
(早川書房、2012年1月1日発行、57巻1号、通巻671号)
前にも書いた通り、この雑誌は
自分が唯一、毎月買っているものですが、
(その際、次号で700号かと書いちゃいましたが、
670号の間違いでした【汗】ごめんちゃい)
先月の25日に発売された1月号では
『UN-GO』の小特集が組まれていました。
以前こちらで感想を書いた
第6話「あまりにも簡単な暗号」の脚本と、
その原作である坂口安吾の短編「アンゴウ」が
掲載されている他、
脚本家・會川昇へのインタビューと
ノイタミナで放送された
ミステリ・タッチの作品の
ガイドが掲載されています。
ノイタミナというのは、
知っている人には今さらな話ですが、
アニメーション animation を逆に読んだもので
フジテレビ木曜深夜の
アニメ枠の総称だそうです。
ははあ、
以前録画して、観ないままだった(^^;ゞ
『墓場鬼太郎』や『図書館戦争』も
ノイタミナ枠の作品でしたか。
まあ、それはともかく、
上記の記事が載って920円。
脚本と原作短編だけで買うかどうか
悩ましいところでしょうが、
他にドン・ウィンズロウやデニス・ルヘイン、
ドナルド・E・ウェストレイクの短編なんかも
載ってますので、
ミステリ好きにはオトクな1冊かと思います。
昨年度の翻訳ミステリ・シーン回顧記事もあり、
やっぱりこちらで紹介した
『二流小説家』にちなんだ特集が
組まれていたりして
ちょっと面白いです。
なお、243ページのアニメ・レビューでも
『UN-GO』が取り上げられています。
お見逃しなきように。
そうそう、先日こちらでちょっとふれた
アガサ・クリスティー賞での
クリスティーの実孫
マシュー・プリチャードによる講演も
再録されていますよん。