「りんごまつり」ライブ終了のあと
六本木に向かったのは、
TOHOシネマズ六本木ヒルズで行なわれる
オールナイト・イベント
「帰ってきたカノンの夕べ」を観覧するためでした。
六本木アニメナイト内でのイベント、
「カノンの夕べ」としては4回目となります。
『大魔神カノン』に奈央ちゃんが
イケチヨ役で出演しており、
今回も駆けつけるというわけで、
ヲ仲間さんたちと馳せ参じることになりました。
地下鉄大江戸線の六本木駅に着いたのは22:00頃。
幡ヶ谷からの交通の便は非常に良かったので
「りんごまつり」終了が多少押したにも関わらず、
なんとか間に合いました。

2階ロビーでヲ仲間さんたちと合流。
今回の席はEの10番。
真ん中通路の二つ後ろでした。
以下、長文になります。ご容赦ください。
最初にMCを務める西山洋介さんと
高寺重徳プロデューサーが登壇。
注意事項と自虐?入った予告トークの後、
当日のゲストが呼び込まれました。
まずは、役者・スーツアクターの皆さん。
里久鳴 祐果さん、奈央ちゃん、
木野本 直さん、和泉宗兵さん、標 永久さん、
伊藤 慎さん、杉口秀樹さん、大口与枝さんの順で登壇。
各人一言ずつの挨拶では奈央ちゃん、
「今日は皆さん、朝までコースということで、
張り切って、がんばっていきましょう」
と話してました。
ついでフォト・セッション。
今回は舞台上で全員並び、
イベントの看板を持った
里久鳴さんと奈央ちゃんが中央に。
フォトセッション後、
角川書店の井上伸一郎社長が登壇。
挨拶と共に「アニメ コンテンツ エキスポ」関連の
告知をしてました。
続いて、1月20日誕生日の木野本さんと
28日誕生日の井上社長にサプライズで
バースディケーキの贈呈。
会場でハッピーバースディを合唱した後、
木野本さんには里久鳴さんから、
井上社長には奈央ちゃんからケーキが渡されました。
ケーキに顔を突っ込む(ぶつける)という
ギャグの話になったようで、
奈央ちゃんが、ホントにいいんですか?! という
リアクションをする一幕も(藁
続いてバースディの2人を中央にして、
まさかのフォトセッション2回目の後、
東映チャンネルの番組「ピンスポ!」での
里久鳴さんが新番組告知を兼ねて
インタビューを受ける映像を上映。
この際、里久鳴さんと奈央ちゃんは
前列(A列)下手側に着席してました。
上映後、里久鳴さんが登壇。
大画面で観ると照れくさいと言う里久鳴さんに、
この後、この人なんかもっと照れることになります、
と高寺Pが奈央ちゃんに振ると、
客席の奈央ちゃんが
「ぜーんぜん平気だよ!」と答える一幕や、
テレビドラマ『花嫁のれん』の話が出た時に、
「観たー!」と間の手を入れる一幕も(藁
ひとしきり里久鳴さんに話を聞いた後、
奈央ちゃんが登壇。
お互い東映育ちじゃないですか、と言う高寺Pは、
今日は塚田Pも呼んだんですが、
角川に力貸すか! と思ったのか来てくれなくて、
なんて冗談を交えつつ、
(奈央ちゃん、塚田さん照れ屋だからとフォローw)
これから上映されるハリケンジャーの話なぞ少し。
9年前の映像を観てもらって、大丈夫ですか、
と話す奈央ちゃんに対して、
ねえ、あの頃からずいぶんお綺麗になられた、
と高寺P。それに対して照れ嬉しそうに
「いやいや」と応じる奈央ちゃん(藁
「18歳の時の演技なので、暖かい気持ちで観てください」
と奈央ちゃんがまとめた後、
里久鳴さん・奈央ちゃんの二人は
後方の座席に移動しました。
『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002~03)
巻之六「ハサミとくノ一」上映後、
奈央ちゃん、里久鳴さんの他、
本作ではカエンジ役を演じ、
タイムイエローとしても有名な和泉宗兵さん、
坂本太郎監督、鈴村展弘監督、井上社長が登壇。
里久鳴さん、ハリケンは初めて観たそうで、
「声が可愛い」と、まずは感想を言ってました。
奈央ちゃんは、「まだアフレコ慣れしてないですね、
グーに勝つのはチョキとか(会場笑)
ちょっと違っちゃった(笑)。ね、和泉さん」
と困ったらすぐに横に無茶ぶり(藁
井上社長は、好きな戦隊はと聞かれて、
デンジマンの名を挙げつつ、
もちろんハリケンジャーも好きで
「この星を守るために受け継いできた秘密の力」
という歌が最高なんですよね、と話してました。
それにしても美しくなられて、
と今度は井上社長に言われた奈央ちゃん、
「すみません」と応えて会場の笑いを誘ってました。
あの頃はだいぶムチムチだったので、
レッドの塩谷くんにボンレスハムとか言われてました、
という有名な(ですよね?)話も披露。
高寺Pが「塚田が奈央ちゃんに入れ込んでるのが
観てて分かりますね」と言えば、
鈴村監督が、巻之六の怪人の名前が
シザーンスになったのは、
『龍騎』の怪人の名前とダブったからで、
という裏情報を披露。
それを受けてプロデューサー同士、
裏で暗闘が、という冗談を高寺Pが言えば、
奈央ちゃんが
「龍騎の人たちと仲がいいと思ってたんですが、
違ってたんですか?」と聞いたりする一幕も(藁
ここで高寺P、ハリケンの劇中で
野乃七海が歌っていた「忍び恋」のカセットを
スタッフが持っていたと言って披露。
すごーいというわけで、
会場で持っている人います? とコールすると、
何人かレスポンスがあったようです。
ヲ仲間のKさんは当然持ってましたね(苦笑)
(ネット通販のみの特典グッズだったそうです)
売れない演歌歌手という設定を聞いた里久鳴さん、
先日、地上波で放映したVS劇場の
『轟轟戦隊ボウケンジャー VS スーパー戦隊』で
野乃七海、すごく売れてたじゃん、と言い、
ハリケンの最終回でアイドルデビューして
という設定(というか流れ)を聞いて、
「これ(カセット)があってのあれなのか~
感動した~」と反応してたのが面白かったです。
奈央ちゃん答えて曰く
「結構下積み長かったんだって」……(藁
続いて和泉さんに話が振られ、
実はハリケンジャーに出てるんですよと言えば、
「シュリケンジャーになれなかった唯一の人!」
と奈央ちゃんが応じて会場爆笑。
(詳しくは巻之三十九
「七の槍と謎の石」を参照のこと)
ただ、奈央ちゃんによれば、
和泉さんはハリケン・メンバーの集まりで
一緒になることが多く、
姜暢雄さんとも仲が良いそうで、
この人もハリケンだったのかと思っちゃう、
とか話してました。
前年のガオレンジャーから
CGが駆使されるようになったこともあり、
ハリケンは、いろいろとお金がかかってるなあ、
という印象の作品だという話になって、
タイムはガオの前で、昭和最後の戦隊かという話から、
奈央ちゃんが、アナログ最後の人みたいでレアかも、
とフォローw(?)
そのあと、和泉さんの髪の毛の話題の後、
タイムイエローだけ人気がない
という話に移ったんですが、
いちいち奈央ちゃんの反応が面白い(藁
タイムイエローが現代の地球に
子どもを残して未来に帰った話の時に、奈央ちゃん、
「え、リアルで?(笑)
そういうイエローだったんですか
淋しいお話なの?」
と応じて突っ込まれると、
「あたしガオからしか観てないんです」
と、ぶっちゃけたり。
タイムレンジャーの主題歌だけ、
子どもには歌えない(歌いにくい)ような歌で、
と和泉さんが言えば、
こないだカラオケで歌ってなかったでしたっけ
と奈央ちゃん。
和泉さん、そういう台本でしょうか、と高寺Pらに言い、
タイムレンジャーの主題歌の出だしを歌うはめに。
日笠淳プロデューサーを一瞬「ひーさま」とか
奈央ちゃんが呼んでいるのも面白かったなあ。
この後、高寺Pが、ハリケンを観ると
すごいことになってきた時代だと感じる、
要するにそれまでの戦隊ものとは
いろいろな意味で違う方法論が出てきている
というようなことを話し、
アバレンジャーのEDでダンスが入ったりしたのも
その方法論(新しい試み)の現われ
という話になった時に、
そうそう(アバの)Vシネでは踊りました、
ハリケンのEDでも踊りたかった、
劇場版でしかできなかったから、
とか奈央ちゃん反応してました。
その他、渡辺勝也監督が凝り性だとか
日笠Pが幹部を七人も出したことに対しての
鈴村監督の(あるいは周囲の)当時の感想とか
塚田Pと日笠Pの違いとか、
面白い話がいろいろ出たんですが、
そこらへんは長くなるので省略します。
(奈央ちゃんの反応もあまりなかったと記憶するし)
今回、奈央ちゃんが、
ハリケンのエピソードを選ぶにあたって
なかなかひとつに絞れなくて、
康平くん(山本)に電話して
決められないーって言ったらチョー笑われて、
どーでもいいと(笑)
姜(暢雄)くんに聞いても覚えてないと言うし、
あずちゃん(山本梓)に聞いたら、
「え~、どうでもいいじゃん」と
あの(フラビの)口調で言われた
というエピソードを披露した時は
会場爆笑の渦でした。
山本さんというのは、普段からあんな感じ
(フラビージョのような感じ)なんですか、
と聞く高寺Pに、そうですねと答えた奈央ちゃん、
あずちゃんのオーディションの芝居を見て、
フラビージョのキャラが作られたそうで
という裏話を披露しつつ、
久しぶりに(巻之六を)観て笑っちゃいました、
だって、「あいーん」でやられちゃうんですよ
あの娘(こ)に勝てたためしがないです、
と劇中の話なのか実際の話なのか(藁
そんな話もしてました。
フラビージョやウェンディーヌの
どかん、や、ばきゅん、という技は
モモレンジャー以来のお安い攻撃の伝統で
そういうのに子どもは敏感に反応するんですよ
と高寺Pが分析してました。
その後で、それまであまり話さなかった
坂本監督に話が振られ、
渡辺監督の撮り方の丁寧さを
アメリカのパワーレンジャーの
編集をやった経験をふまえて
話していたのが興味深かったです。
というところで休憩タイムとなりました。
以下、奈央ちゃんが登壇しないので
すっ飛ばし気味でレポートします。ご了承ください。
休憩後は『大魔神カノン』第1~2話が上映され、
高寺P、坂本監督、鈴村監督、
小坂一順(VFXスーパーバイザー)、
小池達朗アクション監督が
その場で生コメンタリーという趣向。
(皆さん、最後尾席あたりに移動しました)
衣裳を担当した方もいて、
イケチヨのカツラについて高寺Pが聞いてました。
初期と後期とではイケチヨのカツラが違うそうですが
なぜそうなったかというと、
初めの頃は奈央ちゃんがアクションをやる
という話を聞いてて、
初期のカツラはアクション向きじゃないなあ
ということで変えたそうです。
実際はアクションはなかったわけですが。
上映後、MCが壇上に立ってつないだ後、
続けて、生コメンタリー付きで
7~8話の上映がありました。
第8話は、紗綾の登場する回ですが、
紗綾は鈴村監督のお気に入りで、
オーディションの時には紗綾をカノンに
という推しもあったようですが、
年齢的に若すぎるということで流れた
という話が出てたと思います。
ハシタカが上っぱりを脱いでいるシーンでは
色っぽい感じが話題になりまして、
その流れでだったでしょうか、
イケチヨがカノンとお風呂に行く時、
イケチヨの上っぱりを脱いでもらおうと思い、
奈央ちゃんに言ったら、
奈央ちゃんは、いいですよ、と言いつつ、
でも脱いだら違うキャラになりますけど
いいんですか、と答えられた
という話も出てたと思います。
イケチヨの上着を脱いだら、衣裳的に
ただのレースクイーンになっちゃいますからね、
とは、奈央ちゃんがそのとき言ったのだったか、
高寺Pが解説的に補足したのだったか、
これはちょっと記憶が曖昧(苦笑)
7~8話の上映後、休憩となりましたが、
その間、オンバケ・キャラの
モンスターハンターのアイルをこの場で配信中
という告知がありましたが、
モンハンやらない自分には
何が何やら分かりません(苦笑)
隣に座っていたヲ仲間のTくんは
いつも持ち歩いているプレーヤーを出して、
さっそく捕獲(?)してました。
休憩後のステージには伊藤慎さんが登壇し、
これから上映される
『じゃあまん探偵団 魔隣組』(1988)
第27話「恋はスケボーに乗って」の
前ふり話をひとくさり。
この回でフィーチャーされる
魔隣組のメンバー江川ノボルを演じたのが、
伊藤さんだったのです。
上映後は坂本監督、鈴村監督、
杉口さん、大口さんも交え、
坂本監督が実際にメガホンをとっていた
ということもあり、様々な裏話や
当時のエピソードが話されました。
ちなみに、敵キャラクターのジゴマは
戦前のサイレント映画時代に
大ブームを巻き起こした
ミステリ映画のキャラクターで、
原作者はフランスの作家レオン・サジイです。
そのブームがいかにすごかったかというのは、
永嶺重敏『怪盗ジゴマと活動写真の時代』
(新潮新書、2006)に詳しいので、
詳しく知りたい人は、そちらをご覧ください。
同書の序文でも『魔隣組』に言及されてます(藁
このとき、杉口さんはJACKの養成部時代、
後楽園の素顔のヒーローショーで
奈央ちゃんの舞台を観ている
という話も出てました。
また、大口さんはスーツアクターではなく
ACファクトリーという劇団の団員だそうで、
第16話の吊りのハシタカとか、
自転車と接触しそうになって
転ぶカノンの吹き替えとかの他に、
最終回でのイケチヨを
ちらりと演じたそうです。
このトークの後、
「カノンのつどい」という15分ほどの映像と
三井住友海上のCM「GKガメラ篇」の
全バージョンとメイキングが上映されました。
「カノンのつどい」は角川書店広報部(?)の
スタッフへのインタビューを中心に、
それまでのイベントの流れを追ったものです。
「カノンの夕べ」第3回のフォトセッションや
バーガーキングでのイベントなどの映像中に、
自分も含めヲ仲間の姿が、ちらほらと(苦笑)
三井住友海上のCMは
観た方はご存知の通り、堀北さんが
ゴールキーパーをやるシーンが映ります。
普段テレビを観ないせいで、
このCMは初見でした。
CM中のサラリーマンではないけれど、
ガメラより堀北さんかなあ、やっぱ(藁
この2編の上映後、鈴村監督と、
高寺Pがこのあいだ
日芸の文化祭に呼ばれたとき知り合った
ガイガン山崎さんが登壇し
(これは台本になかったようでw)
特撮ムーブメントの今後について
10分ほどのトークがありました。
その後、休憩タイムがあり、それから
木野本さんと和泉さん、標さん、
ユモンジ(伊藤さん)、イパダダ(杉口さん)、
そしてMC西山さんを巻き込んでの
寸劇がありました。
なんか特撮マニアックな台詞が多かったですけど、
ただ一点、夜目が利かないと言う
和泉さん(だったかな)に対して、
木野本さんが山椒魚を食べると良いとアドバイス、
それは『悪魔の手毬唄』の良庵先生だな、
と応じるやり取りは、特ヲタには分かりにくかろう
と思ってしまった自分は、ミステリ・ヲタです(^^;ゞ
『悪魔の手毬唄』は横溝正史の作品で、
市川崑監督による映画でも
山椒魚のくだりは残されてましたね。
寸劇の後、出演者を交えてのトーク。
それから抽選会があり、
その後、『大魔神カノン』第14~15話の
生コメンタリー付き上映が行なわれました。
上映後、和泉さん、木野本さん、標さん、
杉口さん、大口さん、
坂本監督、鈴村監督、小坂一順さんが登壇し、
一言ずつ挨拶があって、
イベント全編の終了となりました。
劇場の外に出ても、まだ真っ暗でしたが、
地下鉄が地上に出る頃には日が昇ってました……。
最近は、朝の5時頃に寝ることが多く、
それでもその時は目が冴えてしまい、
帰ってから幡ヶ谷のライブのレポを書き終え、
ちょっと休もうと横になったら、
すっかり忘れていた仕事先から電話が(((( ;°Д°))))
あわてて仕事に向かう、という
オチがついてしまいましたとさ(-。-;)

上の写真は当日配られたフライヤーで、
例によって手書きのプログラム表の他に、
衣装の切れ端が入っていました。
紫色ですから、ハシタカですね。
当たりはキリノハのグリーンだそうで、
200分の5の確率だそうです。
プログラム表の裏には、
イパダダの憑衣が解けた幸太郎を
イケチヨが癒す時に歌っていた
「イケチヨのまじないうた」の
歌詞が載っています。
歌詞を書いたのは
関口美由紀さんだそうです。
以上、長文深謝。
奈央ちゃん、出演者のみなさん、
スタッフの皆さん、
ヲ仲間の皆さん、お疲れさまでした。
六本木に向かったのは、
TOHOシネマズ六本木ヒルズで行なわれる
オールナイト・イベント
「帰ってきたカノンの夕べ」を観覧するためでした。
六本木アニメナイト内でのイベント、
「カノンの夕べ」としては4回目となります。
『大魔神カノン』に奈央ちゃんが
イケチヨ役で出演しており、
今回も駆けつけるというわけで、
ヲ仲間さんたちと馳せ参じることになりました。
地下鉄大江戸線の六本木駅に着いたのは22:00頃。
幡ヶ谷からの交通の便は非常に良かったので
「りんごまつり」終了が多少押したにも関わらず、
なんとか間に合いました。

2階ロビーでヲ仲間さんたちと合流。
今回の席はEの10番。
真ん中通路の二つ後ろでした。
以下、長文になります。ご容赦ください。
最初にMCを務める西山洋介さんと
高寺重徳プロデューサーが登壇。
注意事項と自虐?入った予告トークの後、
当日のゲストが呼び込まれました。
まずは、役者・スーツアクターの皆さん。
里久鳴 祐果さん、奈央ちゃん、
木野本 直さん、和泉宗兵さん、標 永久さん、
伊藤 慎さん、杉口秀樹さん、大口与枝さんの順で登壇。
各人一言ずつの挨拶では奈央ちゃん、
「今日は皆さん、朝までコースということで、
張り切って、がんばっていきましょう」
と話してました。
ついでフォト・セッション。
今回は舞台上で全員並び、
イベントの看板を持った
里久鳴さんと奈央ちゃんが中央に。
フォトセッション後、
角川書店の井上伸一郎社長が登壇。
挨拶と共に「アニメ コンテンツ エキスポ」関連の
告知をしてました。
続いて、1月20日誕生日の木野本さんと
28日誕生日の井上社長にサプライズで
バースディケーキの贈呈。
会場でハッピーバースディを合唱した後、
木野本さんには里久鳴さんから、
井上社長には奈央ちゃんからケーキが渡されました。
ケーキに顔を突っ込む(ぶつける)という
ギャグの話になったようで、
奈央ちゃんが、ホントにいいんですか?! という
リアクションをする一幕も(藁
続いてバースディの2人を中央にして、
まさかのフォトセッション2回目の後、
東映チャンネルの番組「ピンスポ!」での
里久鳴さんが新番組告知を兼ねて
インタビューを受ける映像を上映。
この際、里久鳴さんと奈央ちゃんは
前列(A列)下手側に着席してました。
上映後、里久鳴さんが登壇。
大画面で観ると照れくさいと言う里久鳴さんに、
この後、この人なんかもっと照れることになります、
と高寺Pが奈央ちゃんに振ると、
客席の奈央ちゃんが
「ぜーんぜん平気だよ!」と答える一幕や、
テレビドラマ『花嫁のれん』の話が出た時に、
「観たー!」と間の手を入れる一幕も(藁
ひとしきり里久鳴さんに話を聞いた後、
奈央ちゃんが登壇。
お互い東映育ちじゃないですか、と言う高寺Pは、
今日は塚田Pも呼んだんですが、
角川に力貸すか! と思ったのか来てくれなくて、
なんて冗談を交えつつ、
(奈央ちゃん、塚田さん照れ屋だからとフォローw)
これから上映されるハリケンジャーの話なぞ少し。
9年前の映像を観てもらって、大丈夫ですか、
と話す奈央ちゃんに対して、
ねえ、あの頃からずいぶんお綺麗になられた、
と高寺P。それに対して照れ嬉しそうに
「いやいや」と応じる奈央ちゃん(藁
「18歳の時の演技なので、暖かい気持ちで観てください」
と奈央ちゃんがまとめた後、
里久鳴さん・奈央ちゃんの二人は
後方の座席に移動しました。
『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002~03)
巻之六「ハサミとくノ一」上映後、
奈央ちゃん、里久鳴さんの他、
本作ではカエンジ役を演じ、
タイムイエローとしても有名な和泉宗兵さん、
坂本太郎監督、鈴村展弘監督、井上社長が登壇。
里久鳴さん、ハリケンは初めて観たそうで、
「声が可愛い」と、まずは感想を言ってました。
奈央ちゃんは、「まだアフレコ慣れしてないですね、
グーに勝つのはチョキとか(会場笑)
ちょっと違っちゃった(笑)。ね、和泉さん」
と困ったらすぐに横に無茶ぶり(藁
井上社長は、好きな戦隊はと聞かれて、
デンジマンの名を挙げつつ、
もちろんハリケンジャーも好きで
「この星を守るために受け継いできた秘密の力」
という歌が最高なんですよね、と話してました。
それにしても美しくなられて、
と今度は井上社長に言われた奈央ちゃん、
「すみません」と応えて会場の笑いを誘ってました。
あの頃はだいぶムチムチだったので、
レッドの塩谷くんにボンレスハムとか言われてました、
という有名な(ですよね?)話も披露。
高寺Pが「塚田が奈央ちゃんに入れ込んでるのが
観てて分かりますね」と言えば、
鈴村監督が、巻之六の怪人の名前が
シザーンスになったのは、
『龍騎』の怪人の名前とダブったからで、
という裏情報を披露。
それを受けてプロデューサー同士、
裏で暗闘が、という冗談を高寺Pが言えば、
奈央ちゃんが
「龍騎の人たちと仲がいいと思ってたんですが、
違ってたんですか?」と聞いたりする一幕も(藁
ここで高寺P、ハリケンの劇中で
野乃七海が歌っていた「忍び恋」のカセットを
スタッフが持っていたと言って披露。
すごーいというわけで、
会場で持っている人います? とコールすると、
何人かレスポンスがあったようです。
ヲ仲間のKさんは当然持ってましたね(苦笑)
(ネット通販のみの特典グッズだったそうです)
売れない演歌歌手という設定を聞いた里久鳴さん、
先日、地上波で放映したVS劇場の
『轟轟戦隊ボウケンジャー VS スーパー戦隊』で
野乃七海、すごく売れてたじゃん、と言い、
ハリケンの最終回でアイドルデビューして
という設定(というか流れ)を聞いて、
「これ(カセット)があってのあれなのか~
感動した~」と反応してたのが面白かったです。
奈央ちゃん答えて曰く
「結構下積み長かったんだって」……(藁
続いて和泉さんに話が振られ、
実はハリケンジャーに出てるんですよと言えば、
「シュリケンジャーになれなかった唯一の人!」
と奈央ちゃんが応じて会場爆笑。
(詳しくは巻之三十九
「七の槍と謎の石」を参照のこと)
ただ、奈央ちゃんによれば、
和泉さんはハリケン・メンバーの集まりで
一緒になることが多く、
姜暢雄さんとも仲が良いそうで、
この人もハリケンだったのかと思っちゃう、
とか話してました。
前年のガオレンジャーから
CGが駆使されるようになったこともあり、
ハリケンは、いろいろとお金がかかってるなあ、
という印象の作品だという話になって、
タイムはガオの前で、昭和最後の戦隊かという話から、
奈央ちゃんが、アナログ最後の人みたいでレアかも、
とフォローw(?)
そのあと、和泉さんの髪の毛の話題の後、
タイムイエローだけ人気がない
という話に移ったんですが、
いちいち奈央ちゃんの反応が面白い(藁
タイムイエローが現代の地球に
子どもを残して未来に帰った話の時に、奈央ちゃん、
「え、リアルで?(笑)
そういうイエローだったんですか
淋しいお話なの?」
と応じて突っ込まれると、
「あたしガオからしか観てないんです」
と、ぶっちゃけたり。
タイムレンジャーの主題歌だけ、
子どもには歌えない(歌いにくい)ような歌で、
と和泉さんが言えば、
こないだカラオケで歌ってなかったでしたっけ
と奈央ちゃん。
和泉さん、そういう台本でしょうか、と高寺Pらに言い、
タイムレンジャーの主題歌の出だしを歌うはめに。
日笠淳プロデューサーを一瞬「ひーさま」とか
奈央ちゃんが呼んでいるのも面白かったなあ。
この後、高寺Pが、ハリケンを観ると
すごいことになってきた時代だと感じる、
要するにそれまでの戦隊ものとは
いろいろな意味で違う方法論が出てきている
というようなことを話し、
アバレンジャーのEDでダンスが入ったりしたのも
その方法論(新しい試み)の現われ
という話になった時に、
そうそう(アバの)Vシネでは踊りました、
ハリケンのEDでも踊りたかった、
劇場版でしかできなかったから、
とか奈央ちゃん反応してました。
その他、渡辺勝也監督が凝り性だとか
日笠Pが幹部を七人も出したことに対しての
鈴村監督の(あるいは周囲の)当時の感想とか
塚田Pと日笠Pの違いとか、
面白い話がいろいろ出たんですが、
そこらへんは長くなるので省略します。
(奈央ちゃんの反応もあまりなかったと記憶するし)
今回、奈央ちゃんが、
ハリケンのエピソードを選ぶにあたって
なかなかひとつに絞れなくて、
康平くん(山本)に電話して
決められないーって言ったらチョー笑われて、
どーでもいいと(笑)
姜(暢雄)くんに聞いても覚えてないと言うし、
あずちゃん(山本梓)に聞いたら、
「え~、どうでもいいじゃん」と
あの(フラビの)口調で言われた
というエピソードを披露した時は
会場爆笑の渦でした。
山本さんというのは、普段からあんな感じ
(フラビージョのような感じ)なんですか、
と聞く高寺Pに、そうですねと答えた奈央ちゃん、
あずちゃんのオーディションの芝居を見て、
フラビージョのキャラが作られたそうで
という裏話を披露しつつ、
久しぶりに(巻之六を)観て笑っちゃいました、
だって、「あいーん」でやられちゃうんですよ
あの娘(こ)に勝てたためしがないです、
と劇中の話なのか実際の話なのか(藁
そんな話もしてました。
フラビージョやウェンディーヌの
どかん、や、ばきゅん、という技は
モモレンジャー以来のお安い攻撃の伝統で
そういうのに子どもは敏感に反応するんですよ
と高寺Pが分析してました。
その後で、それまであまり話さなかった
坂本監督に話が振られ、
渡辺監督の撮り方の丁寧さを
アメリカのパワーレンジャーの
編集をやった経験をふまえて
話していたのが興味深かったです。
というところで休憩タイムとなりました。
以下、奈央ちゃんが登壇しないので
すっ飛ばし気味でレポートします。ご了承ください。
休憩後は『大魔神カノン』第1~2話が上映され、
高寺P、坂本監督、鈴村監督、
小坂一順(VFXスーパーバイザー)、
小池達朗アクション監督が
その場で生コメンタリーという趣向。
(皆さん、最後尾席あたりに移動しました)
衣裳を担当した方もいて、
イケチヨのカツラについて高寺Pが聞いてました。
初期と後期とではイケチヨのカツラが違うそうですが
なぜそうなったかというと、
初めの頃は奈央ちゃんがアクションをやる
という話を聞いてて、
初期のカツラはアクション向きじゃないなあ
ということで変えたそうです。
実際はアクションはなかったわけですが。
上映後、MCが壇上に立ってつないだ後、
続けて、生コメンタリー付きで
7~8話の上映がありました。
第8話は、紗綾の登場する回ですが、
紗綾は鈴村監督のお気に入りで、
オーディションの時には紗綾をカノンに
という推しもあったようですが、
年齢的に若すぎるということで流れた
という話が出てたと思います。
ハシタカが上っぱりを脱いでいるシーンでは
色っぽい感じが話題になりまして、
その流れでだったでしょうか、
イケチヨがカノンとお風呂に行く時、
イケチヨの上っぱりを脱いでもらおうと思い、
奈央ちゃんに言ったら、
奈央ちゃんは、いいですよ、と言いつつ、
でも脱いだら違うキャラになりますけど
いいんですか、と答えられた
という話も出てたと思います。
イケチヨの上着を脱いだら、衣裳的に
ただのレースクイーンになっちゃいますからね、
とは、奈央ちゃんがそのとき言ったのだったか、
高寺Pが解説的に補足したのだったか、
これはちょっと記憶が曖昧(苦笑)
7~8話の上映後、休憩となりましたが、
その間、オンバケ・キャラの
モンスターハンターのアイルをこの場で配信中
という告知がありましたが、
モンハンやらない自分には
何が何やら分かりません(苦笑)
隣に座っていたヲ仲間のTくんは
いつも持ち歩いているプレーヤーを出して、
さっそく捕獲(?)してました。
休憩後のステージには伊藤慎さんが登壇し、
これから上映される
『じゃあまん探偵団 魔隣組』(1988)
第27話「恋はスケボーに乗って」の
前ふり話をひとくさり。
この回でフィーチャーされる
魔隣組のメンバー江川ノボルを演じたのが、
伊藤さんだったのです。
上映後は坂本監督、鈴村監督、
杉口さん、大口さんも交え、
坂本監督が実際にメガホンをとっていた
ということもあり、様々な裏話や
当時のエピソードが話されました。
ちなみに、敵キャラクターのジゴマは
戦前のサイレント映画時代に
大ブームを巻き起こした
ミステリ映画のキャラクターで、
原作者はフランスの作家レオン・サジイです。
そのブームがいかにすごかったかというのは、
永嶺重敏『怪盗ジゴマと活動写真の時代』
(新潮新書、2006)に詳しいので、
詳しく知りたい人は、そちらをご覧ください。
同書の序文でも『魔隣組』に言及されてます(藁
このとき、杉口さんはJACKの養成部時代、
後楽園の素顔のヒーローショーで
奈央ちゃんの舞台を観ている
という話も出てました。
また、大口さんはスーツアクターではなく
ACファクトリーという劇団の団員だそうで、
第16話の吊りのハシタカとか、
自転車と接触しそうになって
転ぶカノンの吹き替えとかの他に、
最終回でのイケチヨを
ちらりと演じたそうです。
このトークの後、
「カノンのつどい」という15分ほどの映像と
三井住友海上のCM「GKガメラ篇」の
全バージョンとメイキングが上映されました。
「カノンのつどい」は角川書店広報部(?)の
スタッフへのインタビューを中心に、
それまでのイベントの流れを追ったものです。
「カノンの夕べ」第3回のフォトセッションや
バーガーキングでのイベントなどの映像中に、
自分も含めヲ仲間の姿が、ちらほらと(苦笑)
三井住友海上のCMは
観た方はご存知の通り、堀北さんが
ゴールキーパーをやるシーンが映ります。
普段テレビを観ないせいで、
このCMは初見でした。
CM中のサラリーマンではないけれど、
ガメラより堀北さんかなあ、やっぱ(藁
この2編の上映後、鈴村監督と、
高寺Pがこのあいだ
日芸の文化祭に呼ばれたとき知り合った
ガイガン山崎さんが登壇し
(これは台本になかったようでw)
特撮ムーブメントの今後について
10分ほどのトークがありました。
その後、休憩タイムがあり、それから
木野本さんと和泉さん、標さん、
ユモンジ(伊藤さん)、イパダダ(杉口さん)、
そしてMC西山さんを巻き込んでの
寸劇がありました。
なんか特撮マニアックな台詞が多かったですけど、
ただ一点、夜目が利かないと言う
和泉さん(だったかな)に対して、
木野本さんが山椒魚を食べると良いとアドバイス、
それは『悪魔の手毬唄』の良庵先生だな、
と応じるやり取りは、特ヲタには分かりにくかろう
と思ってしまった自分は、ミステリ・ヲタです(^^;ゞ
『悪魔の手毬唄』は横溝正史の作品で、
市川崑監督による映画でも
山椒魚のくだりは残されてましたね。
寸劇の後、出演者を交えてのトーク。
それから抽選会があり、
その後、『大魔神カノン』第14~15話の
生コメンタリー付き上映が行なわれました。
上映後、和泉さん、木野本さん、標さん、
杉口さん、大口さん、
坂本監督、鈴村監督、小坂一順さんが登壇し、
一言ずつ挨拶があって、
イベント全編の終了となりました。
劇場の外に出ても、まだ真っ暗でしたが、
地下鉄が地上に出る頃には日が昇ってました……。
最近は、朝の5時頃に寝ることが多く、
それでもその時は目が冴えてしまい、
帰ってから幡ヶ谷のライブのレポを書き終え、
ちょっと休もうと横になったら、
すっかり忘れていた仕事先から電話が(((( ;°Д°))))
あわてて仕事に向かう、という
オチがついてしまいましたとさ(-。-;)

上の写真は当日配られたフライヤーで、
例によって手書きのプログラム表の他に、
衣装の切れ端が入っていました。
紫色ですから、ハシタカですね。
当たりはキリノハのグリーンだそうで、
200分の5の確率だそうです。
プログラム表の裏には、
イパダダの憑衣が解けた幸太郎を
イケチヨが癒す時に歌っていた
「イケチヨのまじないうた」の
歌詞が載っています。
歌詞を書いたのは
関口美由紀さんだそうです。
以上、長文深謝。
奈央ちゃん、出演者のみなさん、
スタッフの皆さん、
ヲ仲間の皆さん、お疲れさまでした。