昨晩、NHK 総合で放送された
東野圭吾原作のドラマ
『使命と魂のリミット』後編、
今回はライブで観ました。

せっかく奈央ちゃんが出るんだし、
11月上旬のこの時期、たまたま
仕事が立て込んでおりまして
ライブで観ないと
いつ観る時間が取れるか
分かりませんからね(^^;ゞ

これから録画したのを
ゆっくり観る人もいるでしょうし、
オンデマンド放送もあるようですから、
ストーリーの詳細は
例によって書かずに済ませたいのですが、
奈央ちゃんの役にもふれますので、
多少は書かざるを得ません。

未見の方、ご了承ください。


テロに遭い、停電の中での
島原社長の手術シーンの緊迫感は
さすがに見事でした。

まあ、こういう設定や場面で外すことは
まずないでしょうけど。

倉科カナ演じる真瀬看護師と
吹越満演じる七尾刑事とのやりとりも
良かったです。

ただ、人情絡めた交渉によって
最終的な危機を回避するのは、
やはり日本人らしいウエットさか、と。

あと、石原さとみ演じる氷室医師に活を入れたり
倉科カナ演じる真瀬看護師の肩を叩いたりする
婦長(とはいわないのかな、今は。師長?)
が、さりげに良かったですね。


奈央ちゃんの役は
速水もこみち演じる直井穣治の
死んだ恋人役でした。

もしかしたら、仏壇の遺影や
ケータイの中の映像だけかと思ってたら、
直井の夢の中だけとはいえ
ちゃんとした映像(というのもヘンですがw)
でも出ていたので、良かった良かった。

直井のプロポーズへの返事、
原作通りなのかなあ。
出版社勤務の働く女性の言葉として
なかなか良かったですよ。

ちなみに、直井の夢の中では
奈央ちゃんと倉科さん、共演でしたね。

『スーパーカブ』以来で、
まあ、同録ではないでしょうが、
結果的に、一人の男の心を
取り合うスタンスだったので
自分的にはチョー、ウケてたことでした(藁


そうそう、『ハリケンジャー』その他で
奈央ちゃんと共演している
山本康平も出てました。

前回もエンディング・テロップに
名前があったにもかかわらず、
どこに出てたのか
ぜんぜん気づかなかったんですが、
今回は島原社長の手術シーンで
出てることに気づきました(^^ゞ


今回のドラマ、悪人が一人もいないし
医師を理想的に描きすぎじゃないか
とは思うものの、
医者は神ではなく
患者の前では無力な人間にすぎない、
でもベストを尽くす、
という石原さとみのナレーションには
やっぱり素直に感動したことでした。

それは、舘ひろし演じる
西園医師を見ての述懐ですから、
やっぱり今回のドラマ、
職人系中年オヤジの魅力全開の
一編だったかなあ
と思う次第です。

世の、中年オヤジが
みんなこんなにカッコいいと
日本も少しは
マシになるような気がしますけど。
(現実には、さて……w)