『黒蜥蜴』のコミカライズはもう一冊
JET(ジェット)のものがありました。

(朝日ソノラマ 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス、
2002.12.30)
こちらは新刊で出た時、買いました。
『眠れぬ夜の奇妙な話』という
少女向けのまんが雑誌が昔あって
(現在は版元も変わって
『ネムキ』という誌名のようですが)
それに掲載された作品なのか
書下しなのかは分かりませんが、
ミステリのコミカライズを多く手がけるJETの
乱歩原作作品です。
カバー写真からも分かる通り
独特のアクの強い画風ですが、
黒蜥蜴に狙われる令嬢・早苗さんが
メガネっ娘なのが珍しい。
ストーリーは
ほぼ高階版を踏襲したものですが、
高階版とは違うのは
乱歩の原作発表当時の時代背景そのままに
コミカライズされている点です。
が、女性のプロポーションは
やっぱり今風で、良すぎ(苦笑)
主要キャラの雨宮潤一が
高階版とは違い、
ガタイのいいマッチョタイプですけど
これは原作のイメージ通りなのかな(藁
途中の汽船上での明智の処理は、やや過激。
最期の、明智とのやりとりには
やっぱりJETらしいアクはあるものの、
これはこれでひとつの世界を
作り上げていると思います。
なお、他に、やっぱり乱歩原作の
短編「人でなしの恋」の
コミカライズが収録されています。
最後のオチは、よく分からなかったり(^^;ゞ
なお本書も後に文庫化されています。
(ソノラマコミック文庫、2008)
文庫版には乱歩原作「赤い部屋」の
コミカライズも収録されているようですが、
残念ながら持ってません。
文庫が出たのと同じ年に
コミックス版の新版も出ているようです。
(Amazon で見た限り、装丁はまったく同じです)
なぜ文庫版が出るのに
旧版と同じ体裁で新版を出したのか、
よく分かりません……。
JET(ジェット)のものがありました。

(朝日ソノラマ 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス、
2002.12.30)
こちらは新刊で出た時、買いました。
『眠れぬ夜の奇妙な話』という
少女向けのまんが雑誌が昔あって
(現在は版元も変わって
『ネムキ』という誌名のようですが)
それに掲載された作品なのか
書下しなのかは分かりませんが、
ミステリのコミカライズを多く手がけるJETの
乱歩原作作品です。
カバー写真からも分かる通り
独特のアクの強い画風ですが、
黒蜥蜴に狙われる令嬢・早苗さんが
メガネっ娘なのが珍しい。
ストーリーは
ほぼ高階版を踏襲したものですが、
高階版とは違うのは
乱歩の原作発表当時の時代背景そのままに
コミカライズされている点です。
が、女性のプロポーションは
やっぱり今風で、良すぎ(苦笑)
主要キャラの雨宮潤一が
高階版とは違い、
ガタイのいいマッチョタイプですけど
これは原作のイメージ通りなのかな(藁
途中の汽船上での明智の処理は、やや過激。
最期の、明智とのやりとりには
やっぱりJETらしいアクはあるものの、
これはこれでひとつの世界を
作り上げていると思います。
なお、他に、やっぱり乱歩原作の
短編「人でなしの恋」の
コミカライズが収録されています。
最後のオチは、よく分からなかったり(^^;ゞ
なお本書も後に文庫化されています。
(ソノラマコミック文庫、2008)
文庫版には乱歩原作「赤い部屋」の
コミカライズも収録されているようですが、
残念ながら持ってません。
文庫が出たのと同じ年に
コミックス版の新版も出ているようです。
(Amazon で見た限り、装丁はまったく同じです)
なぜ文庫版が出るのに
旧版と同じ体裁で新版を出したのか、
よく分かりません……。