ちょっと間が空いてしまいましたが、
リベルタンゴ・シリーズ第4弾(藁

こういう機会でもないと紹介できないので
持ってる『リベルタンゴ』関連のCDを
一気にアップしてますが、
これが最後の1枚です。

$圏外の日乘-『アルゼンチンのタンゴ』
(NAXOS 8.555721、2004.3)

ブエノスアイレス生まれのギタリスト
ビクトル・ビリャダンゴスによる演奏で、
録音は2001年4月、カナダにて。

NAXOS ですからね、
現在および今後はともかく
買った当時は1000円切ってたと思います。

だから買ったというより
(もちろんそれもあるけど【^^ゞ )
買った理由はギター・ソロ版の
「リベルタンゴ」が入っているから。

あと、ピアソラの音楽的背景を
押さえようとでも思ったのかしら(苦笑)

そういうオベンキョーなところを抜きにしても
これはなかなかいい1枚だと思います。


使ってるギターは何なのか
よく分かりませんが、
(もちろんエレキではありませんが)
ぽわ~んとしたムーディーな音ですね。

だから曲によっては響きが甘過ぎるというか
ハワイアン・ギターみたいだというか(苦笑)


「リベルタンゴ」の演奏時間は4分19秒。
ピアノ連弾版に近い尺です。

エンディングでちょっと
ギターの胴を叩くタップが入ります。

ピアソラの曲では他に
「アディオス・ノニーノ」など
全部で6曲収録してます。

「ブエノス・アイレス午前零時」の
タッピングや、弦をこする奏法(?)も印象的。


他の曲は全部、知らない人だなあ(苦笑)

全体的にやや微温的で、
だからムード音楽集という感じが
しないでもないですけど、
だから逆に「リベルタンゴ」の特異性
ピアソラの異端性(?)が
際立ってるような気もします。

他の曲にしたところで、
聴く時と場合によっては
なかなか心に沁みて、いいと思いますよ。

ピアソラ以外だと、
マリアーノ・モレスの
「ミリタリー・タップ」とか
ペドロ・ラウレンスの
「わが愛のミロンガ」が、いいかな。


ミロンガという
ウルトラ怪獣の名前みたいな(藁
単語の意味については、こちらを参照ください。