木曜深夜(今回は24:55から)放送の
『UN-GO(アンゴ)』、
第3回もライブで観ました。

今回の坂口安吾の原作は
「万引一家」と「覆面屋敷」。

というか、HPで予告編動画を確認したら
第4話と前後編みたいです。

エンディングで、
「おっとお、これで終わりかいっ!」
と思ったんですが、
HPで確認して納得した次第。

第3話が「覆面屋敷」で
第4話で「万引一家」も絡む(?)
という感じのようですね。

因果のナレーションによる予告編、
面白いので必見です(藁


ドラマAパートの
海勝梨江が戦争で荒廃した西新宿を
騎乗して進む絵は面白かったですね。

新十郎を馬で迎えにいくというのは、
もしかしたら「万引一家」で
新十郎が馬に乗って移動しているのを
ふまえているのかもしれません。

新情報拡散法による強制捜査
という設定も面白かったです。

海勝梨江が虎山泉に、
父親がまた推理によって
陰謀を隠蔽するのなら
邪魔するために新十郎を連れてきた、
というシーンは、よござんした。

因果の正体? というか変化体は
外部的には新十郎の「上司」なんだ(苦笑)


以下、少々ネタにふれる感想になります。



アニメ版は原作のトリックを
うまく現代風にアレンジしている
とは思いますが、
伏線をちゃんと張っているだけに
ミステリずれした視聴者には
ネタが割れやすいのが難点か、と。

ただし、現代風にアレンジしたために
謎解きはバツになってしまいました。

燃えたあとを調べたら分かることだし。
検屍してなかったのか、と思うんですが……

その点、原作では
(この場合は「覆面屋敷」ですが)
そこらへんも矛盾なくできています。

当たり前か(苦笑)


なお、今回の原作は
文庫版の『坂口安吾全集』で読みました。

$圏外の日乘-ちくま文庫版『坂口安吾全集12』
(ちくま文庫、1990.8.28)

この第12巻は「安吾捕物帖」の上巻で
「舞踏会殺人事件」から発表順に
11編収録されています。

「万引一家」も「覆面屋敷」も
これ1冊で読めるというスグレものですが、
まだ手に入るのかな~?



『ギルティクラウン』第3話も観ました。

今回は学園ものという感じで
ますますエヴァのような印象が……

ただし、次回への引きは強かった.
来週も観ずにはいられません。



●訂正(翌日1:45ごろの)

『UN-GO』のタイトル、
小文字になってたんで直しました(^^;ゞ