昨日(金曜)の放送は1:40からで、
録画設定したからと安心してたら
観逃すとこでした。

第6話の原作は
いつもの『安吾捕物帖』ではなく
1948年に坂口安吾が発表した
ノン・シリーズの短編「アンゴウ」です。


今回は佐々風守こと R.A.I. のノリが
例によって良かったですね。

ああいうのが助手だと、便利だな~(藁

海勝家のメイドさんも
(第1話以来の登場かな?)
なかなか良いキャラで、
新十郎が投げ捨てる本を
キャッチしているシーンには
思わず笑いました。

あと、東関東社会復帰福祉センターにいた
自称・小説家って、
ハンニバル・レクター博士みたいなやつ
というか、名探偵に対する
マニピュレーター・キャラですね。
(そんな用語はありませんが、
 分かる人には分かるはずw)

設定が濃すぎる……(苦笑)

それに、
なんかレギュラーになりそうな感じです。


原作は、以前にも紹介した
『日本探偵小説全集10/坂口安吾集』

$圏外の日乘-『日本探偵小説全集10/坂口安吾集』
(創元推理文庫、1985.10.25)

で読みました。

カバーにシワが寄っているのは
パラフィン紙で覆ってあるからです。
お見苦しくて、すみません(^^;ゞ

「アンゴウ」を初めて読んだのも
これでなんですが、
この本に収録を進言したのは
後の小説家・北村薫です。

さすが~。( ̄▽ ̄)


で、原作と違うところですが、
原作に出てくる神尾氏を
海勝麟六にしていたのは、
まあ良いとして、
行方不明の子どもの扱いと、
その子どもに対する矢島夫人の
態度というか、接し方がねー。

と、いちおう曖昧に書いときますが、
いい話なので、未読の方、
上の本を持ってない方は、
図書館で全集などを探して
実際に読んで、ご確認くださいまし。


ところでちなみに、
今回の絵コンテを切ったのは
五十嵐卓也とクレジットされてましたが、
この人、
『おジャ魔女どれみ』の演出に関わった
あの五十嵐卓哉と、
どうやら同一人物のようです

びつくりw川・o・川w




『ギルティクラウン』第6話も観ました。

今回は、最後のスペクタクル・シーンが
見所がありましたね。

何となく、ヤシマ作戦を
連想させはしましたが(苦笑)

嘘界少佐が桜満集に渡した
発信機の使い方が巧かったです。

しかし対地攻撃衛星ルーカサイトについての
SF的説明、
アニメの台詞だけじゃ分かりませんがな(藁