連弾版といっても、
1台のピアノで弾くのではありません。
(だろうと思う)

いや、1台と2台とで
連弾というかいわないか
違いがあるのかどうかも知りませんが(^^;ゞ

それはともかく、
「リベルタンゴ」を始めとするピアソラの曲を
2台のピアノで弾いたCDが
この Los Tangueros です。

$圏外の日乘-Los Tangueros
(Sony Music SK 62728、1996)

輸入盤を見つけて買ったら、
翌年、日本語版が出ました…orz

クラシック界の超絶技巧ピアニスト(らしいw)
エマニュエル・アックス(right piano)と、
第二期ピアソラ五重奏団のピアニストだった
パブロ・シーグレル(left piano)による
ピアソラ作品集です。

このCDは、いっとき、よく聞いてました。

全体的にムーディーながら、
ピアノ連弾なので(なので?)
ジャズな感じもされ、
テンポもよろしく、
当方の耳(趣味)にも
ぴったんこな感じなのですねえ。

曲によっては
グリッサンド、バリバリだし(藁

「フーガと神秘」、いいですなあ。

「デカリシモ」はワルツな感じで。

「ミケランジェロ '70」も
オリジナルよりピンとくる感じで(^^ゞ
(『タンゴ:ゼロ・アワー』のを聴いた限りでは)

「リベルタンゴ」の連弾バージョン、
演奏時間は4分11秒(!)
自分が持ってるCDの中では長い方の部類。
前奏部が長いんですけどね。

「アディオス・ノニーノ」も入っているし、
トータル・タイムは1時間ほどもあるし、で
ピアソラ・ワールドを堪能できますよ。

といっても、オリジナルとは違いますが、
前にも書いた通り、オリジナルより
こういうタイプの方が好きだったり(藁

楽器が少ない、というか
旋律が少ないから(たぶん四声部編曲だから)
曲の構造がよく分かるというか、
タンゴな感じが、かえって強まる感じがする
から? でしょうかねえ。
(知ったかぶり、入ってます。スマソ【^^; )