中目黒キンケロシアターで始まった
舞台『FRAG ~新撰組 Vermilion Order~』
東京公演・初日回、観てきました~。

奈央ちゃんが出ているからです。


初めて行く場所でしたので
少し早めに到着して、劇場前の写真をパチリ。

$圏外の日乘-キンケロシアター外観

門扉の柵の陰になってますが
松本寛也さんが入口前で
くつろいでましたなあ(藁

それから、開場10分前まで
近所のBOOK-OFFで
時間をつぶしてました。

座席は奮発して、
特典付きS席を取りましたが、
C-4列でした。
実質の座席はB列なのですが、
実質的なA列の前に
折畳みなどの椅子を置いて
A列に仕立てていましたので、
まあ、それが舞台直前の
かぶりつきになります。

でも席がひとつ空いてました(藁
それも真正面のド真ん中(藁×2
それが最後の舞台挨拶の時
笑いを取るネタになってました。


1時間50分にわたるストーリーは
これから観る人もいるかもしれませんので
詳しくは書きませんが、骨子は以下のような感じ。
(まっさらな気持ちで観たい人は
 以下、読みませんように)


時は幕末。
壬生狼(みぶろ)と呼ばれた
プレ新撰組の青春群像劇。

新撰組の旗役を任された
尾関雅次郎を狂言回しとして、
彼が入隊してから
芹沢鴨が暗殺されるまでを
背景としています。

奈央ちゃん演じるお梅は
芹沢鴨の愛人という役どころ。

どれだけ史実に忠実なのか
幕末の歴史ものに詳しくないので
分かりませんが、
役者の衣装はヤンキー風だし
その見立てを楽しむ作品で、
時代考証を云々するのは
野暮というものなんでしょう。


唐橋充さん演じる芹沢鴨は
実に良かったです。
新しい時代を見据えて行動するあたり
深い共感を覚えました。

したがって、事あるごとに
芹沢に反撥する土方歳三のありようは
観てて、ヤなキャラだなあと思いました(藁

土方は近藤勇にトップに立ってほしい
と思っているようですが、
それは旧制度のトップでしかないわけです。

そこらへんが、どうも釈然としない。

そういう状況をヤンキー風俗で描くのは
皮肉なのかと思ったりもしたりして……


まあそれはそれとして、奈央ちゃん。

立ち回りはさすがのカッコよさでした。
奈央ちゃんの得物は刀だけではありません。
(それがらみのギャグもありますw)
これから観る方は、そこらへんもご注目。

いわゆる女らしい立ち位置からの
演技もありました。

等々、なかなか良いのですが、
観客席的には上手よりの方が
見応えがあるかもしれません。
とにかく狭い舞台を、
30人近い役者が立ち回りをするシーンもあり、
他の役者が邪魔でした(藁

男優さんのファンの方には
申し訳ないのですが(^^;ゞ

あ、でも、雅次郎の兄
尾関弥四郎を演じる増島愛浩さん、
カッコよかったです。

自分のお気に入りは、
奈央ちゃんは別格として、
唐橋さんと増島さんですね。


女性キャラはあと一人、出てきます。
それが加藤茜さん演じる朱雀で、
なかなか萌えキャラでよござんしたが、
正体は死神だというのを聞いて、
『リセット3・2・1…』を
思い出したことでした……(苦笑)


ところで今回、東京公演の初日は
終演後の舞台挨拶が3回もありました。

初回は、座長の高崎翔太さんに振られ、
土方歳三役の富田翔さんが
パンフや生写真などのグッズを
ユーモラスに紹介して終了。

カーテンコール後の二回目は何と、
東京公演から加わったということで
奈央ちゃんに振られました。

横浜公演も観劇して
熱い舞台に感激したこと、
その熱い舞台を超えるような舞台に
したいという思いを述べた後、
最初の富田さんの挨拶を受けて
グッズもよろしくお願いします
と言ってました。

それさっき言ったから、
と富田さんに突っ込まれてましたけど(藁

三回目は、高橋さんのみの挨拶で終了です。
(いちおうキャストは全員並んでますよ。念のため)


パンフは、横浜公演での売れ行きが好調につき
値段を上げようかと考えましたが据え置きで
1500円のまま、とは富田さんの談(藁

他にグッズとして、主要役者(?)の
生写真4枚組セット、
お値段7万円のところ大まけにまけて600円!
とは、これまた富田さんの談(藁

生写真、奈央ちゃんのもありましたので、
迷わず購入。

$圏外の日乘-『FRAG』パンフ他

帰る時は来場特典として
ポスターがもらえますので、
観劇の日、
あいにくの雨になる可能性が高い方は
おさおさ準備怠りなきように。


下は帰りに撮った
ファンからの献花ですが、

$圏外の日乘-『FRAG』献花(初日)

一部の献花は劇場外に並んでいて
そこには灯りがなかったので
暗めの写真になりました。

献花を撮るなら、
マチネーに行った方がいいでしょう(藁