2冊の『アリス』が出た後、
エスクァイア マガジン ジャパンからもう1冊
シュヴァンクマイエルが挿画を描いた本が出ました。

それがなんと
江戸川乱歩の短編「人間椅子」!

本屋で見た時は驚きながらも
購入したことでした。

まあ、乱歩だしね—。
ミステリ・ファンとしてはねー(藁

$圏外の日乘-シュヴァンクマイエルの『人間椅子』
(エスクァイア マガジン ジャパン、2007.8.25)

こちらはスリーブ・ケースではなく
ブック式外箱(三方背外箱)入りです。

本文はもちろん、乱歩の原文のままですが、
チェコ語から翻訳させても面白かったかも(藁

2冊の『アリス』本同様
シュヴァンクマイエルの前書きが付いている他、
「人間椅子」をチェコ語に訳した
ペトル・ホリーの解説付き。

それによれば、シュヴァンクマイエルは
例の乱歩の蔵に見学しているようです。

す、すごい……( ̄▽ ̄)

本文が終わって奥付の後には、
女性が人間椅子に座るまでの
一連のイラストがあり、
最終ページからパラパラまんが的に見る
イラストが収録されていて、
映像化された際のイメージを
想像させる本になっています。


ちなみに
買った本屋は鮮明に覚えていて、
当時、仕事で通っていた
河合塾・自由が丘校の前にあった
青山ブックセンターでした。
(現在はブックファーストです)

さもあらん。

いかにも青山ブックセンターなら
置いてそうな感じの本です。
(分かる人には分かるっしょ?【苦笑】)

河合塾・自由が丘校の隣には
BOOK-OFF があって、
ここの2階には、なんと
喫茶コーナーもありました。

今は残念ながらシフトが入ってませんが、
当時は自由が丘校に行くのが
ほんと、楽しみだったなあ。

もしかしたら2冊の『アリス』も
ABCの自由が丘店で見かけて
買ったのかもしれません。

これまた、さもありなん(藁