。