昨日放送の第8回は
原作の第四章「明石」にあたります。

『源氏物語』に登場する
明石の君のモデルとなった
という設定の
受領の娘・利子(としこ)を
奈央ちゃんが演じました。

ネタばれになるので詳しくはいえませんが、
利子がとる、ある行動から
イメージされるキャラは
長澤奈央というキャラに
ぴったりだったように思います。

利子の持つ葛藤(ないし屈託)を
台詞だけで感じさせなければならないのですが、
贔屓の引き倒しでなく、良かったです。

ただ、これはシナリオの問題ですが、
月のものがない、という台詞のニュアンスを
充分に拾いきれてないのが残念でした。

充分に拾いきるには、
もう1回分、必要でしたろうけど。

そうです、「明石」の回は
1回だけなのでした。みじかっ!


ちなみに、
勤めを引いた女官、そして
小袖の友人である白鷺役で
ご存知メレさま平田裕香も出演。

そして小袖の主人で、
紫式部として知られる
香子(こうし)を演じる純名里沙は
『花婿は18歳』(2009、武 正晴監督)で
奈央ちゃんと共演している
あの「純名りさ」だと
うかつにも最近、気づきました。

純名里沙や平田裕香と直接
台詞をやりとりする場面は
ありませんでしたが、
同じ日に全編を収録したのであれば
文句なしの共演です。

最後のキャスト紹介で、各出演者が
役名と自分の名前を言うところ、
聴いてて、なんだか
嬉しくなってきたことでした。



以下、おまけ。

近所にある大学の桜です。

$圏外の日乘-大学の桜(2011.4.13)

買い物に出た時に撮りました。
まだこんなに咲いているのがあったのに
感心して、パチリとね。